懺悔の値打ちはあるのかね

 いよいよXenosも佳境に。若いカポーがコロされた時点で、原作と違ってきているようだ。掲示板より。「後藤理沙さますごい魅力的。黒い革の手袋を嵌めていただきたかった!!」とまあポイントを突いたコメントもございましたが、ホームページ@Xenosで話題になっていたのが「秘密クラブ」。入り方がわけわかめなどと、閲覧者をカモカモしているところは、すばらしいものですね。ちなみに掲示板にこんな書き込みがありました。「秘密クラブとはクセノスのオークションに登場した女の子の情報を閲覧できるところで、クセノスの公式サイトから入れます(0時〜3時間)。パスワードは「Xenos」。まだ準備中の様ですが・・・」。これホントなんスカ?と思ってアクセスしようとしたら、「営業時間にご来店をお待ちしています」って、たぶんお子様が観ないようにみたいなことかもしれないし、趣向かもしれないし、いずれにしても企みがいろいろあって、飽きないものがありますね。しかし、どんでん返し続きまくりだから、みんな生きていたら大笑いだよね。いくら何でもそれはないかな。今週のストーリー。

直人と山崎は怪しい動きをする探偵の真理子を部屋に監禁し、事件の真相を聞きだそうとする。その時、真理子の携帯に奥田から連絡が入る。奥田と真理子が繋がっていることを知り、驚く直人。一方、ミナは青木と良美の遺体に対面。これまでの良美との友情を思い出し、涙にくれるミナ。そんな中、直人は奥田に会い、真理子が直人のマンションにいることを告げる。すでに始末したはずの直人が生きていることを知った奥田は真理子を呼び出し…。 (クセノス公式サイトより)

