巫女カフェ

 今日は3年ゼミなのだが、教えていて思うのは、毎回すごい宿題と課題文献を指定して、口頭試問しまくるみたいな授業をするとかなりよく育つような人々が年々増えているということである。これは、困っちゃったなぁという意味もなくはないが、それは悪しきノスタルジアで、もしかするとこれからの大学はそんなふうになってゆくのかも知れないとか、思わないこともない。書かなければならない原稿もいろいろあるのだけれども、今さらながら野中郁次郎などを片っ端から読んでいる。まったく関係ないものと思っていたのだが、新著をかみ砕いてノウハウっぽいものにしようとする作業の一環でアブダクションについてしらべているうちに逢着した。読んでみると非常に面白い。もちろん自分の専門という意味での節度は持っていたいと思っている。社会学でもこの分野に詳しい人は多いし、今さらなんだかんだ言うこともないのかも知れないとも思っている。
 ヨーロッパで日本のアニメの影響もあってV系のバンドがけっこうブレイクしているというニュースがちょっと前に出ていて、ヴェルサイユとかゆうバンドのプロモを見た。ニューヨーク・ドールズでも赤松愛でもないなかなか興味深いカンジでありました。そっちはともかく、ふたたびアキバ新機軸がみくしに報道されておりました。『「巫女」コンセプトのカフェがアキバに−ライブステージも併設』(アキバ経済新聞 - 06月17日 17:50)。耳かきサロン萌え枕とかゆうのもぶっとびましたが、いろいろ考えるものですね。

 同店は中央通り沿い小暮末広ビルの7階・8階で展開する「巫女」をコンセプトにしたカフェ。8階のカフェでは、スタッフが巫女のコスプレをして接客するのが特徴。来店客を参拝者に見立て、退店時に巫女スタッフが退店客に「お祈り」を奉げる。巫女スタッフのおはらいを受けることも可能。


 メニューはおにぎりや甘味、ソフトドリンクなどのほかゲームなどを提供する。7階のイベントスペースでは巫女スタッフによるライブステージなどが行われる。イベントスペースで実際にステージに上がった巫女とイベント終了後に8階のラウンジで直接話すことができるシステムも導入する。料金は、8階=入場料1,000円(1ドリンク込み、1時間の時間制限制)、7階=入場料1,500円(1ドリンク込み)。イベントのみ、ラウンジのみの入場も可能。イベントは平日=2回、土曜・日曜=4回を予定。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=520745&media_id=27

 巫女の元々のかたちをある程度知っていると、なかなか意味深長に思えてしまったりしますが、やはりそれは考えすぎというものでありましょう。それよりはイタコカフェとかできないもんすかね。喫茶恐山とかやって、たけしの番組で馬脚をあらわした「マリリンよ☆」とか日本語でゆってマリリン・モンローの霊を呼び出すというギャグ路線だけではなく、あなたはもう十分頑張った、思う存分お泣きなさい、みたいに号泣タイムがウリみたいなのは、ちょっと面白いかも知れないと思いマスです。
 ペケポンを見ていたら佐藤唯というのが出ていた。山形弁アイドル。いろいろでますね。ソニンの妹みたいなカンジですが、香奈みたいな雰囲気も湛えていて、なかなか可能性ありじゃないかというふうにも思われました。これって、仲川秀樹さんが調査した酒田市の地ドルと関係あるんでしょうかね??