マナティ

 とにもかくにも渋谷で用事を済ませて、横浜の西スポーツセンターに移る。さすがに脚がガクガクになっている。電車は立ちっぱなしだし、横浜からも意地になって歩いたのがいけない。こう見えてもかなりムキになる方なのである。日本人の好きなことばでいえば、「根性」「努力」というようなタイプなんだろうと思う。まあ高校時代に骨折しても体育の授業に出ていたし、手の骨折の時は、ランニングとかはしていた。熱でも下痢でも無遅刻無欠席だったんである。隠れ俗流若者論、というか、隠れてもいないのかな。w 思い出すのは、片山まさゆきのマンガで、麻雀のタコの話。一見タコじゃないのに、(o¬ω¬o) アヤシイと思ってみると、ちょろちょろとタコの足がみえる・・・みたいなの。ということで、歩行で疲れた身体を水に浮かせてリラクゼーションみたいにしたあと、気合いを入れて3000メートル泳いだ。なかなかの運動量だったと思う。
 横浜に帰ったら、エンタの何様がはじまっていた。フランチェンは「ボク、終了」でみられず、ブタ野郎から見た。で、ぱっぱら王子のもう中学生だけど、わけわかんねぇけど、気合いで笑わせているのはすごいのかもしれない。高いところから飛び降りる人がいた。バンジージャンブだね。足縛られている。可哀想だねぇ。ちょきんしてあげたよ。よかったねぇ〜。叫びながら降りていったねぇ。きっと気持ちがよかったんだろうねぇ〜。間奏の、暗証番号覚えられないぱっぱら王子♪和式のトイレでウンコができないぱっぱら王子♪もなかなか面白いのだが、ふと気がつくとすべて、四味一男のあるあるぢゃんみたいな。
 つーか、これみているとあきげんの秋山の「あるあるあるある」が耳に残響し、やばすぎるものがあるな。つーか、コンバットのほうは、一時防○省ネタを繰り返しやっていたけど、秋山上手くメイクすれば、守○次官のパロディできないことないよな。ちょこんと=次官みたいなモデルになっていないかみてみたが、それは違うみたいだ。
 快児。こいつもあるある?。だいたい桃太郎の仲間が、犬、さる、キジ、っつぅのはおかしくねぇ?キジおかしいだろ。一つだけ、カテゴリー化がちげーだろ。犬、さる、とりならわかるし、柴犬、ニホンザル、キジならいいけど、犬、さる、キジはねぇだろ。という渾身のネタをかました上で、あるあるネタ。人の家に来てマンガ読むやつ。王様の耳はロバの耳というけど、耳だけ見てロバってわからなくね?みたいな。
 次は今年のイチオシ、ネクスト爆裂芸人・・・・というからなにかと思ったら、ハイキングウォーキング。今年イチオシって、十分ゲップしとるやんけ。エンタとかでもけっこう人気だし、ゲップ男が、登場すると、きゃああと黄色い声があがったからな。しかし、スリムクラブフランチェンの相方のロンゲとゲップで、不条理なユニットつくったら、笑えると思うけどな。などと思っていたら、ネタがはじまっていた。なんつーか、こいつらけっこう上手いジャン。ゲップだけで芸なんかないかと思ってたよ。w サンドウィッチマンのパクリというか、パロディみたいなズラシがいくつかあったのがワロタ。つうか、対偶みたいなかんじ?ロンゲじゃない特性のないほうが伊達ちゃんか。w 「80年代のミスぢゃんか」。さりげなくあるあるw 封筒の中のティッシュ。あるあるか?封筒と言えば、岡大の学生がおかんにトンカツ喰いてぇと電話したら、封筒で速達でとんかつ送ってきたネタ思い出したよ。
 などと思っていたらサンドウィッチマンが登場した。伊達ちゃん出てきたら、黄色い声できゃああああ。って、ハイキングウォーキングといい、仕込みじゃねえの?つーか出だしからズラしまくり。素早くネタが繰り出されてゆく。自在域だぜみたいな、ノリノリのM1王者には貫禄・・・でもないかな。だいたい勉強でもなんでも頭良夫クンで上手がっているうちはだめだっつぅからね。と思ったら、いきなりパンクに「山、川」。少年少女ぱくりぢゃね?w
 ネタは葬儀屋なんだが、棺桶ネタで「氷を入れた発泡スチロール」。「魚か」。元ボケ上田名人もぶっ飛ぶ喩えつっこみ炸裂。w でもって、「松たか子」「松竹梅」ぢゃね?また少年少女OLクイズぱくり??ってわけでもないよな。どさくさに紛れて「オートバックス」。スポンサーによいしょ。それにしても伊達ちゃんじゃないほう怖すぎるな。w 葬儀屋のサービス=ポイントカード。「たまってたまるか」「そんなに死んだら、たたりだよ」「じゃなきゃそいつが殺している」。「そんなこと言わないで、たまると大サービス。坊主百人、読経のサビをハモる」。わはははは。同僚のお姑さんだった人が、五十人以上坊主連れて永平寺で法要やったという話を思い出す。まあともかくノリノリのサンドウィッチマンでした。
 マナティ。ストレス社会の現代。ナースの心の本音。本音と建て前。表裏芸。ぎゃああああああ。のたうち回る。背面絶叫。「胸くそわりぃよ」。すげぇ。ゴフマンなみのkeyingの嵐。光速で裏表変換が続いたら、錯乱的だけど、面白いだろうなぁとか思った。途中ガハハ親父がいて、ガハハという笑い声が目立ったのがワロタ。つーか、時々憑依するのが笑う。時々貞子化、そして呪怨の蚊帳ちゃん化する。「病院を風俗がわりにするな。お障りは別料金。保険はきかない」。捨て台詞に、憑依したままごろごろ退場。かなりすごいかもしれない。