高田みち子の東京ぽっぷ

 卒業生でヤフオクしている人から、こんなんきたんだけどみたいな問い合わせがあり、なにかと思ってみたら、「イギリスに住むもんだがおぬしの出品しているものを買って、ナイジェリアの息子に送りたいんだけど、商品の情報とか知りたい、つきましては値段とかを、EMS SPEED POST 経由でしらせてちょ」という連絡があったがどうしたもんかというのである。外国との取引はしないみたいなことを書いていても、イギリスとか書いてあるとお!とか思っちゃうよね。さらに、ナイジェリアがナイアガラに見えたりするようなんだな。イギリス、カナダ、故に安心という推論が支配し、人外と取引なんて、ちょっとイカスとか思うと、もうほとんど山田ボイスふるぼっこ状態になるんじゃないのかね。速攻ググってみたら、モロあった。そこで、「ナイジェリア詐欺」ということばも知る。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113122676
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2892569.html
 新居昭乃のコンサートでなぜか記憶に残っているのが、MCで「マンガ家のやなせたかしさんは、52歳から創作活動を始めた、それを考えると励まされる」という話。なんとなく、残務処理と引き継ぎモードかなと思いはじめていた時だけに、非常に参考になった気がする。木曜日は都心で用事があったので、帰りは歩行を楽しむべく、ネットワークウォークマンに録音をいくつかして、出発した。
 一つは、高田みち子の新譜『Tokyo Girls Talk』。東京系だとか、新宿系だとか、言われていて、「東京ローカル」みたいな色眼鏡で最初注目した経緯があり、珍しいくらい低音域までしっかりしていて、声がバカにいいジャズシンガーみたいに思っていた時期もあるんだが、やはりなんと言ってもmarsh-mallowの一員であり、その音楽を通してみると、限界にチャレンジみたいな超絶技巧チャレンジ系の底意地悪いまでのレッスンをつんだためかどうかわからんのだが、非常にスリリングなアンバランスが小気味いいかんじがするのでありますね。

[rakuten:americanpie:10068503:detail]

TOKYO GIRLS TALK

TOKYO GIRLS TALK

TOKYOをPOPに歌うシンガー、高田みち子!デラックスな最新作!

"Night Buzz" "Talea Dream" に続く高田みち子待望の3rdアルバム。気の置けない女友達同士の会話から恋愛、結婚、仕事、友達、青春、昔の恋、秘めた愛。等身大の女性の心を11編の詩に込めました。サウンド・プロデュースに松木恒秀氏、バックに”What is Hip?”(岡沢章:Bass、渡嘉敷祐一:Dr's、野力奏一:Key、松木恒秀:Gt)、そしてスペシャル・ゲストとして日野皓正氏を迎え、時代を超えたTokyo Popを歌います。
01 Tokyo Girls Talk
02 Dosen't Mean Much
03 青春の残照
04 大桟橋と観覧車
05 Come In From The Rain
06 Homecoming
07 私の10年
08 The Girl is Love with You
09 水泳クラブ
10 この胸いっぱいの愛をクローゼットに閉じ込めて
11 Lonesome Car-boy
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/MichikoTakada/SICL-179/

 つーか、どうみてもズージャーなわけだが、みくしのこみゅでは、本来あるべきところに配下されたことをよろこんでいるふうでもあり、つまりは東京ポップということであります。眼鏡ッコやめちゃったんかね。ちょっと残念かも。w
 歩くにはイイと思って、モノノケダンスもダビングしておいた。実際、これはなかなか散歩によいものがある。歩いていても、時々モノノケダンスなどと、口走るわけだが、人通りの少ないところでこれをやると、女性のひとり歩きの人などはフリーズしかかったりするのである。あとは、吉田古奈美の新譜。別にアニソン、ゲーソンばかり聞いているわけじゃないけどさ、中村中も風になるが一番イイとか思うからね。w

モノノケダンス

モノノケダンス