お好み焼きカンラン@西荻

 何度も五日市街道を歩いて吉祥寺まで帰ってきたわけだが、これまでは西荻南の二つ目交差点くらいまでくると、ヘロヘロでまわりが目に入らなかったんだが、この前はやし家でラーメン喰ったときはすこぶる元気で、目についたのが、二つ目交差点のところにあるちょっとイイカンジのお好み焼きやさん。きれいとか、きたないとかじゃなく、お店の品格を感じたんだな。で、今度いってみようと思っていたのが、本日またまた池袋ジュンク堂あたりをぶらつくことを決意したので、行きに喰っていくことにする。歩きすぎるのもなんなので、お店までは中野行きのバスに乗った。
 お店は鬼でかい鉄板(某ブログによると東京ではここにしかないという300万円もするやつらしい)のまわりにカウンター席、あとは四人がけのお座敷?席が二つ。席には、取り皿とお箸と、あとこれで喰ってもいいよ、ってなかんじで、小さいへらみたいなのがおいてある。親子連れが自分のお好み焼きがやけるのをワクワクしながらまっていて、会社帰りのおっちゃんが速攻でてくるあてをさかなにビールを飲んでいて、あとはおみやげまちの近所のおっちゃん、それにあとからカポーが二組と、妙齢のねえさんつぅかんじかな。吉祥寺の某店のように突然怒鳴られたりすることはなく、とても感じのいい接客で、カポーがたくさん注文したら「食べきれなかったら、お持ち帰りもできますから」。ボクはこの一言で、出てくるものはきっと美味しいだろうと確信したのであった。下記に案内があるんだが、これってサントリーさんのアンテナつうわけじゃないよね??
http://gourmet.suntory.co.jp/shop/0X00062797/index.html
 お好みはものすごくでかいわけだが、広島焼きだから、野菜がたっぷりで、あと肉と、クレープみたいな生地と、卵ということで、そばを入れてもそんなでもないと思い、そば焼きにする。というか、ほとんど全員がそれを頼んでいた。私はそれに牡蠣のバター焼きを頼んだが、これには生キャベツがどっちゃりついてきた。焼くパフォーマンスもなかなかのもんだが、スタッフ全員がおたふくソースのウェアだったのは、いかにもというかんじ。みっちゃんのお好み焼きがうまく焼けたときのクリスピー感みたいなのとは違う、この店ならではのおいしさを感じた。たまにはまた行きたいと思う。
 で、予定通りそこから歩くことに。五日市街道を高円寺まで歩く。やはり東にいくほうが、楽に感じる。まあ、松庵までバスだったせいもあるわけだが。ここから大久保通りと思ったが、久しく東高円寺あたりを歩いていなかったので、新高円寺東高円寺新中野中野坂上から、山手通り経由で大久保通りへ進んだ。東高円寺は、学生時代にちょっと住んでみたいところだった。今陽子の歌にあって、ちょっとかっこよく思えたのである。なんとなくあっけなく新大久保について、一気に池袋まで歩こうかと思ったのだが、電話連絡が入り、電車で池袋に向かった。10キロちょい歩いたことになる。
 帰りは、中野まで歩くことにした。途中池袋の裏通り、下宿屋や風呂屋みたいな雰囲気のところを歩こうと思ったら、たちまち道に迷い、山手通りに出ようと思っていたのだが、目白通りに出てしまった。このへんもかなりわけわかめだよな。意地になって、南長崎あたりも裏通りを通ってやろうかと思ったが、時間も時間だったので、目白通りから哲学堂へ抜け、一気に中野まで歩いた。哲学堂は、なんか心霊スポットだということを友人から聞いて、知らないときはなんでもなかったのだが、ちょっとゾッとした。まあしかし、タクシーのうんちゃんとかたくさんいるし、パトカーも多かったので、どうということはないのだが。これでたぶん6.5キロくらいだから、全部で16キロ。味噌一でラーメン食べて、さらに関前経由で歩いてくると、20キロ超えたはずだが、さすがに自粛。さすがに千キロカロリーは消費したはずだ。w