明星新譜

 私はここのところ食事制限と運動により、徐々に体重が減少しているのだが、ほんの少しずつであり、けっして痩身であるとか、ダイエットであるとかではなく、食事療法なのである。つまりは、みてくれではなく、問題は検査値なのである。で、これはすこぶる調子がいいのであった。とは言え、顔のまわりは若干「輪郭が出てきた」(某氏談)のであり、また若干腹もへっこんで、ズボンでも新調するかという勢いである。ここで言いたいのは、太鼓腹のどこがへっこんだかと言うと、よくわかんないのだが、両足の上あたりがえぐれるようにへこんでいるのであった。これは実に面白い。次にどこが陥没するかという興味はつきぬものがあり、運動療法にも力が入るのであった。本日は非常勤で、帰りに浜田山で久々にラーメンを食べた。あっさり系でスープは残したので、カロリー的にはたいしたことはない。しかし、麺を残さないと血糖的には問題なのかもしれない。まあしかし、正常値ですから。
 本日は落語の話をした。小さな小屋で、たいした舞台装置もなく、だからさわりをちらりと、パロディみたいに、しかも上半身だけで表現する。踊りも膝立で。だけどそんな寄席が網の目のように広がった街の裏通りの至る所にあり、そこに人々が集まってという時代から、メディアの発達で芸も変容し、今はポッドキャスティング時代になり、みたいなお話。貴重な録画を持参した。文楽その他の名人芸のところでは、おそれおおくももったいなくも爆睡しているのがいたが、桂枝雀川柳川柳福田首相くりそつの人)はバカウケだった。桂枝雀は氏んでしまったわけだが、しんちょーにうんちくをかましている場合じゃないと言っても過言ではないほど、馬路すごすぎるんじゃないかと思った。芸がどうのこうのというのは、わからないがテレビというメディアを完全に掌握しているカンジがしたのだ。小米のころ、吾妻ひなことかと、米朝の司会する「道頓堀アワー」とかゆう、コテコテのバカ番組に出ていたのを思い出す。小米は、すげえシモネタを屈折した表情でかましていて、突き抜け方、底の抜け方に、非常に敬意を覚えたw覚えがある。
 明星が、新譜を出すというので、買おうかと思ったが、なんかインディーズ時代の「円盤以外のどこで売っているんだろう」といわんばかりの、でもそれにしては、イイカンジのジャケツなどを思い出すと、なんか場所を消費するほどのこともないと思い、まあソニーだしあるよなと思って、ダウンロードした。

Meet along the way(初回生産限定盤)

Meet along the way(初回生産限定盤)

自身初のフルアルバムが遂に完成!

孤高のシンガーソングライター、Akeboshiが満を持して放つフルアルバムが遂に完成。2003年のEPIC RECORDS JAPAN 移籍以降、1枚の編集アルバム、1枚のシングル、2枚のミニアルバムを発表。そしてついにほぼ全曲新曲となるフルアルバムを発表します。2007年の夏に1ヶ月をかけてイギリス〜アイルランドでストリートレコーディングを慣行。地元のミュージシャンとのセッションを中心に構成されたロードムービー的な作品に仕上がっています。
【初回生産限定盤】ボーナスディスク付2枚組。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/Akeboshi/

なんかやはりメジャーはメジャーだよな。ボクはやっぱり、「Wind」と「神様の舌打ち」がなんだかんだ言っていいと思いますです。ファクトリーのライブを思い出します。CDみたいに音が整っていないけど、ワイルドでビビっときて、次の日に新星堂に走ったのを思い出しました。