 予告編からいうと、女探偵が氏ぬんぢゃないの。ブラッディなバディ♀が予告でうつされていたからね。後藤理沙と、木下あゆ美とこの前言ったけど、考えてみると小向美奈子遠山景織子もいるよな。上の革手袋の書き込みをした人なんかは、眼をむいて、悶絶でわないでしょうか。w まあそんなことはともかくとして、いよいよ番組がはじまります。
 山崎は、海東に電話して「例の女見つけたよ」って、誰かと思ったら、女探偵ジャン。山崎びざびざにボコられていたくせによ。で、女探偵は、西岡徳馬に電話して、なんか、「女」の表情、仕草、声の調子ッテカンジでしょうか。このへんはわかりやすくつくっているよね。しかし、石橋=海東をみた後藤のビックらこいた顔は、鬼婆のよう。そして、山崎と海東は、女探偵後藤をトッ捕まえて、縛り上げ尋問する。と、一転場面は、一戸奈美「なおとさん」。怒り狂うムロツヨシ。っつぅか、牢屋みたいなところにトッ捕まっていて、すっぴんじゃない一戸大藁。
 「残っているのはこいつだけ」と海東を消そうとする西岡。で、一戸の写真を見た西岡は、「この女・・・」となにか気づく。そして、後藤に電話するんだけど、とったのは海東。すべてに気づく西岡。ムカツク後藤っつぅことだけど、やけに白い肌と赤い服と縄のコントラストが鬼鮮やか。すたっふは、ミステリーそっちのけで、この映像に賭けたんだろうな。遊びすぎっちゃ遊び過ぎかもしれないけど、後藤理紗のファンは垂涎の映像でございましょう。ジツに(・∀・)イイ!!。一方、堀田ゆい夏は、友達たちのバディとご対面。だけど、こっちもあれだな、服がロリぃよ。ミラーマン垂涎仕様というか。遊びまくりだな。言い訳はあるかもしれないけど、秘密クラブまでつくっている連中だから、漏れは信用しないよ。w
 しかし、なんで、堀田がバディを前に悲しむシーンだけ、こんな浪花節で長いの。「らんらららんら♪らんらららんら♪」とお子様のアカペラが入りそうな勢い。こんなミステリー奈ネタ系バッカみていると、山崎がたばこを吸っただけで、毒死しそうにみえるからこまるな。wムロツヨシは、海東=石橋いてこましにくるが、山崎と話し、山崎と名乗ると「山崎!」と驚く。なんなんだぁ???で、秘書と妖しげな西岡が、石橋=海東と出会う。そして、西岡の選挙区の静岡で火事があり、事件の発端になったことを西岡にぶつける石橋=海東。「あとでな」という西岡に、「後藤理紗はあずかっているぜ」。西岡は渋い表情で、手の古傷をなでる。エロ系ネタ系はじっくり長く、ミステリーがシュタシュタマッハ音速に展開するわけだけど、たぶん意味なんてねぇんだろうな。やたらかっこいいけどさ。今回初めて、色遣いの美学みたいなものに気がついた。原色コントラスト系と落ち着いたものを使い分けているように見えるが、そんな図式的な趣向じゃないよといわれるかもしんないな。
 後藤と山崎は海東の部屋。後藤は縄抜けの術。そこに、堀田登場で後藤にビンタしまくる。逆襲の後藤は、ニヤッと笑って、堀田ゆい美と山崎ぶん殴って逃げる。で、展開は西岡。「一戸をさがせ」とムロツヨシの部下に指令。「オマエに店任しても(・∀・)イイ!!」。やはりこいつが黒幕か?ここに探偵後藤から電話。結局西岡がすべての焦点っぽく見えるし、そして、後藤はクセノスのオークションでビットされちまいまスタみたいに見えるんだが、まだわからない。そして、またじっとりした回想シーン。だんだんと鮮明になってきてはいるのだが。しかし、ムロツヨシは黒幕どころか、西岡がその気になれば、クビすげ替えられるような存在みたいに、西岡は言っているわけだ。そして、西岡に指示を受けた部下の椰子が一戸を連れ去りに来る。
 で、「今夜ひさびさにどうだ」と言われて、旅館に行く後藤。はたして、クセノスで仮面のオークションで歌舞伎まくる後藤が回想される。赤いガードルに白い肌のコントラストがはかない。やばいぢゃん。やっぱそうじゃんか。やっぱオークションジャンか。とは思うが、西岡に競り落とされたとは限らない。でもともかく、特別な存在@クセノスであったことはたしか。
 白装束で、目隠しをして西岡と逢瀬を重ねる後藤。後藤は、いつもいつも指示通りマーダーをくり返す。逢瀬メイクラブ→指示→マダーという映像をくり返す。後藤ファン垂涎の展開。これは走馬燈ってやつだわな。そして、やっぱり最後の逢瀬??白装束でアイマスク。そして、奥田こと西岡は、なんと匕首。こいつやばすぎるな。と思ったら、場面チェ〜ンジ。
 え?やっちゃわないの??と思っていたら、海東が、息絶え絶えの後藤をハケーンという趣向。海東が抱き起こす祖「バカね。愛なんか信じちゃって」。時間があったら、ここで石狩挽歌歌舞伎まくりで、北原ミレイ本人登場クラブシーン戸行きたいところだが、今はそういうグランドキャバレーはないよなぁ。っつぅか、石狩挽歌じゃなくて、懺悔の値打ちもないだったな。wともかく、最後の後藤の映像は、すごいものがあった。白装束で、血みどろ。口から血流して、かなり残酷だが、赤白のコントラストで鬼やばい美を打ち出すかたちになっている。前回から、暴走マーダーの疾走感を表現しようとしているのはすごくわかる。でも、連ドラで細切れになり、さらに鬼多いCFで細切れになる。とりあえず後藤のシルエットが、華麗にコマ送りで見えてくるような感じはしたんだけど。この細切れへの作為を見極めようと思ったけど、なかなか理解しにくいな。だけど、後藤の気迫と赤と白がそれなりのオトシマエをつけていたと思うよ。そして、ダイイングメッセージは、クセノスのマスクか、はたまた・・・三目のお絵かきでした。めちゃくちゃに暴走する西岡は、一戸をネタに海東を呼び出す。「探偵みたいにしちゃうぞ」と脅すわけだが、脅す理由はそれだけなのか?もうめちゃくちゃな役を達者にこなす西岡。
 次回は、怒りに燃えた海東が、「徹底的に証拠隠滅よ」と小向ミナコばりの暴走を見せる西岡がガチンコ正面対決で、ぶつかり合う。そして、海東は、怒りのドラゴンのように、爆発するのか。カタルシスな展開が予想されます。でもね、最後は、海東がDVDの宣伝をして、「買ってクセノス☆」。笑う一戸。そして、照れてふり返る海東。おいおいおいおいおいおい。後藤に「買わないと殺すよ」とか言わしたら、かっこいいだろうけど、問題になるだろうな。