カメvs「ゴキブリ」

 リンデのドイツパンだとか、 多奈加亭のシリアル・サンドイッチなどを食べているわけだが、カロリー表示がないのが気になっていた。が、リンデでよく見たら、カロリーが書いてあった。穀物やナッツを練り込んだライ麦パンのサンドイッチがけっこう気に入っていたのだが、それはパンだけで300KCAL以上あることが判明。ううう。と思ったが、そのわりに体重は増えていない。というか、徐々に減っている。でもやばいと思って、今日は二時間気合いを入れて泳いだら、5000メートル泳げた。ちんたら泳いでいるより疲れないカンジ。まあともかく、90キロ切りも視野に入ってきた。一日一度だが、甘いものも食べているし、果物も食べているし、チーズや牛乳も気にせず摂取している。だから、もっと食べるのを減らすことはできる。でも、そうなると運動は難しいだろうとは思う。やはり運動も大事だと思う。
 いよいよカメ祭が近づいている。WBCフライ級王者・内藤大助の初防衛戦。兄弟一歌の上手い亀田大毅との対戦。今までの試合の録画などを見たのだけれども、どう考えてももさっとしたカンジにしか見えない。まあ、たとえばチャチャイ・チオノイのフックなんかも、なんであんなのがあたるんだろうと思ったくらいなんだが、ちょっと比べるのもなんだなぁと思わないことはない。ただ、まあ、内藤のデンプシーロール気味の横にひゅんひゅんとフリップしてトリッキーな動きからの強打にカウンターをあわせられないことも・・・とは思うが、内藤の場合、どちらかというとぶんぶん行くのはトラップ気味だということらしいので、あわせていっったところに、さらにダブルクロスみたいな・・・というイメージのほうがわいてしまうのであった。
 まあただこれは内藤への相対的なひいき目なのかもしれない。横にリズミカルに、しかしちょっとトリッキーに動いて、インファイト、でもってズッドン!と一発KOパンチもっているわけだし、バランスもスピードもすごく違うようにしかみえないけどね、私には。人間性云々というんじゃなく、このクラスはやはり速度感がないと、ちょっと退屈でしょう。
 ただ、なんか内藤が苦労人というのはちょっと間違えで、バリバリのエリートなわけだよね。けっこう強いチャンプに挑戦して、やっとのことで勝ったわけで、その印象が強すぎるのかもしれない。負けたときは、秒殺っぽくやられたり、そのあとは目の上が別人のように腫れ上がっていたりして、なんじゃこりゃというかんじだったし。その上ゴキブリ呼ばわりで、しかも、ジムの掃除したり、宮田会長は「スポンサー募集ううう」とかゆってるし。だけど、いじめられっ子と知った椰子らが、某サイトで「なんだオレらのヒーローじゃん」とかコメントされていたのが、印象的だった。CRエヴァンゲリオンの暴走モード突入や。殺し屋1が鬼強くなる瞬間などを思い出したりした。あるいはまた、ぼくらの。とか。大場政男とか、赤井英和とか、辰吉丈一郎だとかをみて、ボクシングをめざした時代から、内藤を見てとなるかどうかですよね。
 しかし、カメというのは、ほんとうに強いのかまだわからない(弱いとは言い切れない)けど、ボクシング界に貢献していることはたしかじゃないの?客が来るんだからね。あれだけ。後楽園ホールとか、けっこういい試合でもそんなに入ってないモンな。プロレスも総合格闘技も好きだけど、やっぱり一番感情移入できるのはボクシングだよな。危険なスポーツだが、見ていて、血圧がやばくなるのはボクシングだけだしな。うちのじいさんなんか、ボクシング見るときは死にそうだった。震えてたからな。80過ぎたぢぢいが、シャドウしてんだから。みんなが大注目だから、畑山と坂本とか、例の鬼すごいやつにも注目が集まっていて、そこに先輩のT氏もびっくりするような通なコメントもついていて、もう萌え萌えですよ。ウィキペディアもボクシングはお笑いなみに気合いの入った記述が見られる。
 しかし、あらためてみていて、ファイティング原田は別にしても、ガッツ石松すげぇよな、と思った。ライト級だし、勝った負けたは別にしてやったのがデュラン、ブキャナン、ゴンザレス、エステバン・デ・ヘススだからね。あと、坂本博之の引退式@東京が12月1日ということもわかった。あと、後楽園ホールで11月17日に引退興行があるんだな。もっと宣伝したら、超満員になる気もするが、やはり昔からのファンだけが集まるんだろうね。