植田ダイブ異聞

 火曜日のゼミと水曜日の共通科目が来週までなので、木曜日の概論も来週までだと思ってタカをくくっていたのだが、何と今週までだとわかり、大あわてでまとめのプリントをつくることになった。森毅が、1年かかってやってわからんものを、1回でまとめてなにになるんだ、などと言っていたが、まあ試験もあるし、鳥瞰する図式化はそれなりに有効なのではないかと思う。
 テキストは有斐閣の『Do!ソシオロジー』なんだが、半年かかって4章の地域社会論の途中までしかできなかった。説明がくどかったと言うよりは、関連項目を補充しながらやった感じだ。このテキストは、シンプルに社会学観を示したあとに、領域別に現代社会論を展開している。近代化→第二の近代化、という区分で全体が鳥瞰しやすく、それを一方の軸にして、もう一方の軸に領域があるわけだが、それだけではなく浅野本の「関係性と規範」という視点を分節してゆき、基本視点としてギディンズの純粋な関係性などをおくと、かなりきれいに諸概念が整理できる。自分ではわりに上手く講義できたと思っていたら、社会学コースの希望者が鬼減少の可能性が出てきて、やっぱくどかったかとか、やっぱレベルが低かったかとか、いろいろ反省した。でも、むずかしすぎたかとはみじんも思わないところが、なんともとほほだ。
 とりあえずプリントを完成させて、ようやくホッと一息ついて、腹へりほろだったので、小平までメシを喰いに行く。帰りは当然徒歩。一橋学園から、青梅街道、萩山、小平、花小金井から、関前まで自転車道を一直線、そこから五日市街道に出て、家まで約14キロ。荷物を持ってでなかったので、時速5キロはでていたはずで、二時間半ちょいくらいだった。帰ってネットをみていたら、植田ネタが出ていた。爆笑してニュースを見たら、皮相な覚悟の吐露だった。すんまそん。

「五輪で倒れるなら本望」男子バレー植田監督、壮行会で決意

 北京五輪に出場するバレーボール全日本男子の植田監督と朝長、石島の両選手が9日、堺市内で行われたVリーグ・堺の壮行会に出席し、16年ぶりとなる五輪での活躍を誓った。


 植田監督は現役時代、堺の前身、新日鉄に所属。引退後は監督も務めた。五輪出場を決めた後も、休む間なく、体調を崩し気味の植田監督だが、「五輪で倒れるなら、それも本望」と熱血漢らしいコメント。朝長、石島も「五輪に行くだけでは意味がない」「最終予選のような強い結束力を北京でも見せたい」などと意気込みを語った。
7月9日21時26分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080709-00000058-yom-spo

 しかしさ、五輪で優勝したら、植田家の人々のように、植田も、朝長も、石島も、みんな植田ダイブして、ウネウネしてもらいてぇよなとか、思わないことはないよ。つーか、植田は、応援してくれる偉いさんとか、故郷の人々の集会に行って、「あれやって」とか言われてるんだろうか??大サービスでそこら中でダイブしまくっていたら、笑えるよな。その昔、くっさめくっさめというCFに出た狂言師が、地方公演とかで「あれやって」とかゆわれて、大サービスで、「くっさめくっさめ」とやっていたというからね。ともかくメダルが決まったりしたら、植田と、石島と、ジャニと、マナティかなんかで、雲丹雲丹してもらいたいですね。