怨み屋本舗第二話

 今日は成蹊大の定期テスト。その前後に公務をすませ、離婚弁護士の残りをみた。たもっちゃんこと松重豊893におそわれそうになったセンセを助けにあらわれ、「誰だ!」「白馬の騎士だ!」と言い、表情一つ変えずにマトリックスジェット・リーもぶっとぶようなスローモーション・ジャンピングポーズで武侠って893を退治しちゃったのには笑いますた。最終話は杉本彩が出ていて、でもって座敷童@事務所が艶子だから、いちいち下北GLORY DAYSを思い出して笑ってしまう。おお、危うく怨み屋本舗を見忘れるところだった。まずHPを探したらできてましたね。番組HP。下北のイーカゲンなものと違い、非常に緻密にできあがっている。アバウトさがないのはちょっと心配?wだが、この番組が「殺伐とした現代社会の暗部を謎の女がえぐる社会派ミステリー」であることを初めて知ったよ。木下あゆ美のエロい舌なめずりに萌える番組かと思っていたし。一応重要な部分を引用させていただく。

■番組の説明

様々な犯罪に巻き込まれた被害者にとって、法律は時としてあまりにも冷たい。そんな法律の及ばない範囲で様々な苦痛を強いられている、決して許すことの出来ない怨みを持った人々に代わって、謎の女・怨み屋が制裁を下す。絶対に捕まらず、絶対に証拠の残らない方法で…。

身近に起こりそうなちょっと怖いネタをもとに、殺伐とした現代社会の暗部を斬る仕置き人・怨み屋を描く。しかし、ただの殺し屋ではない。そこに必要なのは“怨み”・・・。ストーリーは、1話完結。“毒をもって毒を制する”怨み屋が、情報屋と組み、想像を絶する意外な方法で、現代にはびこる悪を斬る。

果たして、“怨み屋”とは何者なのか、なぜこのように怨みを晴らしていくのか。 そして、この“怨み屋”の存在を嗅ぎつけ、追い詰めていく刑事。1話完結でありながら、大きな流れの中で、ドラマは突き進んでいく。

■本日のお話

社長婦人の明美は、遊びのつもりで行ったホストクラブで三郷というホストと知り合い、関係を持った。ところが、三郷は現場に隠しカメラを仕掛けていて、明美はそのビデオをネタに強請られていた。そんなある日、うつろな表情でホテルから出てきた明美は、道端で走って来た里奈とぶつかり、バッグを落としてしまう。明美が散乱した中身を拾っていると、そこに怨み屋がそっと近づき、名刺を残して立ち去る。
http://www.tv-tokyo.co.jp/uramiya/index.html

 番組の最初で「怨み」についてのインタビューみたいなのが入る。みんなてきとーこいている。なんだよこれと思ったら、最後にみたような顔。れれれ??と思ったラサ、たもっちゃんじゃないのよ。松重きみはなにをやっておるのだってかんじ。893役で本編に登場する。「社長婦人(禿げしくママ!故意なのかな??wNHKだったらてーへんだぜ)」が、なんて役者だかわかんねーけど、加護亜依のおかあさんつーか、老けた岩崎恭子というか、なんかもう生活感あふれまくっていて、リアルすぎるのにワロタ。この頼み人に怨み屋が話を持ちかけるわけだが、この必然性なんて論じるのは野暮というものであると言わんばかりに、木下はスタイリッシュに登場する。イケイケファッションに着替えて、怨みはらしに出かける図は、マカロニウエスタン荒野の用心棒キメのシーンのようなBGMも流れ、舌なめずりの木下は歌舞伎まくって超かっこいいものがあります。今日は仕掛けに参加して、ホスト君をはめる。最後は松重おやびんに始末を丸投げする。こいつ一生マグロ船か?と思ったら、もっと怖い選択肢しかないのにぶっとびますた。きたろうが、伏線をつけまくっている。今後の展開が期待されるよね。前田犬は今日も出てこなかった。 漫画をドラマに移し替える場合、特定のカットがどのように映像化されているかということがひとつのチェックポイントだと思うのだが、随所に漫画カット的な残像が残る。それを具現する一人一人の俳優さんたちも見事だと思う。