ゲイニン魂

 仕事の狭間でビデオなどを見た。出払って借りれなかった『それでもボクはやってない』がお盆なためかめずらしくあったので、まずそれをみる。井筒和幸監督が、アメリカ映画に気合いで出演したことについて、コージちゃん、でりゃいいってもんやないでぇ、などと、気合いだけの英語をゲラゲラし、井川投手と同じような位置ドリになってしまい、何に出ていても笑ってしまう結果となっている、というか俺が笑っているだけだけどさ、その役所コージちゃんが、なかなか陰影のあるところを魅せていたと思う。検事役が尾美としのりという存在感であり、すべての人がガチ馬路に努力を尽くした結果の判決に、炸裂するものは、勧善懲悪ハイタッチ系ではなく、いろいろな含みがあって、そこそこ大人の味だべ?みたいな。w最後判決を出さないという終わり方もあったとは思うが、さすがにそれじゃあね。それと『ブラックダリア』もみたが、撃ち合いのシーンくらいまでみると、だいたいのことがわかってしまうというのは、ちょっとアレだったかもしれないが、主題提示とか、事件までの道程がかなり長いので、致し方なかったんだろうか。
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 コンバットのHPをみた。川島「いつも(東急)ハンズでカツラとかを買ってたのに、衣裳さんが用意してくれて、メイクもしてくれて、こんなぜいたくしていいのだろうかと…。今まではお金のことを考えて妥協しちゃうのに、この番組だと全力でコントができるのがうれしいです!」八島「セット見た瞬間、びっくりしてテンション上がりました!」
山口「全部想像以上でした!やってみて本当に気持ちよかったです。ぼくらって、エディ・マーフィが好きで組んだコンビだったので、まさかそのコントを初回でできるとは思わなかったです!」というような初回撮影後の初々しいコメントが出ている。ある意味、中野の飲み屋で流しのお笑い?みたいなのをしていた頃のカンニング以下だったんだろうな。wで、まあ、注目のコメントですが、Q.この番組での自分のポジションは?秋山「汚れ役担当です!」石井「僕はきっちりその真逆をいきたいです。クリーンなビジュアル担当で!」秋山はともかく、石井元気は真逆の眞逆になってしまっているのは、実に不本意だろう。w石井ちゃんキャラが大ブレイクして、三須友博みたいなヲタが大騒ぎで、鬼濃い状況になって、故郷に錦を飾って、地元の盆踊り大会で、「今東京で大人気の石井ちゃん登場」とかいって、そこそこ盛り上がったらトホホだろうな。つーか、東京出身かもしれないけどさ。前に愛媛の島かなんかの女性が東京でウフンなアイドルになって・・・みたいな話があったけど。
 で、「石井ちゃんの唇は俺のもの第二弾!!」。なんかなんの意味があるのかわからないが、パンダPのようなゲイ介ちゃんがいて、あるあるあるあるたらればたらればたらればで、萌えまくって強引に企画していたら、大笑いだけどな。で企画だが、ドアを空気ポンプでこじ開けて、水鉄砲でペーパー製のドレスを徐々に溶かすというのと、バケツリレーで風船を破裂させ一気に溶かすというのと二つ。なにが、緊急特別企画だYO!というようなもの。で、まず面白かったのが、空気ポンプでドアを開くところだけど、三須のモーション、アクションが半端じゃないもので、すげぇ存在感だった。他の椰子ががくがくになっているんだが、三須はリビドー炸裂、削岩機魂のようにものすごいパワーとスピードでシュタシュタシュタとポンプに逝っていた。この動作性は、実にマンガチックで、いろいろな展開が期待できるのではないか。バケツリレーのほうは、同じく (;´Д`)ハァハァを演じようとしていたようだが、イマイチだったかもしれない。
 あと目立たないが、ライス国務長官の司会もなかなかで、そして、一同ゴクリというシーンのロゴに、製作スタッフ幹部の欲望が炸裂しているという風、がグーぎゃーのポイントなんだろう。「逆転で、三須君の優勝」って、最初から三須君ブッチ斬りだっただろ。ともかく、恒例のブーデーなすーキーのコーナー。石井元気キレまくり、そして三須は暴走で、おそらくは左手で・・・と思ったら、さすがに深夜でもそれはなく、石井ちゃんがアドレナのカンニング竹山のようなペーソスあふれる表情に陥ることはなかった。ただ二度目いってましたけど。三須「すごく楽しかったし、他の事務所の人とも一緒にできて勉強になりました」三須「今後、メンバーが残っていること前提ですが、この先10人全員で作れるコントをやりたいです!」

引用元

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/n07-022.html
 いろんな笑いがあるけれど、ぼれろが出ていたとおぼしき、野ぶたをプロデュースの冒頭で、堀北真希がgrinと笑うのは、けっこうツボなものがある。そして、笑いには、社会構造のいろいろな要素が結晶化されていて、興味はつきない。