第二回気の毒な夫選手権

 行列のできる法律相談の気の毒な夫選手権ですが、期待通りの面白さだった。次長課長河本について言えば、明大前ネタへのツッコミはなく、ふつうに怖い嫁はんがどんなんかということが紹介されていて、くるぞくるぞということはあったものの、むしろオール阪神師匠に花を持たせた感じ。麻雀に行くときに、釣りに行くといって釣り竿持ってでかけるネタを紳助がもちだすと、ほとんど知っている人がいないらしく、がちでビビっているカンジであったものの、「まあカットするから」みたいなことで、さえずり歌いまくる阪神師匠。阪神妻は、億単位で稼いでいる実業家らしい。
 で、ノムさんが登場したりして、ホッと一息というところで、鬼嫁登場したのがこの実業家。「浮気をしたら、巨人と寝たる」とか、ものすごいネタかましまくり、さすが大阪のおばはんはひと味違うみたいなことで、ちゃんちゃんかと思ったら、ここでサプライズというか、なんというか、このおばはんがいきなり次長課長ネタ。この前飲んでいたとき、ホテルで嫁はん待たしとるとかゆって帰ったが、あれおねーちゃんやろ、と爆弾発言、しかも2回くり返して、河本米つきバッタのように土下座。ウケまくって、でも、カットされるだろうみたいなことだが、ガチで放送してしまった。最も気の毒な夫は河本となった。それにしても、世界チャンプの「長谷川穂積+妻」とかゆう検索でここにアクセスされる理由もわかった。だって出てたんだから。
 倉科カナエリートヤンキー三郎のヒロインに選出かと思ったら、まったく別のやつになっていて、かなり興味が削がれる結果となった。みっちりんとはしゃぎすぎとも言えるが、まあ、いろんなことがあるんだろうね。コンバットでは絶好調だし、イーンジャナイかなとは思うけど。でコンバットだけど、ぐだぐだというか、ちょっとツボなものとは傾向の違うものがならんだ。
 バイトにかける男 15年目のリーダー。バイトにかける男斉藤。そのバイト先のファミレスに元同級生(柔道チャンプ)が客で来る。後者大卒勝者。前者短大バイト。週休2日。彼女とデート。前者15年バイト。週休一日。彼女いない。つきあいたいけど遠慮しまくり。洗濯そうじのおばちゃん。まかない。でも、「リーダーだから」と自慢しまくり。彼女登場。BURNの高坂じゃないほうの椰子。さぼりおこられ。レジさわらないで。店長に叱られる。見栄はってビール振る舞い。最後はレジさわりまくって、カオス。大がかりなセットで、時間使ってなにやってるんぢゃみたいな。ペペロンチーノ83個。わけわからん。
 青森から来た嫁。夫元気と高坂が、バイト先で金をパチったお父さんを迎えにいく。温情で許したとかいわれているところへ、高坂言い訳しまくり。しかし、お父さんは小刻みにカオスになり、袋とじ切りまくったり、徐々にカオス。娘も娘。バイクぱちって、部費抜きまくり、公衆便所・・・、と過去の悪行三昧をうたいまくる。青森弁で、なんとなくやばそうなことを言っている感じだが、わからない。だんだんとお父さんは暴走し、最後はふたたびアトミックドロップか、と思いきや、爆竹。大金パチって、本性まるだしのカオス。
 クリス・ベップラー。即入英会話講座。すぐに頭に入ってくる、っていうやつね。つーか、これ自体がネタなのかも知れない。本日の例文1。ベートーベンよりバッハが好き。これじゃあたまにはいらない。じゃあなにかというと、アダルトビデオよりNHK体操が共感できる。洋物ははげしいが刺激的ではない。前者はマニアネタなんだろうな。ラジオ体操に萌える椰子はたしかに過去に数人であったことがある。
 後者は言うまでもないだろう。昔よく映画を名画座に見に行っていた頃、どうしようもねぇ洋物ポルノが、超絶マニアックなゲージツ作品とかまされていて、後者をみるために洋物を二つもみなければならず、鬼苦痛だった覚えがある。さんまちゃんがよく真似しているスーハーとか、舌打ちとか、画面のほとんどがぼかしとか、まあツッコミどころは満載で、面白くないこともないんだが、なんかドライな削岩機魂みたいな映像は、5分もすると飽きてくる。たとえそれがミッチェルブラザースがつくったものであっても、大同小異だろう。日本ものはよくみていた時期がある。誰でも一度は思う、撮ってみたい、みたいなことと関連している。この文学作品を映像化したらとか、多分に権威的な借り物競走のような発想しかない自分に気づいて、あっとゆうまに鎮火したのだけれども。