苦味

 颱風は起きたら通り過ぎていて、快晴だった。道を歩いていたら、ガキが数人orzの姿勢になって、なんだろうと思ったら、小島よしおのマネをしていた。ガキはやるよな。あれは。ワシだったら、海パン仕込んでおいて、いきなり変身しただろうな、とか思いつつ、酔っぱらいの親ぢとかで、宴会とかでやるのもいるんだろうなぁと思ったが、小島は海パン音頭とか、海パントランスとか出して、大暴れして、でもって、ついにはCR小島よしおとかまで出したりしないもんなのかなとか、思ってみたりもした。ゲッツで懲りたんだろうかね。w
 まあしかし、小島よしおのまねはともかくとして、おしりかじり虫はかなりまずいだろうね。公園デビューしたちびがきが近所のおばはんとか、おさーんにやるならともかく、小学校も高学年とかになったら、すげぇ怒られるだろうな。お尻とお尻でおしりあいなんてかけ声で、尻相撲やっていて、ちょーしこいた先生が新聞沙汰になったりしないといいんだけどね。さらに言えば、ハンニバル・レクター博士みたいなのが出てこないことを祈りたいものである。
 うるまでるびというのは、ウゴウゴルーガに関わった人であることはつとに有名だけど、ホームページを見てぶっ飛びました。まず、「コンテンツ」という語彙をビシッとHPでも打ち出してあるのには、目を見張りました。まあ、「しかと」TV番組「ウゴウゴルーガ」のためのシリーズ(フジテレビ/1993〜1994)というのは、別のところで見て知っていたけど、HPみて、「ママガウロ」TV番組「巨泉の使えない英語」のためのシリーズ(イースト/1992〜1993)。「おでかけマキハラくん」槙原敬之CD EXTRA「Such A Lovely Place」(SME/1997)。もう、わははははははというかんじですね。経済産業省の「スーパークリエータ」の称号も大げさじゃないなぁと思われました。テレビも見たけど、でるび=妻のほうのエッジの立ち方は半端じゃありませんね。たださ、東京のおしりの味は苦かったと、上京もののペーソスめかした歌詞がしゃらっと入っているんだけど、これって確信犯的隠しキャラ(隠しでもねぇかな)なんだろうか。
 ンナことを考えつつ、初校の校正を終わる。私は一度書いちゃうと、ほとんど筆を入れないほうです。ある時期から、細かいところ直しても論考としてはたいして意味ないんじゃないかというか、思うようになってしまったからです。意味ないというか、論旨を伝えるのが一番で、細かいところはどう書いても同じというか。もちろん読み直して、繰り返しや論証不足をはじめ、アラが見えないと言ったらウソになる。それは見える。その辺をデスマッチ感覚で、死にものぐるいで議論したころとくらべて、ずぶずぶに堕落しているのかもしれない。
 でもって、昼間に録画などをみる。予告座はまさかとおもったら、やっぱりHEROだった。登場人物人気コンテストで、キムタコ、松に続いて三位が、「あるよ」のマスターで、テレビCMでも「あるよ」がポイントになっている。いろいろくせ者俳優が出ているわけだけど、やっぱこの番組の基本フレームは、キャラキャスト系ではなく、ジャニ10パー、キムタコ20パーという目玉ディペンデント系なんだろうかと思ってみたりもする。が、まあそんなことどうでもいいですよね。
 「河川敷で生活していたと思われる人々」が36人、流されて行方不明の人もいるらしい。中州にとりのこされたぢいさんの絵面はなかなかのペーソスだと思ったが、はたして各局採り上げていた。救急隊員にしてみれば、電線の下を空中から救助ということで、決死の救助だったはずだ。なんか、最初の戦国自衛隊を思い出し、恐怖なきもちになった。