NHKオンデマンド

 今日は珍しく会議がないのであるが、新著の相談や、いろいろ仕事があって、一日があっというまにたってしまった。食事をして、さらに仕事をしている。脱稿した。しかし、推敲がある。各章の推敲はすんでいるが、全体の推敲がまだなのだ。これでまたサティスティックに書き換えるのである。消したのも含めると40卍くらい書いたことになろうか。卒論なんて少ないもんだぜ。w
 最近筆がなめらかだ。研究室のパソコンがウイルスでネットにつなげないので、消したままで、気分転換とかいって、将棋などができないのははっきり言って大きい。が、昨日めでたく初期化がすんでしまった。もちろん一人でできるわけもなく、業者を探したが、とりあえずソフト会社か機器メーカーにと検索し、出荷時に戻すには製造者ということで、ヒューレットパッカードにだめもとで電話した。HPには教え子が就職しているが、迷惑はかけられないのでもちろん連絡することはない。そもそも音信がない。w で、電話が意外なまでに円滑につながり、エンジニアの方が出た。おどおどしながら、金かかってもいいので初期化、もう数年たってるっすけど、と言ったら、シリアル番号などを聞かれて、もっていたディスクの使い方を丁寧に教えてくださった。待ち時間も待機してくれて、無事初期化と、インストールが終わった。請求書を大学に送ってくださいと言ったらテクニカルサポートは無料ということだった。用件にもよるのだろうが。最後にアンケートがあったので、もちろん最高〜!につけた。それはともかくネットを見ていたら、次のような記事があった。

名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 2007/01/10(水) 03:51:42 ID:???0
★NHK:ネット配信 月額千円で30番組…料金体系検討
 NHKが08年春に開始を目指しているインターネットを使った有料の番組配信サービス「NHKアーカイブス・オン・デマンド」について、月額1000円程度で好きな番組約30本を見られる料金体系を検討していることが9日分かった。パソコンに保存できないストリーミング方式で配信する。1本300円程度の追加料金で配信するハイビジョン画質の番組は、保存できるダウンロード方式とする方向だ。NHKは、ドキュメンタリーや、大河ドラマ紅白歌合戦など約58万番組を保存している。番組を配信するには、出演者の許諾や著作権処理などが必要で、配信開始までに1万 番組程度で準備を整える。過去の番組に加え、最近見逃した番組を見たいという視聴者のために、直近1週間程度の番組も配信する計画。


 NHKは有料の番組配信事業を将来の有力な収益源に育てる考えだが、年間30億円程度の 経費がかかり、当初は赤字が見込まれる。総務省は、既存の受信料会計とは分離する 必要があると判断しており、有料の番組配信事業に独立した会計処理を義務づける。 NHKが有料の番組配信事業に参入することをにらんで、近く通常国会に提出する放送法 改正案に盛り込む。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070110k0000m040137000c.html

 これは非常にうれしいものがある。みてみないとわからないめんもあるが、計り知れない教育資源が運用できることになる。思いつくだけでも、見田宗介現代社会の理論』を番組化した『未来潮流』、特集ではルポの類はもちろん、芸術と経済をつなぐ『バブル美術館』などの番組もある。録画を教室で流すのは、御法度だろうが、この際気持ちよく使えるようにシステム作りをして、教育現場で大活用できるようなものにならないかと思う。たとえば、教室内に装置があれば、直接一回だけ教材提示できるとか。またポータルとかつくって欲しい。テレビ草創期のガキが多いころなら、学校とのタイアップだけでもものすごいことになったんだろう。今は商売にならないのかしら。
 ただまあ、いろいろ考えられるよね。授業の場合一つみると討論の時間はほとんどない。その辺を考慮した「とって出し」みたいな商品はでてこないのかとか、妄想はむくむくとふくらむ。放送大学もそうだけど、いろんな番組がどこかに死蔵されているのはもったいないじゃないですか。放送大学の基礎講座に、NHKの大学、いくつかの視点論点、演習としてノンフィクション、これもこれもつけて、○○円!とか、ジャパネットみたいにやってくんないすかね。社会人のものもあるだろうし、幼稚園や小学校低学年のものもあるだろう。
 民法はつらいのかな。まだまだ番組のそろいがシャビーですからね。それよりは、実はやふうに期待している。BB会員に動画配信もはじまったし。ワンセグは携帯っつーことみたいだけど、両方やっているわけでしょ。パソコンと携帯と。そーすりゃさ、なんでもできそうじゃないの。