ジャワネットたかな

 金曜日は、私たちの新著と同じ題名の卒論を書いたY氏と某学会会長のF氏と会食。四谷のこれでもかっていう具合に刺身が出てくる実にンマイ店で歓談しました。二人ともパワフルにご活躍中ですが、Y氏はファイナンス関係の本業だけではなく、独自の知見を著書にしたり、経済系の研究者たちと行動経済学会を立ち上げたりと多方面で活躍されています。
 投資とリスク、経済行動と制度など、多方面にわたる話は非常に刺激的でした。消費と関わる話は、三浦展氏らから教えていただいているわけですが、投資という観点は少なくとも私にとっては刺激的なものがありました。しかも、いかにもというネオリベ的な議論ではなく、――なんと言いますか、「リスク選択の機会保障」と言いますか・・・――スリリングな切り口が見えてきたような気がしまして、非常に考えさせられることが多かったです。学会のリンクを貼っておきたいと思います。
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/abef/overview.html
 とまあ充実した時間を過ごしたあとは、電車に乗り込んだ二人を尻目に「歩いて帰る」と宣言し、新宿通りから青梅街道に入り、15キロちょっとを一気だぜ、と思ったのですが、チキンにも新中野で右折して、中野まで歩き、電車で帰りました。土曜日は、ちょっと仕事をして、横浜の国際プールで泳いで帰省。
 しかし、エンタの何様でぶっ飛んだのは、ジャワネットたかな。これはプリティ長嶋から、アントキの猪木長州小力に至る系列のものとも言えないこともないのだと思われますけれども、ひとしきり笑ったあとに思ったことは、「塚本慎太郎、中島一成、本多由美子ちょーしこいてんじゃねぇぞ」、みたいなことであります。それは、こいつにやらしちゃったらどうなの、ってことであります。まあ言ってみれば、刑事コロンボみたいなものと申しますか。あるいはまた、西川きよしサブローシローが漫才をするみたいなと申しますか。ありじゃないでしょうか。
 特に塚本は、一時はゴン中山の出来損ないみたいにしか思えなかったものが、独自の境地を開拓し、そしてかなり出ていますよね。最近はゴン中山に似ているとか言うと、堀北真希前田敦子でハリセンボンができるというのと同じくらい強引とかゆわれたりするけど、こあなファンもいたもんです。というか、堀北とハリセンボン一号については、どこかに出ていたんだよね。
でも、ネタやって欲しいという気はするんですけどね。今回は所謂一つのつかみはオッケー程度でしょう。似てるでしょ。上手いでしょ。というようなカンジ。アントキの「元気ですかぁ〜」みたいなもんだろ。で、アントキの場合、ネタもへったくれもないけど、あれはあれでめちゃめちゃ面白いわけだけど、ジャワネットたかなも似ていること自体をネタにしてゆくのか、あるいはもっとよく番組みています、みたいな部分を前面に押し出すみたいな路線で行くのかね。
 つまりは、安く売ります、必要もないバッタモンもたくさんおつけします、みんなまとめてもってけ泥棒、みたいなことだとか、突然マメカラでカラオケ歌い出します、カラオケ好きです、この商品だけ執拗に売り込みました、ただ歌いたかっただけですだとか、そういう部分をつまみ出して紹介してゆくのか。
 あるいはまた、たかたがテレビで語った壮大な夢や語りまで、再現しますみたいなこととかもあるよなとか。つまりは、若い人でもね、頭金なくてもね、ゲップさえあればね、大画面プラズマテレビも買えちゃうんですよ。って、四畳半にプラズマおいてどうするねん!!みたいなツッコミ入れまくるとか。
 いろんなことを考えさせられた。ともかく理屈抜きに面白いところがいいなぁと思うわけだけど、フランチェンの芸能ネタすら枯渇している昨今において、こいつの場合ネタ切れ=おしまいだろ。w しかし、四味一男サイボーグ工場の一作品にすぎないとすれば、なんでもありなんだろうけどな。
 そのうち、全日本通販大賞みたいな鬼ドキュソなスペシャル番組とかをゴールデンタイムにやったら大笑いだよな。キャラとバッタモンでパフォーマンス勝負して、売上高で競うみたいな。まあしかし、それを言うなら、もっとブラックな全日本ばったもん販売大賞のほうが面白いわな。かけ将棋の人とか、でんすけの人とかまで出てきて、問題になったりするとか。w