NHKのど自慢チャンピオン大会

 パニパニパーティで、みっちりんがやっていた、コーラ一気のヘリウム吸引ハイキングウォーキング芸、どうしてもやってみたくなり、やってみたんですが。やばいっす。炸裂する金属音。まあたぶん大学のサークルとかのコンパでやる人は出てくるでしょうけど、私たちの時代と異なり、アルハラなどもあるし、生命の危機もあるので、一気飲みだけはやめたほうがよろしいですよ。
 それはともかく本日はNHKのど自慢チャンピオン大会なわけですが、まあ一応これはみておかないといかんと思いみたわけです。番組としては、田舎のおっちゃんとかが、一杯引っかけて来て、歌って、カ〜ン♪みたいなノリが面白いわけですが、チャンピオン大会の場合は、プロへの登竜門的な意味あいもあるようで、番組編成もむずかしかったんじゃないでしょうか。それでも、のど自慢らしく、定時制だとか、中退だとか、夫婦愛だとか、乳搾り労働だとか、歌う運送屋さんだとか、ヲタだとか、それぞれの生活史を取材しているわけですが、プロ云々もあるし、なんとなくなんとなくでありますね。しかも、審査員のなかにつんくがいて、アサヤンですやんみたいな。

 平成19年度チャンピオン大会出場者は、局内選考により下記15組の皆さんが出場することになりました。ゲストは堀内孝雄さん、川中美幸さん、そして2月にCDデビューする昨年度チャンピオン・清水博正さんです。お楽しみに!(NHKのサイトより引用させていただきました)。

 NHKのサイトには、司会者の他に、突然紳助に出てしまっていたきんこんかんの人もうぷされておりますです。
http://www.nhk.or.jp/nodojiman/
 歌う運送屋さんは、全身を紅潮させて熱唱。19歳のティアラな人は、バンプに熱唱。つーか、男の人も女の人も、ちゃんとメシ喰ってますみたいな人が多いように見えるのは、私の偏見でございましょうか。地方の大学をジャージで歩いていそうな、というか。
 民放バラエティ的には、キャラが立っていると思われるのが、歌手になるために東京に出てきてしまった人とかもそうだけど、やっぱ演歌王子だろう。もうお笑い芸人とかいたら、よってたかっていじられまくりだろうが、この場では堀内孝雄が天才秀才バカに若干いじくったくらい。五木ひろしにあこがれ、家にミラーボールまでつけているってさ、もう興奮状況マシーンでしょ。うちの親の一言。「金持ちなんだ。家が。借金してミラーボール買っていたら」「そりゃあ、四畳半一間に住んでいて、ジャパネット高田で巨大プラズマテレビ買うみたいな」。
 うちの家で一番人気は、村田実さん、アンタッチャブル山崎の怖いお兄さんみたいな人だとか、というか、吉幾三というかだとか、小柳トムというかだとか、言われ放題。w 借金から立ち直り、家族もできました。母に捧げる。つーか、歌が鬼上手くねぇ?ビブラートに哀調があり、凶悪犯もさえずりうたいまくるみたいなかんじ。苦労をかけたお母さんにインタビュー。鬼ベタな、人情ワールド歌舞伎まくりに、湯川れい子「審査を超えている」。湯川大貫禄だよな。つーか、この歌つんこちゃんがつくったつぅのが、ワロタ。
それにしても、私がレッスンしたい、すぐにCDにしてもいい、など、リップサービス他ジャパニーズぬるま湯善良ワールド全開なんだが、審査員は鬼ガチなメンツで、実に玄妙な感じである。
 審査の間に、昨年のグラちゃんの歌唱。清水のべしゃりが、サブ北島崇拝演歌少年みたいでワロタ。堀内べー「グッと来る」。歌うは、「雨恋々」。まじかよ。歌の名前、じゅんごのキメぜりふといっしょで、○ネタか?と思ってしまうのは、アテクシだけなのでしょうか。しかし、詰め襟というのは舟木一男以来じゃないでしょうかね。ディバイディにあんちぇいんまいはあとにも奥飛騨慕情にひっかけていないのは、それなりにたいしたものだと思います。なんか、元受講者、今岡山の衆議院議員な椰子に似ていると思うた。
 グラちゃんは鬼束ちひろ月光を歌った、コーザノストラのボーカルやっていた人(大きい方)みたいな人。つんこちゃんでてるし、デビュー視野に入ってるの。つーか、応援団のばあちゃんが、小汚く泣いていたのがなかなかグッと北。
栞と紙魚子の怪奇事件簿』の紙魚子役をやっているAKB48前田敦子はなかなかよいと思っており、毎回楽しみにみているのだが、一寸ぶっ飛びすぎていて、にゃんともにんともではある。