昔、柔道とかやっていたなら留学するとき柔道着を持っていった方がよいなどという先輩がいた。世界標準のスポーツということもあるようだが、日本人が柔道着を着て、チョワーみたいなかっこすると絵のモデルとかになってくれみたいな話も来て、けっこう金になったりするという話だった。ほんとうかどうかわからないが、大学院に入った頃は、囲碁をやっておくとよいと言われた。囲碁は世界で通用する。思考訓練にもなる。そんなこともあり、習い事で囲碁をさせるお受験親もいるらしい。将棋は普及という点では、囲碁に劣るだろうが、脳本、力本の流行を意識した思考力や決断力の将棋本が、ベストセラーになったりしている点では先行しているように思う。脳シリーズでは、中原誠名人のものが面白く、力シリーズでは羽生善治のシリーズが多く目につく。で、遂に出てしまったとおもったのが、下記の本である。
[図解]羽生善治の頭脳強化ドリル 直感力、集中力、決断力、構想力を鍛える
- 作者: 羽生善治
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: 大型本
- クリック: 17回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
目次
第1章 直感力
第2章 集中力
第3章 思考力
第4章 情報力
第5章 持続力
第6章 客観力
第7章 構想力
第8章 決断力
第9章 詰め将棋で頭脳トレーニング内容
将棋は、相手の動きに応じて一つ一つ自分の方針を確認し、考えを練り直しながら物事を進めていき、予想外の事が起こった場合は対応する力が必要など、ビジネスパーソンにも通じるものがある。本書では、羽生の頭脳を明らかにする。内容例を挙げると、◎直感は問題を解決するための「羅針盤」 ◎集中力の限界を知る ◎経験から大局観が築かれ、思考が速くなる ◎「いかに捨てるか」で情報力が鍛えられる ◎進歩し続けるには、発想⇒検証⇒実行⇒反省 ◎不調のときは自分を変えるチャンス ◎「序破急」の流れとリズムを知る ◎選択肢が増えると決断の比重は高くなる ◎迷ったらゴールを強引に設定する等々。また、頭脳を刺激する詰め将棋の問題も含まれている。図解で著者の思考の流れもわかり、ビジネスに人生に役立つ一冊。(アマゾンより)。
ちょっといろいろ書かれすぎかなぁとも思わないことはないが、ドリルのような装丁で出されて、新刊書のとってだしのところに平積みになっているのは、『決断力』がベストセラーになったおかげもあるんだろう。人工知能なんかをやっている将棋ソフトの開発者や思考法や論理学の専門家で将棋好きの人が集まって、ほんとうのドリルをつくり、教育現場に普及するなんてことも考えているのかなぁなどとも思った。一つの総合学習の教案も書けそうだし。まあともかくぺらぺらめくるにはいい本だとは思った。かつては「現場」にいた私小説作家が書いたアスベスト被害の本は、迫真のものがある。同僚の某先生の本にある「静かな時限爆弾」というコピーも卓抜だが、作家の表現は被害を次のように書いている。「ぼくの肺には、永久に光る粉(アスベスト)が刺さっている」。ぞっとするものがある。
- 作者: 佐伯一麦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/02/22
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
夜ガキの使いを見る。FUJIWARA藤本七変化。ニラメッ魂を思わず思い出したりもする。本日のチャレンジャーは、おしゃれ関係にも出ていた熊川哲也に似てるような似てないような藤本。っつーか、原西の野獣を見たかったような気もするのだが。などという間もなく、いきなり原西藤本親登場。こらはげ!などと罵倒し続けながら、がちで殴り合い、服引っぺがす勢い。もろはだぬいでんの。ってこれホントにおかんなんスカ。すごすぎますやん。わけわかんなかったのが、ガンダム。絡んでケツバット。っつーか、この椰子らは、ケツバットのほんとうの怖さを知らないんだろうな。ワシら、というかワシらの先生が教室でやっていた場合、「目をつぶれ歯を食いしばれ」の要領で、「足を開け、前にかがんで床に手をつけ」とさせ、低目狙いのカブレラもぶっとビなアッパースイングっつーのが、コツなんだよな。モーニング娘。。。のオズマもぶっ飛ぶダンスには、わけわかりませんでした。