足クサ川柳

 川柳と申しますと、なんと言ってもトリンプ川柳の「冬ソナを勝負下着でみてる母」という傑出したものを思い出すのですが、本日ネットをみていたら、第一生命保険プレゼン津サラリーマン川柳日本一ベストテンというのがニュースになっていました。「脳年齢 年金すでにもらえます」というのが一位、また男性受難時代は続いているようで「このオレに あたたかいのは 便座だけ」(2位)、「『ご飯ある?』『ツクレバアルケド』『ならいいです…』」(8位)などがベスト10に入ったということでございます。それよりもぶっ飛んだのは、リンクされていた足クサ川柳のほうであります。

入選作品から。
『部下が皆 マスクのわけを まだ知らず』(無愁さん 72才男性)
『家にいる 臭いでわかる 気配臭(ケハイシュウ)』(エイトウーマンさん 47才女性)
『ほんとうに 「土足厳禁」 いいんだね』(Gさん 47才男性)
『しのび足、足くさサンタに 子ら起きる』(柳原キイ子さん 56才女性)
『足隠す 靴脱ぎ合コン 先に言え』 (タコさん 32才女性)
『セールスマン あなたに売りたい 臭い消し』(ミスタークリーンさん 42才男性)


続いて岡本賞。
『社内にも 足にも欲しい 風通し』(赤とんぼさん 57才男性)
『存在感 薄い亭主の 自己主張』(ちいにいさん 37才男性)
『ネコが来て 靴下嗅いで 砂かける』(熊猫太夫さん 45才男性)
『靴試着 しゃがんだ店員 横を向く』(931さん 44才男性)
『靴脱いで 冷めぬ恋なら 本物か』(硝子さん 27才女性)
『指で鼻 箸で靴下 つまむ妻』 (蝶子さん 54才女性)
『おしゃれさん ブーツ脱いだら 洒落にならん』(さすらいのひよこさん 29才女性)


準グランプリ2作品は
『父さんが コタツ入ると 猫がでる』(フックンさん 44才男性)
『新幹線 異臭騒ぎは オレの足』(考える足さん 40才男性)


そして栄えある栄冠、初代「足クサグランプリ」に輝いたのは38才男性ハリマオさんの作品


『足の裏 嗅いで思わず イナバウア』
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091173434275.html

 靴下メーカーの岡本(奈良県)が募集していたもので、この会社のサイトはこの一点で大盛りあがりということです。異様なまでにマニアックなHP「今日もガンバレ!足クサ男」に思わずぶっ飛びます。動画みたいなのがあるんだもの。おどれぇたよ。しかも、募集はサイトから自動でできるの。メイルとか、封書じゃないんだよね。
https://www.ashikusa.jp/midashinami/
 このサイトのすごいところは、足クサ撃退の工夫がいろいろ書いてあり、まじめにも参考になるところである。しかし、他方でよく考えてみると、これはもうマニア垂涎、ちうか、悶絶なものがございますでしょうね。「今日もガンバレ!足クサ女」があっても(・∀・)イイ!!と思う。湘南の海を見習い、大仏様もぶっとぶ奈良の足クサ王子、足クサ女王というような企画もおっぱじめないでしょうか。どーせたいして費用かからないしさ。女王対フェチ男対決とかやったら、さすがに企業イメージダウンしまくりかもしれないが。あらゆる種類のエッセンスがあり、バニラから焼きそば、さらにはンコまであるわけだよね。今でもあるかどうかわからないけど、ンコのは入手したことがある。小瓶に入ってるのよね。一滴でものすごいことになる。バイトしていた塾で自慢したら、くれというので、やったら、学校でキレた馬鹿が一ビンまき散らして、てーへんだったというんだが、これがガキのつくりだったかどうかはさだかではない。それにしても、グランプリ作品のイナバウアは、驚きなのか歓喜なのかわからないところがみそだろうな。