さすがに集中疲れが出ている。このまま朝型になればよいのだが、寝る時間は帰ってくるともとのまま。そして、起きる時間は朝型のまま。これじゃからだが持たない。肩はひどくこっているし、目の下にはクマができはじめている。やばいと思い、すこしごろごろすることにした。こういうときはビデオでも見てうだうだするのがいい。そういう場合、ヘビーは重いし、お笑い系はウザイ。で、アクション、あるいはサスペンス&ミステリーだなぁと思い、『特命係長・只野仁』とあとWowWowから出ている『宿命』というのを借りてきた。ボケーとしてみる。あと、893映画の『ムラマサ』。妖刀ムラマサをモチーフにしたもの。
特命係長 只野仁 セカンド・シーズン(5巻セット) [DVD]
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そして、『宿命』だが、映画「ホワイトアウト」、ドラマ「美女か野獣」「振り返れば奴がいる」などを手がけたヒットメーカー、若松節朗監督が演出した本格サスペンスっていうから、なんか振り向けばの織田ゆーじ@「このあと末次」の両手で打ちすえる心マを思い出したりもしたのだが、これもまあ藤木vs柏原という構図になっていることはなっていて、その点がなかなか興味深かった。すじはこんな感じ。
【ストーリー】
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ある名門企業で起きた殺人事件が劇的な再会をもたらす。宿命を背負い心に鍵をかけたエリート医師瓜生晃彦(藤木直人)と、挫折を味わい続けた和倉勇作(柏原崇)が刑事となり相対する。高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった勇作は、苦闘の青春を過ごした後警察官となった。殺人事件をきっかけに勇作の前に容疑者として現れたのは、なんと学生時代ライバルだった晃彦で、奇しくも初恋の女性の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の再会を果たした後で徐々に明かされる秘密の数々。だが、最後に待ち受けるものは・・・?
【瓜生晃彦(藤木直人)】
天賦の才の持ち主で文武両道。父は一流企業のUR電産の元社長。次期社長の立場を辞退し、脳外科医になった。殺人事件の被疑者として10数年ぶりに勇作と再開する。
【和倉勇作(柏原崇)】
脳外科医を目指していたが、刑事の父が倒れたため医大進学を断念。最愛の恋人と心ならずも別れ刑事となった。ある殺人事件を契機に晃彦と10年ぶりに再会する。晃彦は事件の被疑者であり、元恋人・美佐子と結婚していた。
【瓜生美佐子(本上まなみ)】
勇作の元恋人。夫の晃彦を尊敬しているが愛情を抱けないことに悩んでいる。それは晃彦が自分に隠し事をしていることにあった。また自分の人生が、見えない糸によって操られているのではないかと苦悩している。
http://www.ponycanyon.co.jp/wtne/dvd/050826syuk.html
事件の種明かしと、感情の種明かしが並行して進んでゆき、最後にアレゴリーのようなオブジェである無縁仏の墓の前で、パズルがビチッとはまって、本上の微笑が残像として浮かび上がり、ちゃんちゃん、ってさ、これ冬ソナのパズルのやつみたいな感じね。ッテ冬ソナはシラネェけど、パズルのシーンがあるのは知っているわけだよね。飯島直子、白い巨塔の大河内教授の人、手塚理美、大出俊などいろんな人がドラマに厚みを加えている。他方、諏訪湖、煉瓦造りの病院、荒れ野の墓場などの風景は、明らかに意図的に図式っぽくなげだされているわけだけど、っぽいというのはわかるのだが、ちょっと意図は理解できなかった。名倉潤とか東幹久とか意表をついた配役にはワロタっす。まあともかく飯島直子のつるっぱげが見所でしょうか。さて今日は怨み屋本舗だ。