卒業式とCNC最終回

 水曜日は、卒業式でした。例年通り、シンプルな礼拝形式で行われました。無駄を削り落とした抽象的な空間は、卒業生にとり重要な最終総括となったのではないかと思います。その後本館前で写真撮影。パンダのぬいぐるみと、2ちゃんのマグマップをいただきました。マグカップをあたまに載せて写真を撮ろうと思いましたが、さすがに、親御さんもごらんになっているし、また、もしかすると受験生の親御さんもみえているといけないので、自粛し、パンダを抱えて写真を撮りました。考えてみると、受験生の方や、受験生の親御さんは、各大学の卒業式風景をごらんになるのもよいことではないかと思われます。数年前の入学式で、同窓会長が、いろいろな思いで入学されたにしても、四年後には勝ち組負け組という図式から自由になって、学んだ成果を携えて巣立って行かれるはず、この大学はそういう大学ですという話をされていました。卒業生の表情をみて、あらためてこの言葉が思い出されました。
 そのあとは謝恩会で、今年はヒルトンでした。例年は欠席者からもお金をとったりするのですが、今年は出席者の会費だけでまかなっていました。その分、乾杯のシャンパンなどはビールにし、飲み物のワインなどはカットし、しかし、料理の何点かは目玉の豪華なものをおき、毎年足りなくなるデザートの類は種類を多くして、かつたくさん用意し、ビンゴの景品は質をさほど落とさず、女子大グッズなどで節約すべきところは補い、そして、おみやげは大学前の定評あるケーキ屋さんアテスウェイの焼き菓子をつけるという、ジツに行き届いた配慮で、感心いたしました。今年も教員のスピーチを手短にし、他方でゼミ生の方たちのスピーチが入り、楽しい会となりました。ちょっとはしゃぎすぎて、悪のりして、パンダをあたまにのせて、レッサーパンダなどと絶叫したことは、お恥ずかしい次第でございます。ゼミからの出席者が少なく、ゼミ単位の催しはなかったのですが、まあ年齢を考えると、このくらいのほうがいいと思いました。
 あけて木曜は、岡山大学での最初のゼミ生と会食をしました。40歳になり課長になったというような話もあり、年をとったものだと爆(´・ω・`)ショボーンでした。大学の研究室も、自宅も、鍵があけっぱなしで、誰かしら来ていて、毎日うだうだするという生活は、私の学問を荒廃させたことは否めませんが、まあ、今考えてみると、今ではまったく不可能になったアジールのような空間を創造したという意味においては、けっこう充実していたかもしれないなぁと思います。
 Chimpan News Channelが、最終回??ということで見てみた。しかし、まったくさりげない展開になっている。1周年記念チンパン慰安旅行。ジャーニュ兄弟たちと釣り堀で釣りをするゴメス。釣れたけど、ゴメス喰おうとしない。ッツーか、ビビってる。大笑い。と思ったら、ゴメス一人でつり上げた。宮田夫妻のおとうさんをパシリに使うゴメス。そのあとちゃんとリリースする。宮田ワンコのHGパフォーマンスは出ない。
 突然、ゴメスはジャーニュ兄に説教をする。ゴメス「おまいはしゃべって面白いが、弟だめぢゃん。しゃべらねぇし、眼むくだけで話になんないよ。あの椰子の美味しい映像ないとギャラ払わないよ、だから池に弟突き落としてよ」。兄「あいつ、キレるよ」。ゴメス「金払わないよ。やれよ」。兄は、そこで背後からジャイアント馬場の16文キックのようにして蹴り入れる。弟「なにやってんだ」、兄「面白くないから、美味しい映像つくってやった」。キレまくった弟は、水かける。なぜか弟はおねえことば。このあとは、ニホンザル2匹とジャーニュ兄弟の対決。ジャーニュのチキンにびびりまくり、続いて、ゴメス対AD。「ばかやろう」「いい加減にしろ」。ゴメス啖呵を切る。なにもないから、まだ続くのかと思った。しかし、サクッと最後に、「動物と人間の共生を祈ってつくられた番組もレギュラー放送は中止。放送延期になっていたスペシャルはゴールデンウィークあたりにやるんぢゃないかなぁ〜。最後はごもごもごもごもごもっともぉ!」。ゆるきゃいいってもんぢゃねぇよ。w