ぶひょ的なものの運命

 BOYSエステというのは、代官山にあるんだな。何となく出だしが、何かに似ていると思ったのだが、『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』のEE男ぢゃね?みたいに思ったりした。本来なら、日テレの土曜九時とかにするべきもののような気がする。w
 それにしても、ライバルが出てきて、主張が強くて、わかってほしくて、よわくて、守って、わがままで、叱って、・・・等々、鬼ウザイくらいに少女マンガ的なシチュエーションがポップに横溢していて、その辺の表現の距離感が、ドラマの独創性かもしれねぇかもなとか思ったりもする。

 『BOYSエステ』のメンバーは毎年恒例の研修合宿のため、河口湖を訪れていた。響は、合宿中に行われる最終試験に合格して正社員になるために、静香は響の施術パートナーとして合宿に参加していた。メンバーは響と静香のほかに、七里と吉馬、直紀、公子、さくらが参加。そして、一同の前にエステの師匠・八頭田福子が現れる。彼女はエステ界の神様と呼ばれている人物だった。


さっそく福子は合宿中のペアを発表する。七里&公子、直紀&さくら、響&静香のペアで研修中は、食事や運動、施術を一緒にこなしていくことになる。さくらは響と組めないことが不満で福子に意見するが、叱られて従うことに。


さっそく女性陣は、運動着に着替えてジョギングを開始する。そんななか、響は福子に突然呼び止められる。彼女が響の両手を包むと手から光が放たれ、響は不思議な感覚に陥る。福子は響の手の感触を確かめると、微笑してその場を去ってしまう。


ジョギングを終えた一同の夕食は、バーベキュー。しかし女性陣のは、栄養バランスは考えられているものの量が少なく、静香たちは空腹が満たされない。
一方、超貧乏生活を送る響は、久々の肉に目が釘付け。さっそく肉に手を伸ばすが、福子に一喝される。エステティシャンは両手で同じ動きをしなくてはならないため、箸は左手で持ち食事をするように指示を受ける。試験合格を目指す響は、やる気になるが箸が上手く使えずなかなか肉にありつけない。
夕食後、空腹に耐えかねた静香は食べ物を求めて食堂を訪れる。すると響が、左手に箸を持ち、豆を運ぶ練習に励んでいた。2人が話しているとさくらが現れて割って入る。


さくらは響と2人きりになれない合宿に不満が募る一方、静香が響に惚れないように見張っていた。すると甘い物好きの静香が、自動販売機の前でジュースを見つめているのを発見。はじめは静香の行動を制すさくらだったが、悪知恵が働きジュースを飲むことを静香に勧める。ジュースを飲んでダイエットに失敗すれば、ペアの響に迷惑がかかり嫌われるだろうと考えたのだ。さくらの思惑も知らず欲望に負けた静香はジュースを飲んでしまう…。
http://www.tv-tokyo.co.jp/boysesute/backnumber/index.html

 冒頭で三段腹実写。いつも上の空でみているから、初めて認知。こんな映像あったんだ。って、でも、差し替えだろ。とーぜん。わははは。どう見てもこれが杉本有美の腹であるわけがない。これでは、類家明日香なんてものではなく、だいたい年齢が違うと思うけどな。まあそういうことはともかくぢごくの河口湖合宿。高梨さくらが意味もなくいて、詩梨だっけ?、部費がブヒブヒいいながら、「やせっぽちが、ごるぁ」と意味もなく合宿参加のさくらにメンチきる。わけわかんないけど、ともかく本日は、というか最近このぶひょが、大クローズアップ。w
 メシが足りないということでで、三段腹、その詩梨他がブヒブヒゆっているわけだが、まあワシの今のメシに比べれば全然多いと思うぜ。まあ成長期はたらんだろうがな。だけど地獄の特訓で箸を左手で持つって、東京オリンピック鬼の大松監督のパクリぢゃん。つーか、ダースベーダーとか、めっちゃめちゃわかりにくい小ネタがばらまきちらしてあるのが笑えるのがこの番組。これで、時効警察超えまくりとかゆってたら大笑いだけど、面白いものもないことはない。そーいや、三段腹ぐうぐういっているのをみて、学生時代にゼミでぐうとゆって「偶子」とかあだ名されていた椰子がいたことを思い出した。今だったら、ああゆうからかいの構図はかなりやばかっただろうな。
 ボーイズの研修は左手研修だけでなく、二の腕の内側の筋肉を鍛えるために、スクワット仕様のキラキラ星。さくらちゃんを小沢が腹もみまくり@エクストラ無し。しかし、ブヒがいちいちブヒというのが笑えますね。研修の先生@ゴッドオブゴッドハンドの試技により、三段腹が爆睡してぐぉおおお。この前の倉科カナもそうだけど、ここのあたりのドラマはアイドルに平気で汚れをさせるところが笑えますね。
 意味もなく場面転じて、浴場。男湯をブヒと三段腹がのぞき。しかも、ぶひょは、七里の衣類をブヒブヒかぎまくるなどぶひょりまくり、そこへ、小沢がすっぽんぽん出てきて、ぶひょはぶひょひょひょひょひょで、三段腹が鼻血ぶひょ。って、めちゃくちゃでござりまするがな。小沢の残像と、空腹と、ぶひょのいびきで耐え難くなっている三段腹の、恒例妄想劇場。どらま内ミニコーナーというのは、昭和風??
 響鬼の責任感=パートナーシップの欠如が問題になるという、ごく真面目な展開もあり、響鬼はそれに気づいて成長してゆくという、健全少年少女垂涎の展開にワロタ。と思ったら飲んだくれの七里が図らずも三段腹にハグりかかる。で、目撃した響鬼やっちゃうやっちゃうと誤解。やつあたりの激怒。三段腹は響鬼怒られて爆(´・ω・`)ショボーン。そして、三段腹は、樹海に・・・。スゲェ展開。リアルじゃないところが作意だったらすごすぎるけどな。ぶひょ「この辺紛れ込むと帰れないわよ」。響鬼「まぢやべぇ」。わはははははは。ありえねぇ・・・。迷い込んだ三段腹を、響鬼がみつけて「探しに来てくれたんだ・・・・」。腹へこで樹海に。今回は八代亜紀もお約束のシャワーもなし。つーか、一応スピードワゴンの小沢はあったけどな。しかし、ぶひょはどこまでいってもぶひょで、この辺で勘違いすると逝く道逝くしかなくなるってことだけはたしかだろうね。お笑いブームというのは、社会現象として意外に根が深いのかもしれないな。と、ブヒョ系の私は『キャラ論』を詠みながらそう思ったのであります。