帰省したのだけれども、エアコンを切ってきたか不安になり、東京に見に行く。ちょっと精神状態が不安定になっているのかとも思うが、特に情緒が不安定というわけではない。帰りに本屋によって、恒例の大晦日の一冊を選ぶ。鋭意推敲中なのでカルイものにするはずが、文芸文庫の前で、手に取ったのが。これ。
- 作者: 古井由吉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/09
- メディア: 文庫
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帰ったら、バカ親がものすごい勢いでザッピングしながら、紅白と格闘技をみていた。マニアックなファイターは知らないまでも、ボビーと曙と金子賢とあと細木数子にでている魔裟斗などは知っているわけで、勝負の行方はそれなりに気になるようなのである。これはかなりびっくりなものがある。もはやハルウララ化しているとも言われるマケボノ選手ですが、今宵はアームをキメられてアポーン。しかし、メインはボビーなんだね。世界陸上の時魅せたTBSの「このあとすぐ」がボビーに照準ロックされているんだから。そして、老人たちも落ち着かない様子である。
紅白のほうは、小林幸子衣装1トンとかあいかわらずの演出ではあるけれども、モリモリ冷戦や、和田アキ子と進ちゃん対決や、あげあげコンサドーレ祭など話題仕込みまくりなところや、途中「萌え〜」まで登場し、さらには美川憲一のときにマツケン振り付けが登場するなど、それなりにくだけてきてはいるものの、美川の選曲が「お金をちょうだい」になるまでには至らず、また仲間由紀恵の司会も目立たずこなすカンジで、企画やパフォーマンスに張り切りすぎることはない。トリックのまるっとお見通しでい!まではでないまでも、ごくせん仕様真っ赤なジャージではちまきしてえいえいお〜!クライするかと思ったけど、そんな様子はまったくなく、功名が辻スマイルで目立たない聡明さが打ち出されるという感じ。そして功名が辻と言えば、ちゃっかり三宅民夫がでていやがる。しかもこのおっさんも、かつての山川アナのように「NHKらしくないでしょ?」ってカンジではなく、がちでNHKらしくふるまいつつ、諸要素を機能させている。
いじめを想像させるということで歌えないはずの桜塚やっくんが登場し、「NHKはおれにうたわせないんだってよ、がっかりだよ」でウケをとっていた。そしてそのあとごくせんと絡んでなんかするかと思ったら、仲間に「緊張してねぇか」と言われて、「あったりまえだろうが」と大騒ぎだった。
今親は、このあといよいよサブちゃんに叱られたDJ OZMAのさっぽろりコンサドーレと、ボビーがかぶるんじゃないかよ、ごるぁあああと大騒ぎになっている。この親にしてこの子供ありというところだろうか。とまあのせられるだけのせられてみればこういうことになる。紅白歌合戦の風景は、こたつだとか、あるいはいろりだとか、そこにみんなが集まって、ガキは流行にうんちくをかまし、ぢぢいばばあは昔話に花を咲かせて、蕎麦でも食いながらみるってかんじなんだろうが、そういうものがなくなったっつーことなんでしょうね。
今年は、野毛坂にある中屋(仲屋??)というそば屋で年越し蕎麦を食った。野毛界隈ではけっこう噂のお店である。ざるそばの出汁がきりっとして、それなりの濃厚さがあり、香りもよく、でもって蕎麦も天ぷらも美味かった。前に喰ったときは、さほどの感動はなかったのだが、最近すげぇ上達したのかもしれない。
で、キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!オズマ。中居正広「お目見えあるでしょうか?」。超仕込みじゃんかよ。わはははははは。そして、おとしまえ。オズマぬぎだすも、コント55号裏番組をぶっ飛ばせ仕様で、ボデー隠す。と、なんと手品仕様で脱いだら、ぱっと消えて、ピアノ線にぶら下がって登場し、ピーターパンの舞い。そのあとトップレス??の男女みたいのが前で踊っているところに、また手品仕様でオズマ登場で、踊りまくる。なんかトップレスと言うよりキグルミみたいだけど、まんなかのねえさんたちは、もしかして・・・だった。抗議電話かかったかもな。でなんと、ここで北島三郎登場。満面の笑みで「2007年もあげあげでいきましょう」。これでオチなんですね。サブちゃんがキレたのも演出??
チャンネル変えたらボビーだった。チェ・ホンマンがガチで襲いかかり、秒殺。ボコボコ。止めなかった氏んでたかも。清原さん?「幼稚園児と大人がやるようなもの」。
追記:やはりキグルミだったようだが、相当抗議は来たみたいで、わびが入っていた。
http://www.asahi.com/culture/update/1231/014.html