秋山莉奈脱美尻考

 お昼に時間が出来たので葱坊主に行く。もちろん豆乳うどんを食べるためだ。かぶらにんじんなど野菜類のチョイス。脇にふわっとのっているかしわ。そしてちょこっとゆずがそえてある。考えてみると自分で出来ないことはない。うどんは無理だけど。豆乳鍋の素を買ってくれば速攻できるだろうが、出汁と豆乳の配合を楽しむのも一興だろうし、野菜類のチョイスや、肉や魚介の選び方もいろいろだろう。湯葉をのっけちゃったってイイし。レシピもさまざまであっていいのは言うまでもない。となりの人がスープカレーうどんという今月?の創作うどんを食べていて、これも非常に美味しそうだった。どこのうどん屋も自慢メニューとしてカレーうどんをおいているのだが、この店はなかった。苦手なのかと思ったら、とんでもない。実に美味しそうだった。
 有馬おもちちゃんのもちもちを思い出しながら、コンビニのレジで売っているきなこもちを食べるのが、ささやかな自損行為であったのだが、最近売っていない。超ブームなのかと思って、成蹊の学生さんに「超うまいよな」って話したら、男子学生が「禿げしく同意」と頷いていた。やはりと思い、しばしきなこもちチョコうんちく。「箱買いまででている」と言ったら、ちょっとうけた。授業後学生がやると言って三つもってきてくれた。賄賂はいかんので金を出してゆずってもらった。「ふつう売ってないよな」というと、「コンビニではね」とにやり。どこで買ったんだろうか?西友とかかね。
 で、本日はクピドの悪戯の日。最近掲示板は、もっとエロく。もっとHに。こればっかで、さすがに食傷ぎみなのである。このドラマは、否応なく懊悩を全開にし、虹玉を産む生き物になっている人類をゲラゲラするクビドの悪戯が主題なんじゃないかと思うし、エロならなんちゃらちゅーぶでもみてりゃあいいぢゃんというかんじもしますが、やっぱてれびでやるのがポイントなんですかね。

 智也は睦月金属の存続を賭け、麻美にパソコンの使い方を特訓してもらうことに。そんな矢先、智也は前里から元カノ・杉本真悠子を紹介される。突然の展開に困惑する智也。色気ムンムンで誘惑してくる真悠子に圧倒されながらも、必死で拒絶する。一方、智也の病気を心配する麻美は、徳子から「虹玉でも子どもを作れる」と聞き、衝撃を受ける。しかしチャンスはあと2回…。そんな中、虹玉に侵されているのが永沢ではないと知った由香が、麻美の周りを嗅ぎ回っていた…。(テレビ東京公式サイトより)

 ボクは実は北川弘美小川奈那ということで、みているつもりだったのだが、秋山莉奈の存在感が怒迫力になってきていて、実に(・∀・)イイ!!のではないかと思うんである。次は、中島丈博脚本、東海テレビの昼ドラマぢゃね??っつぅばかりのヘンなと頃がよろしいと思うのですよね。ホラーくらいだろうと思っていたんだけど、もうちょっと手が込んでいる感じ。純情可憐な事務員のちゃんねぇが、腐女子パフォーマンスで、股火鉢ならぬ扇風機で、モイスチャー乾かして、マグマのようにリビドーたぎらせているという、農耕民族くそくらえながっつりした骨太な存在感は、ヴィスコンティジャック・ニコルソンも後藤ユウキもぶっとぶぜみたいに思っていたことは、すでに書いたけど、眼力に妙な透明感があって、すごすぎると思うよ。
 むっちゃんは、あいかわらずぽろぽろぽろぽろ無意味に産んでしまうショーもない生き物ぶりをみせて、渾身の最後の一発がどうなるんだろうという、元気が出るテレビモーニングバズーカ前のワクワク感に鳥肌ものでござるのですが、そのむっちゃんを場末の劣情照明なラブアフェアプレイスに引っ張り込む秋山。
 むっちゃん脳裏にあと二つなのに・・・などと逡巡の表情を浮かべつつも、シャレ山紀信の山崎、柴田、矢作のように「やっちゃう」「やっちゃう」「いいよいいよ松本伊代」状態で、ダイビングトゥギャザー@寝台。そこで秋山「ちょっとまった!」と紅鯨団のように喝!むっちゃん「え?」。秋山「ゆっくり話したかったからここに来たんだよ」。むっちゃんトイレで途中でストッピー状態で、誠実なつくり表情。秋山「ねぇんだよ」。むっちゃん「?」。あきやま「あれだよあれ」。むっちゃん「ぴりおど?」。秋山「そうだよ」。むっちゃんガーン!ここでリピートバズーカがシェルター突き破るの図、そして秋山渾身の「い、いてぇ!」。わははははははは。
 むっちゃんがちょーん。爆(´・ω・`)ショボーン。イイじゃねぇかよ。おめでただろ。よくやった!とか、ボク頑張るとか、言うのかと思ったら、馬路に落ち込んでいる。秋山「話はこれで終わり。しよ。でも、まだわからないから、つけてね」。この「、つけてね」の「、」の部分は、もう田村隆一の詩作に出てくる峻立する断崖のような「間」なすさまじいものであり、カメラワークも秋山の演技も、もちろんメイクもすばらすぃものがございましたね。このあと北川と話すむっちゃん。「あと2発だね」「うん」「あたしが産んでやろうか」この渾身の一言に、むっちゃん「ぼ、ぼく、まだ20ちょっとだぜ。わけぇぢゃん。わかんねぇちゃん」。チキンというか、まあまたもや俗情嫌悪を小馬鹿にするようなシュールなまでの俗情の畳みかけ。ある意味ヘンリー・ミラーもぶっ飛ぶと、安部公房もスキップしそうだぜ。w
 あと、小川奈那が亭主を問い詰めるシーン。(・∀・)イイ!!。これと秋山と、遠山景織子と、小向美奈子と、秋桜子と、あと倉本安奈と、安達ゆみかと、そんなのばっかそろえて、シュールなドラマやってとかゆってもダメかね。wそれにしても、あとビー玉は2ヶ。で、1ヶは、北川さんとして、最後のオチはどうなるの?実はマンガちゃんとよんでないのよね。最後が無意味に小川奈那で、無意味な結論で、シュタッとオチをつけたら、ある意味原作もドラマも天才だと思うのだが。