横浜野毛とワキシュー

 今日は野毛地区のお祭りだった。最近は三時間、四時間炎天下ウォーキングもしているので、朝からぶっ通しで御輿をかついでもへっちゃらだったのだが、なんと寝坊して、午後からの参加になった。かなり高齢化がすすんでいるのか、日程の進行が早い。昔はまだまだまだまだと、なかなか終わらず、というか御輿出したら待ちきれずにすぐにかつぎ始めて、んでもって終わってからもやっちゃう、やっちゃう、でまたまたはじめちゃう、みたいな人たちもいて、日程は遅れがちになっていたように思う。その頃も、私は、ちょっとばかり参加して、すぐやめちゃっていた。悔やまれると言えば悔やまれるが、神経症でちょっとかつぐともう心臓バクバクだったんだからしょうがない。
 お祭りのシメの儀式で、野毛地区の発展みたいなことが話されていた。まあ最近はちょっとばかり注目されはじめてはいるようだ。けっこう面白い立ちのみ屋ができ、前々からある飲み屋なども、軒にテーブルをだしたりして、なかなかツボなものを提起している。ロコモンにも注目している日本テレビの県別の特徴かなんかをするバラエティの番組で、若いちゃんねぇが「みなとみらいもいいけど、あたし、最近ちょっと野毛にはまってるんだ」みたいなセリフをいっていて笑っちゃったけど、はっきりいって食い物屋だけなら、みなとみらいより絶対美味いと思うんだけどね。多分な身びいきな暴言を言えば、クィーンズなんて、さぼてんぼてじゅうみたいな私鉄沿線セットみたいな店揃えなんだぜぇ、みたいなことは言っておきたいカンジ。
 しかし、日テレで採り上げた中心は、やっぱり三陽なんだよな。例の意味深長なチンチン麺のお店。毛沢東もビックリ、周恩来もぶっとぶ、なんて今の若い椰子はわかんねぇだろ。店ができた頃はよく行ったが、「原爆入れますか??」というのが面白いから行っていただけなんだけどね。原爆はおろしニンニクどば、みたいなもの。ただ、ここは場末サブカル感覚に長けているというか、軒下にいち早くテーブルを出し、ワクワクするような雰囲気を演出してきた。安いしね。浅草の再開発のなんともアーティフィシャルな雰囲気と比較すると、野毛はかなりコアなところがあると思う。私は、計画だとか、グランドデザインだとかいうのはあまり好きじゃないので、よけいよく見えるのかも知れないんだが、けっこう野毛も捨てたモンじゃない。ないのは、方向性と、ナイスコピーと、メディア戦略くらいじゃないのかね。野毛でぐぐってみたら、公式HPとかあるけど、すごいなと思ったのは次のブログでしょうか。かなり面白いし、役に立つ情報がたくさんあります。
http://blog.livedoor.jp/ktake719/
 制汗スプレーというのは、デオドラントボディペーパーとともに夏には欠かせないものであった。なるべく汗をかかないようにして、かき始めたらすぐに拭きまくり、そしてシューッとやっていた。過去形で語るのは、最近はけっこう汗をかくようにしているということで、ケロケロになるまでかいたら、木綿のタオルで拭いて、着替える。そのときにボディーペーパーやスプレーを使うこともある。この辺をくりかえすと、発汗にナーバスになることもなくなり、けっこうイイカンジである。気分の問題だけかもしれないが。
 それはいいのだが、制汗スプレー、人によっては「ワキシュー」というなんとも含蓄のある異名を用いることもあるようだが、それはともかくこれは脇にのみ用いると思っていたら、鬼馬鹿にされた。別にムネシューでもヘソシューでもチソシューでもいいでわないか!というのだ。馬路かよ。と思った。一応上半身に使ってみたら、パウダースプレーは実に心地よいものがあった。しかし、アディクションになるほどではない。入試監督だとか、推薦の面接だとか、これというときに勝負シューをしようという、なんとも含蓄のあるpun pun pun になっちまったりしている。