ボケ力

 牛乳を泥棒した人が報道されていた。牛乳配達が復活したことは知っていたのだが、今時盗む人がいるとは思わなかったし、盗んで実名で報道されるとは思っていなかったんじゃないだろうか。もやししか食べておらず腹が空いていた。もやしは自分で栽培していたわけないんだろうな。wまあ、昔はよく盗まれた気がする。牛乳箱には二本入っていて、気がつくと一本なくなっていたりした。一本残すせつなさと、もやししか食えないで、牛乳パチるせつなさは、なんか似ているよな。無銭飲食とかなんでもできたわけだろ。デパートの地下に行けば、そこそこただで腹一杯になるぜ。
 昨日から、ドラマの『QUIZ』というのを見だした。なんか、『ケイゾク』とか、『アンフェア』とか、そういうテイストのやつ。途中で「わかっちゃいますた」とかあんちゃんがゆって、「オマエドラマの見過ぎだ」とねえさんが返すというのがあって、鬼ワロタ。しかし、アブノーマルにぶっ壊れた刑事と犯人たちの饗宴というようなカンジで、謎解きがすすんでいくんだが、狂気がものすげぇつくり臭い感じがするわけよ。一見。森口瑤子はひいき筋だから(・∀・)イイ!!に決まっているわけだが、財前直見内山理名生瀬勝久温水洋一も、そしてわけわかんないグラサン坊ちゃん刈りの竜雷太すらもよいわけだけど、なんかさぁすげえせりふややることがワザトラマンだったりするところが、眼につくわけ。一つ二つじゃないから、気になるのですよ。便所をまっかっかとか、ケチャップとオムライスとか、どうだ寓話だろみたいなのがぞろぞろでろでろあるんだよ。ここまであると、シュールじゃない。で、なんか不思議なんだよな。なんとも。新趣向のウリだったクイズ仕立ても、別にどーでもいいんだろうし。なんかポップなんだよね。でも、個人的には、中森明菜のボーダーみたいに、鬼べたにのたうちまっているのも悪くないと思うんだけどな。さて、カポーティをみましょうかね。
本日のコンバットは、「なべもと総合コメディスクール」。「アターっす」と講師登場。ッテ誰?この橋幸夫とコロッケのできそこないみたいなの?誰かのパロなんだろうけど、こんなもの素人にわかるかっつぅの。w「面白男と書いておもしろお」。くだらないが、鬼ツボで笑いころげた。おもしろおこと佐藤先生とゆっちゃうし、なにをするんだと思ったらツッコミ訓練。おもしろおが面白いことするのかと思ったら、。ビデオ教材を用いた講義だった。
 教材は、お笑い偉人列伝。流行らないギャグを生み続ける男。上島竜平。ガキの頃からふんどしいちょ。裸でちょければ、島は明るかった。で、悟りを得る。「脱げばうける」。で、速攻コメディアンに。ジモンとダイナマイトボーン結成も、ぽしゃり、ツッコミ肥後入れて、再出発。計算し尽くされた竜ちゃん。ツッコミの肥後。回転のジモン。ッテ、ジモンいらなくね?wしかし売れず、竜ちゃん解散宣言。肥後「竜ちゃんはなにも考えなくてもいい」。上島「そうかぁ脱げばいいんだな。オレ脱ぐ」。肥後「立派に脱げよ」。ジモン「ワシは?」「なんでもいいからコレクションしてくれ」。で、ダチョウ倶楽部ブレイク。でも、ギャグは流行ったことがない、なぜなら竜ちゃんのギャグは神に選ばれし者だけがゆえるギャグだから。
 わはははは、って、これ授業かよ。笠井アナ似「オーゲサじゃね」。子コロッケ?うぜー。つーか、芸術的なまでに、統一性がないね。まあそこがねらいなのかもしれないが。もう一つ、使える芸人が峻立してくるのを見極めようとしているのか、それとも固有名が見えてこないかたちのお笑い集団つくろうとしているのか、ちょっと興味あるな。
 パオロのツッコミ力がほんのすこし話題になっているけど、聞き上手になるには、ボケることも大事だと思う。世の中ツッコミの時代なら、上手くぼけて場を回せれば、会議でも集団面接でも仕切りまくりになれるんじゃないのかね。私の場合、公的書類などは誤字脱字だらけでつっこまれまくりだ。これは、わざとぼけたんじゃないのが悲しいところだが、話をかぶせさせる間合いみたいなのを体得すると、話もふっくらして楽しくなるんじゃないかと思う。最近のゼミをみていると、言いたいことを上手く言うことに一生懸命になりすぎて、しゃべりすぎたり、つっかえたりしている。まあ、昔からそうかもしれないんだけどね。マシンガントーク的な人なんかは、人の話をぜんぜん聞いていなくて、人がしゃべり終わるのが待ちきれないとばかりに待ちかまえてしゃべり出すのがいたよな。同級生とかでも。まあそういうのは、たいてい(省略w)。