ぼくなめられる

 木曜日朝起きたら、昨日のめまいはとれていた。昼ご飯は霊感が働いて??、坂本屋にいったら、はたしてメンチカツだった。まぢうまかった。荷造りをすませて、のぞみに飛び乗る。道中原稿のチェキをした。そしてそのあといつもの週の後半と同じく『週刊文春』『週刊新潮』という週刊誌を読む。先崎学八段のエッセイに順位戦のことが書いてあり、渾身の力がこもっていて、少々感銘を受けた。車中で山口県の事件で指名手配になっていた少年が、死亡していたことを知る。岡山に着くと、繁華街はにぎわっていた。池田さんのこともあるので、岡山ではお祝いムードは東京の比ではないかんじだ。記帳所が県庁に設けられていて、ニュースの市民インタビューの語り口を聞いていると、表情や言葉の隅々にまで浸透しているものを感じる。
 自分がつくづく保守的だなと思うときがあって、それはマンハイムの『保守主義』を読むときばかりでなく、長いこと積み上げてきたものを人為でかえちまえみたいなときである。かえちまえというような語り口なら、さほど抵抗はないのだが、そこに正義のロジックが介在するともうだめなことが多い。だから大学も学部の文字数がすくないほどいいなぁと思う部分はすくなからずあるし、変わり雛もどきのものをつくるのには、いささか抵抗がある。天皇制もそうで、天皇制が天皇制であるのは男系だからだというロジックには、正直言うと、そうだよなぁと思ってしまったりする。したがって、変えるというのは、憲法改正並みに腹をくるるべきことだと思った人は多いだろうし、正直ほっとした人は多いのだろうなぁとは思う。
 まあそんなことは、専門家の人たちが、いつかビシッと落とし前をつけてくれることと思う。私のように今回のことでも、高橋名人@ゲームがインタビューにこたえ、それをブログにうぷしていたネタで一番大騒ぎしたような者には、なんか言う資格はないのだ。なんというか、どうでもいいことばかりにおもしろがるのは性分であって、大学時代は三浦展氏やその他の人々と、トリビアの泉を実践するような瑣末研究会というのをつくり、『トリビアリスト』というような同人誌まがいをつくっていたんだから、しょーがないよね。ただやんごとなきトリビアはまぢやべぇものが多すぎるので、書くわけにはいかない。で、まあ今日のニュースでも、まず目にとまったのは下記のものである。

 1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2006/09/07(木) 17:29:38 ID:???0
★教諭軽率発言で男子児童床なめる/横浜 横浜市南区の市立小学校で、三年生の男子児童が教室の清掃後、担任の男性教諭 (46)の呼び掛けを受けて、床をなめてしまっていたことが六日までに分かった。市教育委員会によると、教諭は七月十二日、「床がなめられるほどきれいになったね。なめられるか」と児童たちに呼び掛け。その際、一人の男子児童が「ぼくなめられるよ」と述べ、実際に床をなめたという。 男子児童の保護者が学校側に抗議し、教諭と校長が謝罪。学校側は六日までに、教諭を当面の間、担任から外すことを決めた。教諭は「子供たちをほめるつもりが流れの中で軽率な発言をしてしまった」などと反省しているという。
 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/localu14/

 これはね、ワシ経験あるのよね。男子児童と似たようなことしたわけ。ちょっとちがうのは、「なんだこの掃除の仕方は!なめられるくらいきれいにするんだ、こんなのでなめられるか?」と言われて、「ぼくなめられるよ」となめたのだ、しかも、なめながら電気掃除機のようにうぃ〜んとか言いながら動き回った。もちろん殴られたよ。で、家に帰って自慢したら、「おまえ便所掃除でもできるのか?」というので、気合いで「できるよ」とやろうとしたら、馬鹿者とか言われ殴られた。西原理恵子の『毎日かあさん』などを読んでいると、昔も今もあまり変わらないなぁと思っていたのがだ、やっぱりかなり変わっているね。
 深夜のQさま九月中は続くらしい。週二回のお試し期間。まぢかよ。Qさまって、クイズさまぁ〜ずだったってほんとなのか??ふかしじゃないの??妙に優香がハイテンション。今日はボウリング。