深夜ドラマ

 マンガ原作のドラマが多すぎるし、それはたぶんサヨクな島田も言うように、小説やなにやらをマンガが超えてしまっていて、逆にそこで小説がレゾンデートルを問われ始めているということもあるんじゃないかと思う。マンガ脳、ゲーム脳は問題になったが、ワープロ脳は問題にならなかったわけだし、やっぱパローレパロレパロレぢゃねぇよというような文字情報への固執があるんだかなんだかわからんが、オレはあるけど、wまあともかく、才能が集結していいものができているということだろうし、で、で、拝み屋、怨み屋ときたら、のぞき屋、殺し屋だろうというのが、普通考えることだとは思っていたのだが、まさかもうやっているとは思わなかった。映画はトモカクだよ。
 で、クピドの虹玉の秋山莉奈が「のぞき屋」のドラマに出てるのな。サンデーかなんかの袋とじで、鬼かげきありえねーほどみたいなのが吊り広告であってはじめて気がついた。月曜の深夜二時なんかにやらないで欲しいな。でも、たぶん、原作の本格派的な部分はさておいてのものに仕上がっている悪寒はある。月曜の深夜ならみられるから、みてみようかと思う。もう6回も終わっちゃったからね。なんか、みくしのドラマコミュみたいのでも入っておかないと、見逃しまくりだな。別に、それで喰っているワケじゃないから、情報に遅れることは、どーでもいいけど、見逃しは悔しい。もう6回も終わっちゃっているんだからさ。困ったもんだよな。ブログとかみましたけど、これはかなり面白そうだし、6回も見逃してしまったのは、実に残念なものがある。知らない人は誤解するかもしれないから、一言しておくと、原作マンガはすごいものがあるわけですよ。まあたぶんドラマは、ぽよよんで見せないとは言い切れないだろうけど。w
http://www.tv-tokyo.co.jp/nozokiya/onair/index.html
 で、『エリートヤンキー三郎』なわけだけどさ、事件→困った→占い→仲間由紀恵??→ぽよよん→窮地に陥った三郎失禁→変身→敵を殲滅というのが、基本パターンであったわけだが、本日はちょっと違っていた。まず第一に、仲間由紀恵とおぼしき人のお告げのシーンがくりかえし、怒アップで出てくるのである。さあ、チェックしろ、どうだ?わかるか?君たち?わかんねぇか??どうだ?と言わんばかりに、数回仲間が出てくるのである。これはかつてこの時間帯のドラマになかった趣向だろう。チキンボーイ=三郎、麻美ゆま他=ぽよよん、ドラマのヘソ艶子=板倉というドラマの基本構図は、下北GLORY DAYS以来まったく変わらないと言っても過言ではないし、まああとは配役で適当にと言うのも変わらない。また、一点ヲタキャラとも言うべきくすぐりもあって、典型は秋桜子だったと思うんだが、本日はなんと、明治乳業 明治ミルクと珈琲他でおなじみ?の野口聖古とおぼしきが奇っ怪なメイクで出ていて、もしかと思って調べたらそうみたいだ。しかし、仲間ネタは、事務所力のなせる技なのかもしれないし、また仲間があまりに山田キャラだということかもしれないのだが、これまでのちょこっと登場にはない、すごさだと思われる。
第二に、細かいところだが彼女役の人が、突然極道の妻のように啖呵をきってみせたのである。そして、デート仕立てということもあり、ねるとん紅鯨団仕様の「待った」が出て、彼女がスリラーのゾンビのように彼女に迫るシーンがある。三郎は、いつもは漏らしたあとは、この世のものとは思えないくらい強いわけだが、今日は暴力嫌いな彼女に知られるのを恐れたためか、鯉のぼりマンに変身してしまう。この鬼バカさは、最初は三郎の口以外にマンガ的でなかった映像を、徐々に変えている感じがする。で、第三にぽよよん。あいかわらず不自然でなんの脈絡もないのだが、本日は目じりなものから入って、ちょっと驚いた。これがスリラーになる遠因でもある。
 第四に、三郎の変身シーンで、「もうお気づきでしょうが・・・」という来宮良子とおぼしき、あるいは声色のナレーションが入った。さらに、仲間由紀恵?が怒アップ。ボクはね、最後の最後になって、「まるっとお見通しでぇ」というのが、本編でなくてもいいから、どこかで入らないかものすごく楽しみにしているのである。そして、なんと、クピドの虹玉のむっちゃんじゃあるめーし、「限界まで7漏らし」というのが出ちゃったからね。おどれぇたよ。カウントダウンし始めましたからね。