石井ちゃんTV解禁?

 ジムから帰ってテレビをつけたら、スポルトで「石井慧初出演」とかゆうので、ぶっとんで、仕事もへったくれもなく、テレビに釘付けになった。まず石井語録の復習から、番組ははじまった。「ハッスルしました」とハッスルハッスルモーションして、メダルもって暴やん顔負けのやんちゃな表情。まるでこれはもうもりやまつるのマンガそのもの。オカンもインタビューで「大阪のもんだから、笑わせないといけないと思ってるのとちゃう?まあそのうちなおりますやろ」みたいなカンジで、まさに予想通りののりだっただけに、あのカットは入れて欲しかったよ。
 アナウンサーとしての闘争心をかき立てられた三宅アナ「楽しみにしてマスタ」。女子アナが、今日のアンケートを発表。石井ちゃんに期待するもの、強さ、闘争心、・・・そして、トークトークでクスッと笑う女子アナ。石井ちゃん「トーク悲しいっす」。三宅「握手で人柄わかるんでしょ。やってみてよ」。石井ちゃん「言っちゃった手前、やらないわけにいかないっすよね」で、握手。石井ちゃん「心のきれいな、すなおな・・・」。三宅「ほめ殺し・・・」、おいおいおいここは「福田総理か!!」とツッコムところだろ、と言わんばかりの不機嫌な石井ちゃん。そして女子アナとも握手。三宅「どうよ?」。石井ちゃん「うれしいッス」。プロ野球について三宅にきかれた石井ちゃんが注目する選手は、「イチロー選手、金本選手、清原選手」。ktkrの表情の三宅「やっぱりそうですか」。石井ちゃん「格闘技じゃないっすから&%$#@・・」とわけわかめな表情。なんか怒られたのかと思ったが最後は「清原選手はすごいッス」。闘ってみたいのかね?w
 そして、ついに石井ちゃんコーナー。三宅「注目されてますね」。石井ちゃん「期待に応えられるよう頑張る」。三宅「トーク頑張るの」。石井ちゃん「トークは別に頑張ってない。人より、恵まれた感性を持っているので、出てしまうだけ。面白いこと言おうというつもりはないんです」。トークばかり言われることに石井ちゃん「たいへん怒ってます」ギラ!とメンチきりやがった。しかしそこは三宅「今日、方向転換してますよね」。石井ちゃん「ハイ 斉藤さんに言われました」・・・とかゆって欲しかったけど、言わないでポリポリ。
 試合についてきかれると「普段通り。自信と闘争心だけはあった」。ここで斉藤先生のインタビュー「なにをしなければいけないか熟知している。自分を追い込む。稽古はウソつかない。昔の自分を思い出してなつかしい。まっすぐむいて、正道を歩んで欲しい」とまあ、世界標準の連帯感を強調しつつも、メンチ斬って「よけいなこと言わないように」。わかははは。
 石井ちゃん「北斗の拳で言えば、ラ王になりたい。悪役だけど人気ある、みたいな」って、ラーメンか!わはははは。三宅「斉藤コワイ?」。石井ちゃん「イイ先生です」。三宅「昔の自分、って言ってましたね」。ここで石井ようやく炸裂「自分は自分。いっしょにされたくない。大切にして欲しい」。まあでも、決然と語って、石井らしさを強調したんだろうね。そして、石井は道を語った。
 柔道についてきかれると、「対戦相手のことを研究している。足を取ったりはしない。オーソドックスなタイプである」。対戦相手のことを研究しているというのは、前にもビデオを暗記するほどみているみたいなことは語っていたし、増田明美さんならば、ひとしきり語ったところだろう。世界選手権についてきかれると、「勝ちに徹して、横文字のJUDOをしたい」。三宅「え?」。石井ちゃん「そこで、つっこんでくれないと」。三宅「スンマソン」。ここで、「トーク64% つよさ12%」。
 かなりカチンときた石井ちゃん「ごるぁああ。みてろよ。強さはとくとみせる。強さは柔道だけじゃないで」。三宅「方向転換の生出演でした」。石井ちゃん「しゃべれてよかった」。三宅「斉藤先生は安心してるよ」。三宅はみたかんじチャラそうに見えないこともないけど、けっこうアツイ運動アナなんだろうと思う。いじり倒して、笑って消耗すればいいというかんじではなく、スポーツ界を盛り上げてゆくみたいな情念が迸っているような感じで、けっこうグッと来るものがあった。
 いやでも、これからなにがみれるのか、すげぇ楽しみになってきた。選手権すべて双手狩り一本勝ちだったら大笑いだけどな。そんなんじゃなく、格闘技ファンをガチンコセメントで釘付けにするような柔道がみられるんじゃないかという期待をしてしまうのであった。