プールで「ええよ!」

 日曜日は、雪にもかかわらず、西スポーツセンターに行き泳ぐ。最初はすいていたが、だんだん混んできた。しかし、ともかく気合いで4500メートル泳。ここのところ食べる量をまたちょっと減らしてみたこともあるのだろうか、プールから上がって体重を量ったら、ついに80キロ台に突入していた。もっともはかりにもよるだろうし、瞬間最大風速みたいなものかもしれない。
 プールから上がると、ガキたちが加藤茶とシムケンのヒゲダンスみたいなポーズで回っているからなにかと思ったら、口ずさんでいたのが、パニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪パニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪パニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪ひょうきんなおっちゃんたちもいっしょにパニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪そこで、「これからプールでおまいたちの泳ぎをみせてくれるかい??」。アテクシは思わず、「いいともおおおお!!!!」と心の中で叫んだのでありますが、ガキたちが口をそろえてシャウトしたのは、な、なんと「ええよ!」。
 小島よしおがブレイク前に、吉祥寺の初等中等教育の学童生徒たちが、そんなの関係ねぇ〜〜!をしながら、道を歩いていたのを思い出す。教室でも、先生が怒ると、数人の悪ガキでそんなの関係ない!ってやっていたみたいだし、先生ににじり寄って、うぃいいいいとやったり、たいへんな騒ぎだったわけだが、・・・。
 と考えてみたら、もしかすると、スリムクラブフランチェンのネタは、周到な計算でつくられていたのかもしれないと思ってみたりもした。つまり、ガキが教室でやるには最適なセリフがちりばめられている。「できるか?」→「でける」。「やってみろ」→「ええよ」。問題できないで怒られたら、パニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪パニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪パニパニパニパニパニパニパニ〜〜ック♪
 タモリの番組で、月曜とかに「フランチェンの笑ってええよ!」とかしたら、2回くらいはすげぇ笑えそうだなぁ、などと思ってみたりもする。ただですね。この前、卒論の打ち上げで、最近どんなお笑いがおもしろいかみたいな話になり、柳原可奈子、波照間てるこ、少年少女、あとフランチェンみたいな話になったら、一人の椰子が、親はフランチェンで立ちなおれないくらい笑っているが、自分はどこが面白いかわけわかめとかゆっているのがいて、そういうこともあるのかなぁと思ってみたりもする。しかし、江頭2:50の支持者がいるとは思わなかったし、まして草野キッドのパウダープレイをいちおしみたいにゆっていたのはぶっ飛んだ。というか、うちのゼミっぽくないと思っていた4年生たちだが、そこそこうちのゼミっぽいんだなと感心した次第。しかし、小島よしおが江頭2:50をめざしているなんて、100年早いみたいな断定には、かなり笑った。
 だけど、フランチェンが冠みたいなのやるなら、いかにもというような教育テレビ企画も悪くはないんだけどね、だけど一番期待してしまうのは、なんと言っても、教師ドラマやってくんねぇかな、ということ。他の人が、非常にまじめにやる中で、フランチェン先生だけが、あのまんまで、まあお父さんが犬のCFみたいな感じでやったら、かなり面白いと思うんだけどね。小島よしお、小梅太夫などが出ていたら、もっと笑えると思うけど、まさかやるわけねぇよな。
 いきなり抜擢はあり得ず、まあこれから、同じラグビー畑のサンドウィッチマンなどと、鬼汚れラグビーネタとかもしていくのかなぁとか、興味はつきないのである。つーか、こいつらプロレスでも行けるよな。