ハニカミ王子

 ハンカチ王子が4勝目をあげて、早稲田が優勝し、鬼客が入って、大騒ぎなわけだけど、今度ははにかみ王子が登場し、こっちの方がさらに若いので大人気なのだという。うちの親なども、こっちのほうが(・∀・)イイ!!などと大騒ぎしている。金ぱちが、マルティプライズしたみたく、もう王子出まくるんじゃねぇの?変わりビナもどきみたいなのまで出てきたら、どーしようもねぇよなぁ。そういや、社会学会にも王子が1人いたっけなどと思ったりしたのだが、なんではにかみ王子といわれるようになったかという話を知って、ぶっとんだ。話の発端は、瀬戸内だった。

ハニカミ王子の名付け親は多賀公人アナウンサー

ハニカミ王子の名付け親は多賀公人アナウンサーです。


多賀公人アナウンサーは瀬戸内海放送(KSB)のアナウンサーで、石川遼が優勝した東児が丘マリンヒルズGCで行われたマンシングウェアオープンKSBカップで実況をつとめていました。


多賀公人アナは石川遼が17番ホールでチップインバーディーを決めた直後に「東児が丘に王子が誕生しました」とコメントし、その後、石川遼がハニカミながら優勝インタービューを受けている様子を「東児が丘の王子はハニカミ王子でもありました」と実況した。


この多賀公人アナウンサーの「ハニカミ王子」という単語が翌日以降新聞等で広まることになったのだ。


多賀公人アナウンサー本人もハニカミ王子という言葉がここまで流行するとは夢にも思わなかったことであろう。


多賀公人アナウンサーがつけたハニカミ王子の名は、一体石川遼が何歳になるまで呼ばれるのであろうか?
http://hanikami-ouji.sblo.jp/article/4127970.html

 多賀アナウンサーは、私が岡山にいた頃、モーニングKSBという番組をやっていた、岡山香川地方では知らぬ者がいない朝の顔だったのである。地方文化を研究していたわけだし、地方局がつくった番組は注目していたし、特に朝の番組を独自にやっていたというのは、すごいことだと思い、よく見たものだ。なつかしいものがある。実は、この人に、テレビに出してもらったことがある。「バレンタインデーの義理チョコは、生活習慣病のオヤジに毒を盛るようなもんで、殺意でもあるんじゃないか。緩慢なる殺人だろ」とか、めちゃくちゃなことを言った覚えがある。どう考えても、自分はメディア向けじゃないなぁと実感したことだけは記憶している。神経症が悪化することだけはたしかだ。
 まあそんなことはともかくとして、石川がウッズみたいになったならば、このニックネームは、――いじめ防止のためニックネームが国民的に禁止になるようなことがないかぎり――残るだろうし、まあ言ってみれば、「前畑頑張れ」とか、「それ行けテンポイント、鞭などいらぬ」とか、そんなものになってしまうかもしれない。歴史に残る仕事をしたことになっちゃうかもな。思い出したのが、野球のオールスターのマスカットスタジアムでの中継。地方局のアナウンサーは、解説の豊田泰光さんに「野球解説の○○」とちょーしこいてすごいリングネームみたいのつけて、ノリノリになったら、水戸っぽの豊田さんに、焼き入れられてたこと。一世一代の大勝負が、爆(´・ω・`)ショボーンで、ちょっと気の毒だった。