口パク Peachy's

 卒論をどう書き始めていいかわからないという学生がいて、とりあえずネタが決まっている椰子は、歴史と概要でも書いておけば、気持ち的に安心☆とか言ったりもするのですが、よい論文の場合そんなものはあとではずしてしまうわけですから、やはり本格的に先行研究の概要をまとめろとか、言ってみたりもするのですが、それもまた「言いたいこと」がないとわけわかめになってしまいます。まあとりあえずその主題に関する重要文献の中から肌に合うものを選んで、「ここまでは認めるけど、これは反対で、自分はこう思う」みたいなことを、1行〜2行で書いてみて、認める点、反対意見、自説を丁寧に書いていけば、たぶん楽々4卍は超えると思います。いろんな研究が多々ある中で、何でその本が面白いと思うのかを書けば、先行研究のレビューと理論構成になる。反対意見の論理的、データ的論拠を丁寧に書けば、本論になる。ことばをきちんと定義し、論理を丁寧に展開し、説明が足りないものはかならず説明を加え、枝葉の部分は注にまわし、注でも詳しい説明をして、・・・枚数はいくらでも増えていく。まあ面白くなってくる頃には、もう提出一ヶ月前というかんじなんですよねぇ。というか、質問する前に卒論の書き方の本を一冊くらいは読んでくるもんじゃないだろうか。w
 閑話休題ガキの使いの和田クイズで、和田アキ子に鬼キモイと嫌われまくったココリコ田中が、深夜にぐだぐだやっているPOP屋とかゆう番組をときおりみておるのだが、この前からごちゃごちゃやっていたPeachy'sというユニットがついに始動してしまうらしい。これはドラマ24わけわかめな活躍を見せた秋山莉奈が加わっているのちょっとちゅうもくしていたのだが、池袋サンシャインで旗揚げ興業うってはじまりはじまり、と言いつつ、これは秘密ユニットだというから、なにかと思ったら、口パクユニットだったというオチ。

 前代未聞の“口パクアイドル”が誕生した。フジテレビ系バラエティ番組『〜ジョーデキ!POP COMPANY〜 POP屋』(毎週月曜24:55〜)内で結成された、人気グラビアアイドルの南明奈アッキーナ)、秋山莉奈オシリーナ)、小阪由佳コサカーナ)の3人によるアイドルユニット・Peachy’sが、実際には歌わずに8月6日にシングル「My Baby Boy」でCDデビューする。
 このほどORICON STYLEの独占インタビューに応じた3人は「いいカタチでデビューできて嬉しい!」と揃って喜びを爆発させた。 日本アイドル史上でも類をみない口パクを“カミングアウト”してのデビューだが、当の本人たちはまったく意に介さず
「正直、自分の歌声を聴いて『あ、ダメだ』って思ってました」(秋山莉奈
「一応、声を出しながら練習したんですが、3人の歌声を聴いてガッカリしました。誰か一人でもお上手な方がいらっしゃればね・・・」(小阪由佳
「このカタチで良かったと思います」(南明奈)と大歓迎モードだ。
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 ココリコ田中が番組で、「本とは誰が歌っているの?」と聞かれて、耳打ちしたら「痛い」という声が思わず漏れたわけで、その辺が次の謎になっているわけでございますね。しかし、口パクでCDって、何の意味があるんだろうかと思うけどさ、DVDならまだしも、でもまあいいんじゃないかという気は、天津木村ならずとも思わないことはない。なんか趣向があるのかね?CDそのものがMADみたいになっているとか、編集自由とか、いろいろと想像がふくらむ。下手でもそのまま行く手もないわけじゃないわけですよね。レコーディング技術はもう伊勢丹の写真どころの騒ぎじゃないでしょうからね。修正しまくりで。
 昔のアイドルの歌は酷かったッスヨね。有名なのは今は釣りバカ他で大活躍の浅田美代子だけど、もう下手とかゆうよりは、ほとんど半音ずれていたみたいな。でも、「時間ですよ」という人気ドラマで、アイドルのポジションだったし、大人気でありじゃないかみたいな。まああれに比べれば、何でもありじゃないかという気はしないこともないッス。ただ、「口パク」自体も実はネタで、実は修正しまくった歌声が入っていたりして、知らないのは本人たちのみとかだったら、あまりにナイスだと思われます。センターは、おそらく悪鬼ーななんだろうけれども、「頭皮のニオイ嗅ぐのが好き」とかわけわかんないことうそぶいておりました。