二輪明宏と化けたマナティ

 夕方くらいまで仕事をしたりしていたんだけど、突然藤の木の生姜焼きがどうしても食べたくなって、精神的にぶったるんでなんか喰いたいというよりは、身体が豚肉を欲している感じだったので、決然と喰いに行くことにした。大根おろしののったふぶきにしたので、けっこうあっさり目で、野菜を多くとろうと思って、キャベツひと皿というのを追加した。これがすごいもので、よくあるお箸でひとつまみかと思ったら、大皿に山盛りだった。まあ、キャベツだからさっくり平らげた。
 藤の木で食べたら帰りは歩くわけだが、学生時代にバイトをやっていた久米川のほうに行ってみようかと思って、学園西町から萩山、そこから多摩湖自転車道に入って八坂、そこから久米川に出た。久米川駅の北口は再開発みたいな工事をしていて、昔よく寄った書店などはなかった。昔からそうだが、なんかこの街はちょっとやんちゃな中高生がチャリで集団走行していたり、コンビニのまえでたむろしていたりしたが、今でもそんなカンジなのが多い。なんか昭和なカンジがした。昔バイト先の塾のガキとハイパーオリンビックを定規使ってバンバンやったゲーセンだけはあった。新青梅街道に出るとケンタとかがあって、ナントカ道を思い出して、塾のほうにいってみたのだが、建物は残っていたものの会社のようになっていた。で、引っ返して、野火止用水から萩山に出て、そこから一直線に多摩湖自転車道を境北まで。約15キロメートル。家まで歩こうかと思ったが、はてなの通りがかりさんにコメントをいただき本を教えていただいたので、本屋が閉まらないうちに吉祥寺に着くためバスに乗ってしまった。まあ、15キロ歩いてもけっこうつかれたのでまあいいやというかんじ。
 先週のエンタの神様の録画を見た。鳥居みゆきが、ニョッキに続き、ダイヤというきわどいわけわかめネタが出て、笑うことは笑ったが、ヒットエンドランはガキには流行らないだろうね。タカダコーポレーション。なんか現代社会を象徴するようなユニットだといつも思っている。ねえさんのほうが、とくに。
 子供に大人気のフランチェン。おはようサン!3でアホになった。「はじめからからアホだろう」と言われたあと、いつもの展開で「ええよ!」。ちょっとひねって、「人間の血液が大好きなんですよ、ってそれはドラキュラだろ」と一人漫才。これはお笑いファンがテクニカルタームかましどころであるわけだが、狙ったねたなのかね。
 二輪明宏。魔界からの物の怪。なんじゃいそれ。「私のオーラで燃やすわよ」などと出てきて、「2代目を勝手に買って出た」って、だぢゃれかよ!みたいな。んでもって、「あたしの悩み聞いてくださる。すごい悩みがあるの。オーラが見えないのよ」。「携帯電話もってらっしゃる。あたしもあるのよ。電話番号交換しません。012032。べらべたね」。こいつが実は、フランチェンだったら大笑い。番組自体。キャラ姉さん百変化系だし、ありえなくはないだろ。
 ハイキングウォーキング。ふつうに漫才みたいのやってるけどどうにも絵面がカオス。特性のないツッコミ男、なにげに上手いのが笑える。いややっぱりこいつが制御してるんだろうな。このユニットは。
 マナティ。かやちゃん+貞子のやつだということは記憶しているが、素顔おぼえきれねぇ。w ちょっとハアト系の人なんだが、家政婦はみたネタ。こいつのパフォーマンスの特徴は、裏局域表局域シンクロシマクリの一人ゴフマンみたいなのがポイントなんだな。はじめてわかったよ。w つーか、最後シャウトするだけでなく、背面でカサコソかやこ歩きしろよ、みたいな。w そして、ktkr.憑依して「ケケケケケ」、わはははははははこいつ天才だな。最後は横回転。縦回転希望者殺到だろ。w つーか大化けの予感かも。