勝ち続けるフードファイターK

 水曜は朝早い日だし、さすがにサッカーを見る度胸はないと思いつつ、2時間寝れればなどと気合いを入れていたのだが、ぐっすり寝てしまい。早起きしたときには、イタリアの劇的ゴールは終わったあとだった。悔しいので、ゴーーーーールと叫びながら、ラジオ体操第二をしてしまった。卒論指導はけっこうすすんでいるのだが、なかなか書き出さない奴が多い。とりあえず書き出して、書き散らしたものを編集するのだと指導したいのだが、今は自分も筆を進める勇気がないときなので、人に言うのもはばかられる。困ったモンだ。昼休みにくりぃむナントカの録画チェックをした。大木優紀アナドッキリ対象になった料理実況が入り、くりぃむしちゅーが不敵な笑いを浮かべている。次長課長は、ラストカットにおいてはヲタクぶりを発揮するわけだが、最近河本がわざとすべって、そこにつっこむ井上が妙ににこやかなのが不気味だ。w しかし、少林サッカーは面白かったよな。これだけは何回も見たからわかるんだよね。その後ニュースチェック。別にミサイル6連発が興味ないわけじゃないのだが、一番興味深かったのはフードファイターだろ。

小林さん、新記録で6連覇 ホットドッグ早食い競争
【ニューヨーク4日共同】米独立記念日恒例のホットドッグ早食い競争が4日、ニューヨークのコニーアイランドで開かれ、小林尊さん(28)=長野市出身=が6連覇を達成した。小林さんは制限時間の12分間に53個4分の3を食べ、自身が2004年に作った53個半の最高記録を更新した。
 今年の大会は、5月の国内予選で米国人最高の50個を記録した学生ジョーイ・チェスナットさん(22)と小林さんの事実上の一騎打ちとなったが、前半リードされた小林さんが終盤に入り猛追、逆転した。
 チェスナットさんは2位に終わったが、昨年の32個(3位)を大幅に上回る52個。大会後のインタビューで「コバヤシは手ごわかった。来年また戻ってくる」と雪辱を誓った。
共同通信) - 7月5日9時25分更新

 基本的には、アメリカのフードファイターは勢いよく野菜やなんかをまき散らしながら、両手でバッシュンバッシュン喰うという感じなのだが、日本のフードファイターは小林も、それから白田も、陽と陰という違いはあるものの、けっしてすべらずゆっくり着実に胃の腑に落としてゆく感じ。ホットドッグ早食いは、日本のちっこいガキがハルク・ホーガンみたいなオサーンに圧勝するという面白さがあったのだが、さすがにあっちもメンツがあるのかかなり迫って来ていることは事実である。1.5個差だからね。しかし、これは特殊技能だから、真似するのは非常に危険ですよね。それだけはたしか。事故が起こってから、ギャルサー喰いタンの時間帯にやっていたドラマもほされちゃったのは残念だなぁ。あのフードファイターは、実によくできていたからね。中森明菜のボーダーとともに、惜しまれる作品だと私はいまでも思っている。
 フードファイターの場合は、食欲魔神というのともまた違うんだろうね。食べ吐き、噛み吐きというようなものとも関わるなにかがえぐり出されているような気もする。妖気に食べ散らかすアメリカンファイターとはちょっとちがうものがなにかある。亀田兄弟と大場政夫くらいの差はあるように思われる。