金曜に喰ったサーモンくりぃむのベーグルとクラムチャウダーがあまりにンマかったので、吉祥寺でベーグル店を検索したら、ロンロンにござるということで、ベーグル&ベーグルというところに買いに行く。困ったことに、出かける途中でイートインができないとのことで、迷ったのだが、買ってしまいました。花火の広場とかゆうところにイスがあったのを思いだしたからです。そこに座って、おもむろにベーグルを喰いました。たぶん、一人くらいは目撃者がいたでしょうから、噂になるかもしれません。前評判どおり、柔らかめでしたが、これはこれで美味しいと思います。くりぃむ、サーモン、ベーグルがねちっこく歯にまとわりつくような感じは、実にいいものがあります。
クラムチャウダーも飲みたくなり、どうしようかと思ったら、新宿のコンコースみたいなところに、カップスープみたいな店があったのを思い出し、そこで飲むことに。これは野菜のスープ屋さんでトマトとかクレソンとかいろんなタイプのものがあり、カロリーなども見て、牡蠣とキャベツのチャウダーみたいなのを飲みました。美味いです。ニューヨークだかロンドンだか忘れたけど、朝スープみたいなのが流行っているという話が前にありましたけど、マックも春巻きの親玉みたいなのばっかじゃなく、下流スープw100円で売ってくれませんかね。現在あるのは知ってますが、イマイチバリエーションが。つーか、JRとかがあじさいで出せばいいのにね。w だいたい駅蕎麦なんてなんでもありなわけでしょ。富士そばはついに、カツ丼カレーというすき家もぶっ飛ぶものを発売しているわけだし。
連休なのでふたたび横浜にもどってまいりました。途中の車中で、ちょっと不快なことがありました。座っていると赤ん坊をだいて、二人子供を連れたお母さんが入ってきました。私のとなりに座っていた人のよさそうなおばちゃんが、間髪入れず立ちました。すると、一番大きい子供がさっと座りました。で、私が、と思ったのですが、ちょっとイヤな気持ちになり迷っていると、そのとなりの人のよさそうなねえさんが、立ちました。お母さんが座るかと思いきや、少し時間をおいて、二番目に大きい子供が座りました。少し間をおいたのが不愉快だったので、確信犯で立つのをやめようかと思いましたが、お母さんはかなりしんどそうだったので、私が立ちました。子供たちは、靴を履いたまま窓に向かい、曇った車窓に絵を描いたりぎゃあぎゃあ騒ぎで、私がおばちゃんにアイコンタクトをすると、さすがに苦笑していらっしゃいました。一番ショックだったのは、親子ともにいかにもというしたたかな面構えではなく、むしろごく普通の人々で、たぶん悪気もなかったのかもしれないと思ったことです。
別にこういう出来事自体は昔からくり返されてきたことでしょう。何が不快だったかと言えば、昔同じような愚痴を学生に言ったら、そいつが「そいういう場合注意しなかったあなたが一番悪い」と言われたことを思い出したのです。最近の学生は、猫なで声トークで禿げしく同意するか、あるいは勘違いトークでピントのずれたことを言うか。それは、世代差に悩む初老のたわごとであり、痛いことこの上ないと思いトホホでございましたね。
でまあ、横浜駅のスタバで気分を入れ替えて、電車の中で読んでいた本を読み切りました。ルポルタージュというか、お医者さんの手記です。精神科に15年以上通院した経験を持つものとして、考えさせられることも多かったです。私の神経症は、自律訓練などでは改善せず、薬物療法が適合して改善され、そして完治したわけですし・・・。しかし昔飲んでいた薬が、「のり巻き」になって担ぎ込まれる人に投与されるのと同じものと知り、ちょっと驚きました。
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