八角弁当

 グーグルストリートビューというのはすごいですね。これってどうやって撮ってるの?わけわからん。今みても昼間の画像が出るから、ずっと写しているわけじゃないみたいですね。しかし、2chとかみていたら、フォーカスしますた、みたいなビューもあり、いろいろまた一騒ぎありそうなかんじですね。たとえば、ストーカーにタゲられたお家に接近することなく、その映像を映すことも可能なわけですよね。毎日それを見ている人がいると考えただけで、なんか心的につらいものがあると思うのですが。それはともかく、とりあえずは楽しく利用してみようということで、女子大とか、岡大とか(うつらない)みたあとに、昔住んでいたあたりとか、なつかしくみました。そのあとで自分の実家の住所の町名を入れたら、いきなりうちがうつってビビリました。誰か検索したのだろうか?町名だけでいきなりうちっていうのはどういうことぢゃっつうの。
 それはともかくとして大阪からの帰路、なんか大阪らしいものを食べて帰ろうかと思い、うろうろしたのですが、前に食べた美味いうどん屋がどこにいったかわからないで、ううううと思っていたら、串カツ屋があり、よほど食べようかと思ったのですが、入ったら、たぶん五本や六本は食べるでしょうし、いやそれじゃきかないだろうなぁ、などと思いつつ断念。たこ焼きもお好みも脂っこいし、・・・と思っているうちに、やはりここは一つ八角弁当にしてしまおうか、ということで、電車に乗ってしまいました。
 かなり時間があったので、新大阪の駅を観察しましたところ、やはり老舗のお弁当屋さんである水了軒は、前よりは数が少なくなっている感じです。まあ、ジェイアール東海パッセンジャーズのお弁当も美味しいことは美味しいのですが、やはりもう少し考えた方がいいんじゃないかなぁとも思ったりしました。
 水了軒の出店をみたら、いろいろお弁当がありましたが、迷わず八角弁当を購入しました。見本の他に、パッケージにマジックみたいなので、「有名駅弁」と書いたのが貼ったやつがあり、笑ってしまいました。岡大にいた頃はたしか800円くらいで、他にもっと高価なお弁当があったのですが、1100円になっておりました。そして、いつのまにか一番高い方の弁当になっていました。
 新幹線に乗って包みを開くと、大阪の研究会に出ていた頃を思い出し、グッと来るものがありました。あの頃は今と比べればお金もなく、心身ともにボロボロな状態だったんですが、どん欲に勉強していたと思うし、新幹線に乗って大阪に出てきてちょっと贅沢な駅弁を食うという一時は、かけがえのないものだったなぁと思ったわけです。
 メニューはまったく変わっていません。煮物は、高野豆腐、昆布、タケノコ、にんじん、なす、お多福豆、白インゲン豆?、ゴボウ、穴子のくるくる巻き。魚、鶏ロースの焼き物、イカの黄金焼きみたいなの、エビ、かまぼこ、そら豆。そして、ごはん。それと柴漬けですね。特に特徴があるって言うわけではなく、ランキングなどではイカめし、カニめし、ますずしなどに上位をゆずっていますが、駅弁ガイドなどでは、常に高い評価を受けていて、「日本一」とまで言う人がいるらしいです。今でこそ東京駅の駅弁も美味くなりましたし、品川駅など隠れた名品も数多いと思うのですが、東京駅が二段重ねトンカツ弁当とか、鬼ベタなものが「名物」などと言っていたころから、というか、そのころ多くの駅では、焼きサバがドカンと入った弁当とか出していたようなころだったわけだけど、そんなころから、これを出していたということなわけで、そういう意味ではやはりさすが大阪と思うんですが。詳しく写真が出ているサイトを引用しておきますです。
http://www.zeicompany.co.jp/ben/ben-013.html