歌のさび

 土曜で集中講義二日終了である。ともかく熱心だ。気を遣って「ここでやめますか?」と聞いたら、「どっちでもいいですよ」と気を遣ってくれた。じゃあやめるわけにはいかない。「好きなことを勉強しろと高校の先生に言われ、社会科が好きだったから、ここに進学した。授業がつまらないと思ったことはない」と言ったのには、びっくりした。べたに口にできるのがここであって、いつもは潜在してるだけなのかもしれないと思った。気を遣って雑談などをすると楽天のサイトに「知的刺激ゼロ」などと書かれてしまうわけだ。もっともあの書き込みにはそれなりの意図を感じるのだが。w 各駅で帰ろうと思ったが、土曜日だったので、特急に乗った。平日だと通勤通学の風景が観察できて、実に興味深い。土曜日はその点興ざめなのである。そして、もっと興ざめなのは生活感のない特急の車内である。帰って駅前の華光軒をのぞいたら、珍しくやっていたので入った。豚肉山椒炒めとザーサイそば。帰りに「夜逃げしてなきゃやってます」と言われた。要するに閉めているのは、確信犯ということであるわけだ。w宿はアネックス。パソコンつきのパックで、実に便利だ。自転車も無料。門限もない。科研もとれたのでくる機会もまた増えると思うが、当分ここを定宿にしようと思う。まあ金がないときは、2580円二食付きにするかもしれないが。w
 通勤のときにBGMにしているのは、オレンジレンジのほかには、ダウンロードしたての木村カエラ沢尻エリカの新譜。なんでも木村カエラはサティスティックミカエラバンドみたいなのをするみたいね。オサーンたち萌えまくりなのでしょうか。新譜は、CMのやつ。まあこれくらいなら、さびの部分もいいと思うんだが、沢尻のやつなんかは、もうさびになると萎え萎えとまではいかないが、ちょっとついて行けない部分もある。しかし、それ以外はじつにいい。こういうことを思い出したのは、ELTのたいむごーずばいあたりからだ。*1おおおお萌えと思っていると、転調するんだよ。萎え萎えなんだよな。昔の歌はさ、さびで歌いまくり泣きまくりだったわけ。一節太郎の浪曲子守歌なんかも、「逃げた女房にゃ未練はないが」と始まり、「ひとつきかせよぉ〜〜〜か、ねんころり」と絶唱したわけだし、井上陽水の心もようも「さみしさのつれづれに」から始まって「さみしさだけを手紙につめて」ともうおなかいっぱいに歌い上げたわけですよ。最近のはそこでスカ喰らわされるかんじなのね。カクッというか。だいたいにおいて、中島みゆきさんまでが転調しだしたでしょ。で、転調しないのは、びっくになれねぇんだよな。たぶんそれは、日本の歌謡曲が進化した証拠だというのは、わかるんだけどね。

TREE CLIMBERS

TREE CLIMBERS

UN ROCK STAR

UN ROCK STAR

 久々に昨日ドラマを見たので、興味があって2ちゃんのドラマ板をみた。沢尻の2リットルの酒すれにはげすく笑いマスタ。飲酒写真について、事務所「似た人だよ」。本人「酒瓶持った写真だから何とでも言えるよ」。なにがどこまでほんとだかわからないけど、おもしろすぎるね。タイヨウは、視聴率いまいちみたいだが、歌は売れまくっている。レガッタは、かなり痛いことになっていて、神話ができるかというワクワクが横溢していた。まさか、3%とかないでしょう。このドラマを撮っている人は、なかなかのカメラワークを駆使する人だと書いてあった。そうなのかもしれないとは思ったんだよね。思ったんだけど、伝わりにくいというかいうこともあったんじゃないのかな。いろんな視聴率比較してあったけど、結構好きだったのがことごとく低視聴率なのにはわろたっす。濱マイクなんかは、すごい意外な感じだった。トリックも怨み屋とかわんないくらいなのね。びっくりした。まあ、黒い太陽と怨み屋しかみてない私が言うのも何だけどね。

*1:洋楽では、さびがちげーんじゃないのっつーのはいくらでもあった。一番印象に残っているのは、ぼんじょびのりばいんおんぷれいやーかな。あれはうわうわうわうわのところだけで終わってほしかった。w