新春キャンパスと黒帯王子

 年賀状のチェックもあるので東京に戻ってきた。初出勤というか、大学に行った。大学はひっそりしていた。なんとなく気持ちが引き締まった。何組かの方々が大学をまわってらっしゃった。なにかあるのかなと思ったら、ひと組のかたに挨拶されたので、受験の下見かもしれないと思った。前にも何度も言ったことだが、受験を迷われている方や、見学してモチベーションを高めたい方などは、是非とも授業のある期間の平日昼前くらいに来ていただき、授業中と休み時間のキャンパス、教室や図書館などをご覧いただき、お昼は食堂で食事をしていただいたりすると、オープンキャンパスなどでも広報しにくい味わいみたいなものを感じていただけるはずだと思う。
 年賀状は、予想外の年賀状はまず来ないのだが、卒業生からのものは数年たつまではこちらから出さない。だからチェックに来る必要がある。数年たっても来る人は、こちらから出すリストに入れる。しかし、30そこそこで一戸建てを買って住んでいる椰子がけっこういる。建設的というか、手堅い生活をしているものだと、大感心することしきりであった。一つ笑ったのは、郵便局からの年賀状。吉永小百合母べえ仕様になっている。うちの親が、「吉永小百合から年賀状が来ている」と大騒ぎしていたからだ。
 電車の車中で原稿点検をするために有隣堂の文具によった。いつもはパワータンクばかりつかっていたのだが、メッチャ書きやすいみたいなことが書いてあったのでジェットストリームという商品を買った。たしかに書きやすい。どこがつくっているのかと思ったらこれもuniブランドだった。それとお年玉の袋も買った。「おばあちゃんからのお年玉」というのは以前よりうちで使っていたが「おじいちゃんからの」というのも買って渡すことにした。自分のは、巨大袋のお年玉。まあ甥が一人だから、私の場合かなり楽をさせてもらっている。
 本日は、いつも行っているジムの初運動の日で、いつもは夜おそくだけ利用できる会員なんだけど、今日はどの時間でも利用できるということで、明るいうちから行った。はじめてプールのまわりの景色がわかった。国際プールもそうだったが、今日もかなり混み合っていた。それでもなれているから泳ぎやすい。しかし、ちょっと節制しすぎたせいか、ガス欠なのか2000メートルちょっと泳いだところで、腹が減りすぎて、下手すると低血糖になる恐れもあったので、やめておいた。出て、食事をとったら、ふたたび身体に力が入ってきたので、やはりガス欠だったんだと思う。
 食べたのは、某大型書店近くにあるベーグルのお店。都心のほうに資料を見に行ったわけだが、スタバでも何でも混んでいて、原稿のチェックとか非常にやりにくいものがある。ゆったり座れて、そこそこ食い物もうまい店というのは、なかなかないのである。ここはいつもゆったり座れるので、何かの時はくるのである。場所は、ちょっと勘弁してくんなさいませ。ここは小さいからね。
 ともかく原稿は一通り書き終えたのだが、一つは一筆書きのようにかけたのだが、もう一つのほうがこねくり回していて、ウニウニなので、しばらく寝かせないと行けないと思い、滝沢秀明が二役やるというので話題のドラマをみて、たまっていた新聞読みなどをする。やはり文化面などは、デジタル化しない方がいいだろうなぁと思った。あともう一つ思ったのは、自分でとるのは一紙しかとれないことへの不満である。経済面は毎日、社会面は読売、文化面は朝日・・・みたいにとれないかなと思うわけです。
 産経新聞野村忠宏菊地凛子の対談がのっていた。野村は、篠原と組まなくてもめちゃめちゃ面白いことが判明。特に、次の発言には腹抱えて笑ってしまいました。田村(谷)涼子が負けて、野村が金をとったとき、一面が「田村まさかの銀」、で裏返したら、「野村まさかの金」というネタをかましたあと、まあ谷選手は馬路スゴイ、休まずに闘っているから、と賞賛した後に、「その気持ちの持続、結果を出すというのはやっぱりすごいですよ。だからこうなっても仕方ない。これがたとえば、『黒帯王子』とかわけわからないのが出てきて、そんなのと比べられたら正直むかつきますね」(3日付産経新聞より引用)と言ったんだよね。