金曜日は都心に用があり、けっこう遅くなった。下町付近を散策して、山手線まで歩いて、東京駅から座って中央線に乗ろうかと思って、ホームに出たら、電車が止まっていた。信号故障で復旧の見通しが立たないということだったので、とっさに地下に降りて行き、最終の丸ノ内線に飛び乗った。あまり混んでいなかったし、荻窪まで行けば、最悪あるけばいいやみたいなカルイ気持ちだった。
ところがである。一駅ごとに混んできて、赤坂見附くらいから今までに経験したことのないような混み方になった。座っている人に覆い被さってしまう。散策したから汗をかいていたし、その前に非常勤ふたつやってずいぶん汗をかいていたし、しかもポロシャツは運悪く部屋干しだったし、中途半端にコロンをかけていたし、汗臭香なんてモンじゃないことになっていたと思うが、もう倒れ込まないことだけを考え、身体を支えていた。新宿で少しすいて、場所を変えると、前にいた女性が涙ぐんで口を押さえていた。直接接触はなかったはずだが、アレルギー反応が起きた感じで気の毒だったが、こちらも最大限の努力をしたので、黙礼をしたにとどめる。
さらに、空くと思っていたら、新宿から先がさらに混んで酷かった。身体のあちこちが血行不良でしびれてくる感じで、圧死するのではないかとすら思うくらい。うしろに華奢な女性がいたが、この人は目が合うとニコニコしていたので救われた。蓄膿だったのかもしれないが。さらにさらに中野坂上でものすごく空くと思ったら、さらに混んだ。私のまわりにいた男性はみんな汗びっしょりになって、一時過ぎに荻窪に到着した。タクシーは、新宿武蔵、中野青葉どころではないものすごい行列で、諦めた。まだ、中央線は動いていなかったので、やけくそで１８番でラーメンを食べ、歩いて帰る決心をした。ラーメンを食べ終わったら、雨が降り出し、トホホになって、改札にいったら、西船橋在住の人が、どうしてくれるんだと、抗議していた。私が不安そうにしていたら、その人が下りの混み具合などを教えてくださり、結局電車で帰った。たぶん東京駅で乗った電車で待っていれば、クーラーも効いていたし、そんなには混まなかったと思う。
くたくたに疲れてしまい、結局関東社会学会の部会に遅刻していった。聞こうと思っていた報告がほとんど終わっていて、もう一つ聞こうと思ったのはレジュメがなく、どうもブッチしたくさいので部屋を移った。そこも聞こうと思っていたのはレジュメがなかった。で、宮台ゼミ部会でも覗こうかと思っていったら、何と大将降臨で、すごいことになっていた。そうか、しまったと思った。最初からここにいれば、いろいろみれたのに。ううう。一応みくしで実況をしたが、少ししかいなかったのでいささか臨場感を欠いたものになった。くじら軒でラーメンを喰い、国際プールで泳ぎ、家に帰ってネットを見たら、グレート草津さんの訃報を岡大プロレス研究会の酒井君のブログが伝えていた。
▼21日午後１時すぎ、国際プロレスで活躍したグレート草津さん（本名・草津正武）が静岡県三島市のガンセンターで死去。享年66歳。詳細は「ニュース・スクランブル」にて。<21日16時35分送信>
まだ６６歳、、、ファイトぶりは存じませんが、プロレスの歴史で必ず目にする名前です。
プロレス界への貢献、おつかれさまでした。心からご冥福をお祈りします。
http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2008/06/post_fa9d.html
４の字ができる猪木とか、アメフト出身とか、ファイトの前にガシュッと気合いを入れるポーズとかいろいろ思い出す。ご冥福をお祈りしたい
