ぐだぐだポップ×ずぶずぶポップ

 コンバットを見るつもりでテレビをつけたら、ショーパンをやっていて、どうも全国ネットっすというような雰囲気で、ショーパンのメイクがちょっとデラックスになった感じだったが、それはともかく、コンバットは移動して、新番組がはじまっていた。「〜ジョーデキ!POP COMPANY〜」とかゆうの。Coccoのバラ色ポップのパクリかよ、みたいなかんじ。POP屋なんつぅか、イカ天でもエビ天でもない、あんまりガチ馬路でもない、娯楽サブカル的異才発掘番組つぅかんじなのかなぁと思って見だした。ついでに、なんか登竜門もニューカマーズもやるってことで、月曜夜はそういえばそういう時間だったな、みたいな。放送作家のナベアツが冠やるみたいだし、忙しいんだが、ちょっとみてみようかなと思って、ずっと見てしまった。

ジョーデキ!な才能を持つ人に、ジョーデキ!なソフトを作ってもらって、ジョーデキ!なPOPをつける場所 ジョーキ!“POP COMPANY”=POP屋。そこには、選りすぐられた上出来なソフトが集まる。この番組は、さまざまなジャンルの“ジョーデキ(上出来)さん”を発掘・発見・育成する番組! ミュージシャン・芸人・アイドル・文化人などの、笑いや感動や驚きといった視聴者の琴線にふれるような上出来パフォーマンスを、インスタント(1分・2分・3分など時間を決めて)映像にまとめて次々と紹介していきます!!数年後には、大ブレイクするはずの様々なジャンルの新進気鋭の人たちが!また、すでに人気のある人たちが!その人らしさが伝わるべく、 笑いあり、感動あり、驚きあり、納得あり、興奮ありの素晴らしいパフォーマンスを映像化したジョーデキ!ソフトを見て、POP屋メンバーが上出来なコメント(POP)を付けていきます。“上出来!”なパフォーマンス映像満載の映像集合娯楽番組!!それが! 〜ジョーデキ!POP COMPANY〜「POP屋」なのです。
http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/popya/index.html

 まあなんつぅか、すげぇエッジの立った、サブカル的な才能発掘番組、シュールだぜ、ポップだぜ、才能だぜ、オサレだぜ、と言いたい放題の、ちょっといけ好かない番組かなぁと思うじゃないですか。でもちょっと違う感じなんですよね。
 白菜男のココリコ田中がゆるゆるぐだぐだの出立で、わけわかんねぇよ。山崎ナオコーラのソフト。つーか、田中ぐだぐだ杉だが、それを吹っ飛ばす大収穫。ナオコーラのヴィジュアル絵面に激萌え鬼ハアトだった。w 「私が想う〜いい男悪い男〜」。ホスト風の整骨院の描写。それから、マイナーなチェーンの無口シャイマッサージ師。後者がプロだっつぅんだろと思ってみていたら、なかなか好い加減、イイカンジの「間」が描写されていた。つーか、やっぱりプロの文章は上手いモンだね。くそぉ。w 絵面といい、ちょっとファンになってしまったかもしれないのであった。
 謎のツッコミゲーマーとか、いろいろあったが、すげぇ映像もぐだぐだで、ポップもポップというよりぐだぐだで、ぐだぐだポップ、ずぶずぶポップというカンジで、なんか才能っぽいというか、これがサブカルっつうなら、ただ、っぽいというか、そんなカンジで、とりあえず面白がってみせるのが旬みたいなかんじはするんだが、方向性がまだわけわかんねぇ。泣き言泣き虫な時代において、ポップはぐだぐだみたいなことなの?そうなると、シャーデーとかアンナ・ドミノとかを、唇をゆがめて気どって、片手にグラスでうっとりみたいなのは、ダサダサ君だよな。
 と思っていたら、福原美穂という椰子の、歌詞の分析みたいなのをしていた。ppぽいんだが、やっぱりコメントはエラク切れ味が悪いのが少なくとも二人いる。ねえさんは、なんか絵入りで、なんともシャビーにシュールというか、笑えると言えば笑えるよ。一番左のオヤジは、ちょっと切れ味っぽいのが、またよくわかんねぇや。まあたぶん、エッジの立ったポップつけて、説明はぐだぐだみたいなことなの??最後に「使えるペン」にぐだぐだゆっていた、モヒカンな顔がへなちょこだったのが、ジツに印象的だった。本日のまとめ、山崎ナオコーラに萌えた。