執筆でヘロヘロ

 新著の執筆も佳境に入ってきた、と信じたいのだが、もうここまで来たら、何度でも書き直してやるというかんじ。世界思想社ともう一人の著者から来た書き直し指令を一気にやりあげて、めざにゅーの時間になっちまったが、まあやけくそで、日記でも書いてやろうかと。まあしかし、集中すればこのくらいはできるというのは、ちょっとうれしかったりする。365日これだけ集中していれば、どれだけの仕事ができるだろうと思ったりもする。なんか、他にやってもくだらないし、10年くらい修士時代くらいに頑張ってみようかとも思いはじめている。
 まったく信じられないくらい細かい作業がダメだと言うことを痛感している。幸いもう一人の著者は、得意なので、細かくミスを直してくれる。それで知ったのが、ワードのコメント機能。こんな機能があったのね。卒論のコメントとか、これでつければいいわけだろ。しかし、なんか窮屈なんだよね。脚注機能もそうだけど。しかし、なにをどれくらい直したか、忘れてひどいことになっている。保存し忘れとかあって、そこに上書きして、それでミスが増えている。だったらさ、更新履歴みたいなので、何日前かの文書に戻すみたいな機能はあるんだろうかね。
 世界思想社のサティスティックなまでの校正が始まりかかっている。これは馬路すごいものがあって、細かい作業が得意なもう一人の著者も驚いていた。たとえば、洋書の目録つくって、同僚のA堀さんのアドバイスもあり、ちゃんと出版地までいれたんだけど、競いかけるように??改版どこまで書くかみたいなことで、恐ろしいまでの書き込みがあった。すごすぎる。つーか、アメリカとかの出版社って、すぐ改版するでしょ。ぞろぞろぞろぞろ。グリーンウッドみたいにぼったまがいの値段で美味しい本を出版しやがって、泣く泣く買うみたいなものもあったし、もっとすごいのは注文がたまってから、印刷するとか。そーいや昔、ペーパーは何冊かたまらないと発注できないみたいなのがあったけど、アマゾン君があるから、そういうのも買いやすくなったんだろうな。まあ、そんだけ精査しなくなったというのは、ちょっと情けないが、パソコンもなにもない時代にそういう訓練をしたことは、無駄にはなっていないと思う。
 今の学生さんは、クレクレ君してして君が多すぎるよな。参考文献プリントに書いたら、出版社と値段も書けだとか、ろくに調べもしないで教えて教えてとか。それだけ今までの教材が、よくできていたんだろうけどね。
 さて、また明日、どんな書き直し指令が来るんだろうか。それを踏まえて、もう一度出版社にハードコピーを送り、さらに添削チェックがありますからね。でもこっちも欲が出てきているから、いくらでも書き直すつもりです。