二つの銅メダル

 滝田洋二郎の、というかもっくんの「おくりびと」が話題になっている。この監督は、最初の頃のちょっとおとぼけっぽい作品のほうが好きなんだが、この作品はちょっと注目である。というのは、ビックコミックで読んだマンガがなんかよく見えたからだ。正直、こんなもン映画にできるもんかよ、とか思ったんだけど、もっくんといえば、例のお茶のCFを思い出すし、なら、ありかもとか、思ってしまうのである。
 きゃすてぃんぐぅで、まあピロスエはどうでもいい、と言いたいところだけど、『リップスティック』だけは、池脇千鶴の真白があまりにトラウマだったからだけなのかもしれないが、馬鹿にいい印象になって残っている。だから、お茶の2人で逝くべきだったんじゃないかとは、思わない。w それはともかく、吉行和子余貴美子笹野高史はいいとして、山崎努はパチンコ仕事人やりすぎて、おまけにクロサギを見過ぎたせいもあり、どうなるんだろうか、などと思ってしまったのだが、サイトで予告編を見たら、かつていいと思っていた頃の滝田洋二郎的な出だしから、上手く持って行っている感じがした。ぜってぇマンガのほうが(・∀・)イイ!!に決まっている、と思って見に行こうかと思う。
 閑話休題。昨日のソフトボールは勝つわけないと思って泳いでいた。今日の400リレーもメダルなんかとれるわけないと思っていた。で、夕方から小平の藤乃木にメシを喰いに行き、学園西、鷹の台、小川、八坂、萩山、小平、花小金井と歩いたんだけど、強いところは失格になっちゃったわけで、なんか、ほんとうにもしかしてもしかするかもとか思いだして、関前の武蔵野大のところでバスに乗って帰ってきて、テレビをみることにした。塚原直貴がぶっとばして、末續、高平慎士とつないでアンカーに渡ったところでまさかの2位。サクッと3位になって、はいはいはいお疲れさん、となべあつの顔していたら、抜く予定だったブラ汁が抜けねぇの。笑っちゃったよ。つーか、すごすぎるというか。朝原宣治たちの雄叫びは、この大会で一番魂に来たかも知れない。w
 インタビューの塚原は、森進一みたいで、わけわかんなくなっていて、これは歴史に残るインタビューなんだろうが、どっかの局が「きもちえー」に匹敵することばを拾わないと、ダメだと思う。塚原は、完全にテンパっていて、末續とか高平とかインタビューしているとき、笑いがとまらねぇってかんじで、うしろでわらってんじゃねぇお、みたいな。末續がちょっとゆっていたが、黄色人種には非常につらいものである競技に挑戦するということは、いろいろ思うところはあるんだと思う。そこで一定の成果を出したことは、男子バレーがクイックや時間差を開発して金メダルをとったことなども思い出したりした。ちょっとカッコつけて言えば、今度のオリンピックで印象に残ったのは、水泳の400リレーと陸上の400リレーであろう、っつぅことでしょ。やっぱ。
 そのあと、ネット見ていたら、ソフトボールの宇津木元監督が、げんをかついで、全部ピンクの下着でキメていたというのを読んで、噴いた。いや別にピンクがヘンとかそういうことではありません。ちうか、別にそんな不思議なことじゃないらしいですね。ピンクでキメていたというのは。われわれで言えば、普通トランクスだが、たまたまボクサーパンツはいていたら勝ったので、げんをかついでボクサーパンツくらいのことらしいです。そういうことじゃなく、全部、ということなわけでございますよ。たぶん上も下もくらいの意味なんでしょうが、ガードルとか、あと名前はわからないんだけど、なんか胴あてみたいなやつとか、キメまくりだったりしてみたいなことで、笑ったわけです。