アンフェアの映画

 テレビをつけたら893の小沢仁志アニキとゲロゲロのリバース有吉がでていた。なんかのびのびワルやっていて、なんでこの雰囲気が月影兵庫ででなかったんだろうと思った。残念だ。ギャルにケロケロにされていたのがワロタ。しかし、エリートヤンキー三郎の兄貴役に似ているなと思っていたのだが、本人とわかり笑いころげた。
 調査実習では、一連の携帯電話の調査をさらって、ちょこっと仮説を変形してやるみたいなのがここ数年の基本になっている。で、議論していて、学生たちが話題にしていたことで面白かったのは、最近の女子高生でリアルとかゆう携帯のサイトが人気らしい。いい男とかいたら、写真にとって、どうよ?みたいなリアル写真ウプさいとで、「こいつやばくね?」みたいなのもありなの?と聞いたら、ありだというので、街行くときは気をつけようと思った。休日などは、短パンにジャンバーに、頭ぼさぼさで本屋に行ったりしていたのだが、やばい人と思われたら困るので、頭くらいは整髪してゆく気になった。その学生たちは、小島よしおはそろそろ終わりというが、そう簡単に終わらない気が私はするのだが。だいたいうちの親も、笑っている。まあ、ひいき目もあるだろう。電話がかかってきて、「あんたの小学校の時にそっくりなのが出ている」と言ったので、「誰だ」と言ったら、「オッパッピーとかゆってるひとだ」というので笑った。
 一通り二校に目を通したので、頭をクールダウンするためにビデオを見ることにした。一つは『アンフェア』の映画版。本編の速度感とモダチョキの怖さは実に萌えるものがあったし、コードブレイキングもなかなかのものだった。でも、この映画は別物じゃないかと思うようなものだった。もういきなり撃ちあいがはじまっちゃって、最後の最後まで力業の強引な展開で、話が進んでいく。なんかなぁ。めちゃくちゃでござりまするがな。設定もすごい。おおぼらをシュールに極めるつぅことかと思ってみたけど、そういう理屈っぽい作為ではなく、ベタに言えば、ドキュソ仕様としか見えない気がしてならなかった。ドキュソ仕様が悪いというわけじゃない。「安藤昇侠道伝烈火」つったっけな、竹内力が逝け逝けの基地街コブラ(ママ)というあだ名の893を演じて、最後にロケットランチャーで敵をビルごとぶっ飛ばすやつなんかは、すげぇ面白かったし。まあ、踊る・・・の最後の整列敬礼なんかもそうなんだが、多くの人にみてもらう場合、このくらいわかりやすくないといけないのかもしれないけど、なんなんらというかんじ。ケイゾクもトリックもそうなんだが、けっこう好きなドラマの場合映画のほうがシャビーに見えてしまうということなんだろうか。なんかこれだと、最近見たなかじゃひょっとしたら『エネミーライン2』に匹敵するかモナ。
 もう一つは『ダウト』というクライムサスペンス&ミステリー。一風変わったハンサムウーマンものというか、主演のねぇさんがやたらにかっこいい。『ユージュアルサスペクツ』とか見慣れていると、どれが謎の人かは、すぐにわかるような気もするが、そういうことよりも、なんかすごいスタイリッシュで、これって今の時代のものか?というカンジなんですよね。音楽もやたら洗練されているし。マイアミバイスがあのような変容をみせた魔逆を行っているように思えたのであった。
 大学に行ったら、今年のべら祭の講演のポスターが貼ってあった。今年は、谷原章介とあとブラックエンペラー宇梶。宇梶のほうは、OGで虎の門でおなじみの野村真季アナウンサーが司会をするらしい。毎年、メインスター+お笑い系+おまけという感じなんだが、今年は構成が違うようだ。