8otto

 オリキュン見終わって、でFactoryが始まって、原稿をいじりながら、木曜日は概論だからそろそろ寝なくてはいけないと思っているところで、ちょっとプログレテイストなんだけど、脳天突き抜けるような音の力動を感じて、画面を見たら、フロントマンにぶっ飛び。佐藤隆太のできそこないみたいな眉毛が立派なあんちゃんが、センターでスタイリッシュに太鼓叩いていて、なんつぅの、ビターに歌ってるんだよ。で、安田大サーカスのクロちゃんとも、カメラマンのアリカワとも、ソフトバンクの松中ともつかない椰子がギター弾いていて、なんじゃこりゃあああとおもったけど、グランジもパンクもレトロも60年代もなんでもかんでもまとめてめんどうみてやるぜみたいなかんじで、淡々とやるのね。しかもなんつぅかギターの刻みがまぢかっちょよくて、しかし突然崩壊するの。ぐしゃぐしゃに。で、あとは下から垂直上に向かってズッガーンというのがあって、いろんなのが統合失調気味に平行してかなでられるわけです。でも、ナンバーガールみたいに逝っちゃっているってわけでもない寸止めの煮えきらなさが実にキュートで、まさにばいぶれーしょん。って、わけわかんねぇよ。でも、これすごくねぇ??みたいに久々に思い、聴き入ってしまいますた。さっそく検索。

we do viberation

we do viberation

■メンバーリョウ(g, cho)、セイエイ ヨシムラ(g)、TORA(b)、マエノソノ マサキ(drums, throat)/99年に、前身バンドにあたるsugar for a dime を結成し、4年間精力的に活動。幾多のメンバーチェンジを繰り返し、2004年8月、現在のメンバーでバンド名を8 otto(オットー)に決める。8としての自主制作CDを発表。バンドの成長を目指し、04年11月、メンバー全員で渡米。ニューヨークで、ストロークス「ROOM ON FIRE」のエンジニア、ヨシオカトシカズ氏と出会い、現地でライブやレコーディングを行うなどして、3ヶ月滞在ののち帰国。アメリカで受けた感銘を胸に、現在は大阪を中心に活動中。ヨシオカ氏によってプロデュースされる、今後の動向が期待される。
http://www.8web.jp/profile.html

 さっそくアマゾンに注文しました。あんまり言いたくないけど、他にもネットを検索して萌え萌えでした。音楽的なことは私にはわけわかめだけど、たとえばロキシーミュージックとかいう類のスタイリッシュとも違うし、トーキング・ヘッズみたいにパンクというのとも違うし、もちろんブルーマンデーのグループみたいに、ライブがめたくそへたれっつーこともなく、かっこいいいんだよね。なんなんでしょうねこれは。あんちゃんたちは、Detroit7と同じみたいに、たとえば池袋の裏通りが似合うっぽいといいますか、つまりはへなちょこすとりーとあんちゃんたちにみえないこともないわけですよ。ブライアン・フェリーが、くねくねかっこつけて、阿波踊りみたいにして歌っていたのともちょっと違うんだよね。あの当時はアレはかっこいいと思っていたけど、やっぱいまてきにはずれていて、こんな風なのが、現代のリアルを写し取っているのかもしれませんね。まあ百聞は一見にしかずですよ。Factoryの映像はある意味かっこよすぎるかんじで、テキトーにつくったっぽい、0zeroのPVのほうが今時のあんちゃんねえちゃんたちのリアルを生き生きと表現しているかもしれないよ。って、半世紀いきたじじいのゆうことぢゃねぇか。w