にしおかすみこの号泣

 日曜日にタモリなどをみることは、めったにないのだが、なぜか今日は起きたらかかっていてにしおかすみこが号泣していた。いいとものアフタートーク。苦節13年にしてようやく売れて、でもっていいともにでたから、っつぅことなんだろうが、ビィビィ泣いている様子は、なんとなく野沢直子のできそこないみていで笑ったが、まあ野沢直子はもっとぶち切れているだろうとは思う。この人のビザビザはいかにもキャラっぽいとは思っていたのだが、もしかするとガチで、バナナマンとかからんだら大笑いだぜ、みたいに思ったし、そのうちそういう店でもつくって、あげくのはてにパクられたらおお笑いだよ。とか思っていたら、惜しげもなく、過去のキャラを開陳。
 よく覚えてないけどさ、なんかキメぜりふがあったほうがウケるみたいなことと、一発芸系統のネタを必死にやっていたみたいなのな。サンバだよ、とか、フラワーだよ、とか、そんな感じで、だよ!だけはいっしょやないけ、と思ったけど、そういうわけではない。私が一番笑ったのは、鼻毛だよから枝毛だよへの変化、タテに伸びをして鼻毛だよ、脚をひざで曲げてひょこっとあげて枝毛だよ。わははははは。一番自信のあるネタといわれたにしおかすみこが、言い出したのが渦潮。やれと言われてやり始めたのだが、なんかビザールな衣装を脱ぎだした。おいおい、それはちょっとやりすぎだろ、森三中でもやらないだろ、おいおいおいと思ったら、バンドとかとっただけで、ぶざまなインリンポーズって、何よと思ったら、ヒップホップの旋回みたいにして、仰向けにくるくる回り、脚をゆらゆらさせて、「うず潮!!」。わははははは。というか、その横で苦労知らずのオリエンタルラジオが、邪悪に微笑んでいた。
 号泣でいうと、紅白歌合戦に出たいしだあゆみなんかの号泣は、高度成長期の感情規則を象徴していたし、またバブル期の松田聖子の号泣は、ブリッコうそ泣きと泣いている方も、見ている方もポップに割り切っていたわけだが、にしおかすみこの号泣はネタともガチとも付かないところが、今のボダな時代を象徴しているように思えてならなかった。だって差、まあともかく号泣はしているわけだろ、しかもとりあえずはいしだあゆみっぽいわけだよ、でも、タモさんにでられて、あたしはあたしは、というのではなく、またブルージィにいろんな男が通り抜けていったわ、今回は雑食健啖家のP○○ちゃんと何様に心よりサンクス、とかゆったりもせず、過去のネタやっていて、それがなかなか面白いとともに、そこそこへなちょこでシャビーで、なんともぬんともで、「細いからだのどこに力を入れて立てばいい」みたいな、「ぼくらの」のインストールを思い出してしまったりしたのであった。と言うことで、意味もなく、またちょいと不謹慎だとは思うのだけど、新しいカテゴリーをたててしまいますた。

みんなのうた2(初回盤)(全曲PV収録DVD付)

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 ミドリカワ書房の「心」というのをダウンロードした。「顔」が「整形手術をしたいの」だったのだが、こんどのは「整形手術をしてから○○年」みたいな感じで、まわりは手のひら返したようにちやほやするようになって、むかついて、パクついて、ぼろ屑のように捨ててやった、金も美貌も手にしたけど、愛がねぇよ、みたいな、なにやら玉川カルテットのような歌詞を、「顔」を転調しただけのようなメロディーにのせて、ご機嫌なアップテンポで歌い上げる。中村中の新曲と対になっているような興趣だった。もう一曲ダウンロードしたのが、「籟・來・也(らいらいや)」。GARNET CROWとは思えないマイツボな曲調。まあこれは、ダウンロードできたんだけど、キルシェの「シュバルツ・ナハト」とか、KOKIAの「ネシアの旅人」なんかは、ダウンロードできない。しかも、後者は、なんとCDもないんだよな。なにやってんだろうか??普通メディアミックスとかで、そこそこ売れるから売るンぢゃねぇか?そんな商売ネタはどうでもいいけど、聴けるのがツベとかだけみたいなのは、なんなんだろうと思うよ。動画サイトから、ダウンロードサイトとか、通販サイトに誘導みたいなのがあって当然だと思うんだけどな。それとも、費用便益分析でもやって、得じゃないということなんだろうか。ついでに言えば、「籟・來・也」もアマゾンでヒットしない。詳しいのは下記。これを読んで、インストもダウンロードしましたし、他の曲もした次第です。
http://blog.goo.ne.jp/tecchan_july/e/2b984af5526be783ed38e2abbc77df43