怨み屋本舗&紅蓮女

 泳ぎ初めはジムが特別営業する1月3日のはずだったが、ふと思い立ち、横浜に泳ぎ初めをするようなプールがないかと思い、片っ端から検索したら、何と横浜国際プールが2日から営業とあったので、さっそく行くことにする。センター南は、前に教え子の結婚式で行ったときよりもさらにぶっ飛びに開発が進み、すごいことになっていた。2キロちょっとで、アップダウンがあるのだが、歩いてみることにした。地図で見るよりも、なだらかなアップダウンで、谷間に橋が架かっていて、下が公園みたいになっていたりして、なかなかかっこいい街づくりだ。程なくプールに着いた。
 夏期以外は、サブプールだけの営業だが、これも50メートルフルコースのプールで、観客席や電光掲示板などもついている。ジャグジーやサウナ、脱水機、ボディドライヤーなどなど、設備はさすがなものがある。真ん中で仕切って一方が推進1メートル、もう一方が2.5メートルとなっている。よくある休憩用の段差はなく、休むときは立ち泳ぎになる。フィンやパドルのコース、飛び込みコースなどもある。そして、700円もするんだが、非常に混んでいる。驚いたのは、うちの甥よりもちびっこなのが、2.5メートルのほうで泳いでいて、しかもすごい上手くて、早いことだ。水球的な立ち泳ぎで休み、ドリブルするようなスタイルで泳いでいる人もいた。深いのは、実に泳ぎやすい。窮屈さがないし、久々にワクワクするものがあった。ゆっくりと二時間で4000メートルちょっと泳いだ。帰りも歩いて、駅前のスタバでエスプレッソを飲んで温まり、とりあえず書き上げた原稿のチェックをした。なかなかの充実の時間で、推敲もはかどった。
 かえってテレビ版を見たが、なんかなぁ、麻雀でもみるかなぁと思ったら、「怨み屋本舗&紅蓮女全部一挙見せます&更に見せますSP第1夜」というのがある。死化粧師のあとはコスプレ幽霊かよ、と思ったのは昨年末のことだけど、怨み屋って、どうなっとるのと思って調べたら、日曜にスペシャルがあるんだね。まあ、もやしもんの視聴率とか考えると、怨み屋本舗はものすごかったんだろうし、日曜十時にやってみようというのは、わからんこっちゃない。これは録画しておかないといかんな。またプロモート番組かよと思ってみたら、時間が二時間以上もある。これって、今までやったやつをみせてくれるんだろうかね。だったら、ぜってぇみてみたい気はした。つまりそれは、秋桜子がまたみられるかもしれないからだ。原稿の手直しをしなくちゃいかんし、実は他にも仕事が山積している。1月なかばまでのがとりあえずあるし。でも、あれが見られるなら、またみてみたい。あの頃は録画とっていなかったし、録画していても片っ端から消してしまうからだ。 この番組の詳細と、スペシャルの詳細は、見て書く気になったら書くけど、「恨みを持つ人に代わり、憎き相手を殺める復讐代行業者 「怨み屋本舗」の謎の女・ 怨み屋と、彼女を追う寄木警部の闘いが再開する」ってさ、マイク・ハンが出てなキャ、面白さ半減だろ。ゴルァという感じなんですけどね。まあ、氏ンじゃったからしょうがないんだけど、そんなの関係なく出せばいいのにな。こいつ最近仕事やってんのかよ、と思って、ブログ見てみたら、『リハでは「レイちゃん」「野田さん」という設定に変えてチョイと脱線。』とかあった。リハって、なんかしてるんすかね。
 で、紅蓮女のほうだけど、「マンガじゃなくはじめて小説原作にしてみますた」「都市伝説いっぱいのワールドが炸裂」みたいなことが書いてあった。

 辺倉史代(なべくらふみよ)は、頭はいいのに陰気な性格で、友人も恋人もいない孤独な三十路の女。職業は小学校教師。人づきあいに臆病で内気な史代は、生徒はおろか同僚の教師の間でも「やる気のないダメ教師」というレッテルを貼られ、敬遠される存在である。
 そんな彼女の生きがいは、ちまたの噂で有名な「紅蓮女(ぐれんオンナ)」と呼ばれる幽霊の変装をして、人を驚かす事。夜な夜な、オーダーメイドでしたためた豪勢な「紅蓮女」の仮装に身を包み、怪奇スポットや自殺の名所を徘徊、その場に居合わせた人々を怖がらせる事に甘美を感じているのだった……。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男──さまざまな怪奇スポットで遭遇する事件に、「紅蓮女」が立ち向かう。
http://tkj.jp/book/book_01527501.html

というのが原作の紹介。しかし、録画セットしておけば、二時過ぎから二時間もみなくてすんだんだけどな。まあ、しゃらっと見て、面白かった作品以外は、スルーという手もあるよね。