ナンシー関と二つの武勇伝

 昨日の夜は大盛り上がりだった。というのは、初期の2ちゃんのようにものすごいことになっている某外国の動画うぷサイトでナンシー関の動画をみつけてしまったのであった。一日十五時間もテレビを見ていたということは、つとに知られているわけだけれども、あらためてテレビを語るなら避けて通れないというか、リリー・フランキーさんに「勉強不足だ」としかられてしまうというか、そんなところがあるのだろうと思うのである。私は実はあまりナンシーをテレビ論を書いている人として読んだことはない。ここでも、さんまちゃんの話のまわし方くらいしか言及していなかったんじゃないかと思う。それよりは、消しゴム版画と、それにそれられた数文字に人物を焼き付ける一瞬の呼吸というか、俳句にも通じるようなというとまた伝統芸術の人に罵倒されるだろうけど、「間」に注目してきた。それが、「弱者」とされてきた人々の資源的価値に注目するという、どうにも不本意なところにまで論じ至りそうになることもしばしばで自粛している部分もある。
 いずれにしても、フィールドワークをするとき、若者たちを観察するとき、「ナンシ関ーの眼」でみることはできないものかということは、常々考えている。それが調査論になることはないのだが、なんか誰かが少しは考えておくべきだというような気もする。だけどそのわりには、たとえばみくしの紹介をあまり巧く書いてねぇぢゃないかと言われそうだが、まあこれはしょーがないよね。顔だけ似ていれば、巧く描けるワケじゃないし、私が得意なのは淡い色彩を用いた水彩画だし。w 
 昨日の功名が辻でありますが、金ぱちはここぞとばかりに歌舞いて魅せていた。このドラマは、信長も、半兵衛も、光秀もみんなそうだけど、マトリックスを構成してきた人々の散り際にはそこそこのドラマが用意してある。まだそこに統一的なモチーフが見えてこないのだけれども。

1 :諸君、私はニュースが好きだφ ★ :2006/07/02(日) 23:38:18 ID:???0
 NHK大河ドラマ功名が辻」の7月2日放送分「功名の旗」の試写会が29日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれ、山内一豊の家臣で、合戦で死ぬ吉兵衛役の武田鉄矢(57)が会見した。武田は「『3年B組〜ッ、金八先生〜ッ』ってやったように、タイトルコールがやりたくて、『殿、ここがまさしく功名が辻でござりまするぞっ』ってセリフ を作っちゃった」と暴露。「スタッフが(せりふに感動して)泣いてたね」と 振り返った。 さらに、切り殺される場面の本番で、わざと「ボクは死にましぇーん!! (フジテレビ系=東海テレビ『101回目のプロポーズ』で武田が言った 名セリフ)」と叫んで、周囲の緊張をほぐしたエピソードも披露した。
ソース(中日スポーツ) http://chuspo.chunichi.co.jp/00/hou/20060630/spon____hou_____001.shtml
別ソース(ZAKZAK) http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_06/g2006063008.html
※放送終了しましたので立てました

 ベテランをたくさん使ったこのドラマでは、アドリブを許すということになっているらしいけど、つま先の動き一つにも文句をつけまくるという演出をしてきたらしいテレビ局で、スタッフがもらい泣きとか、ギャグに笑ったとかいうのは、じつに意外なものがあった。まあしかし、がちまぢなところで「ボクは死にましぇん」は笑うよな。そりゃああ。わはははは。もう一つ笑い事でなかったのは、オリエンタルラジオのパラシュート不時着。ビートたけしとかなら、何を言っても絵になるだろうけど、まだ駆け出しのお笑いの人は、チキンに謝るしかないだろうね。極楽山本のだしちゃいますたと同じようなあやまりかたが妥当だろう。w

1 :諸君、私はニュースが好きだφ ★ :2006/07/03(月) 02:13:24 ID:???0
 2日午後0時45分ごろ、東宮御所などがある赤坂御用地(東京都港区)に、突然パラシュートが不時着した。降下したのは人気お笑いコンビ「オリエンタル ラジオ」の中田敦彦さん(23)と男性インストラクターの2人。当時、近くの 神宮球場で、コンビがメーンパーソナリティーを務める日本テレビの高校生 向けクイズ番組「第26回全国高等学校クイズ選手権関東大会」を収録中 だった。中田さんらは球場に着陸する予定だったが、強風で流されたらしい。 2人にけがはなかった。皇宮警察などの調べでは、中田さんらは正午ごろに港区のヘリポート を出発、球場真上(高度約2100メートル)からパラシュートで降下した 直後に強風にあおられ、約1キロ北東にある赤坂御用地の鮫(さめ)が橋門内広場に着陸した。一つのパラシュートで2人一緒に降下する方式だった。 厳重注意を受けた2人は「空き地を探して降りたが、赤坂御用地とは
知らなかった」と恐縮していたという。日テレ総合広報部は「専門家の判断をあおいで降下したが、突然の強風に流された。今後は安全管理に万全を期したい」と謝罪した。番組の 収録はそのまま続けたという。

 スポーツ紙などの見出しは、「あっちゃんやっちゃったよー☆」「あっちゃんかっこいいー☆」ちうのも、ないことはないかなと思っていたのだが、「とんだ武勇伝」のほうだった。テレ朝のニュースみていたら、「国によってはとんでもないことになっていた」「アメリカのホワイトハウスなんか地対空ミサイルあるし、ぶっぱなしていたかもしれない」。あっちゃん蜂の巣だろ。さすがにエンタの神様でこのネタをすることはないだろうけど、深謝した後でご愛敬で一言「やっちゃったよ☆」なんかは、・・・許されないで、「反省が足りない」とかボコられるのが今の日本なんでしょうねぇ。おもしろがっている場合じゃないね。模倣犯我でないことを祈るのみであります。パラグライダーテロとかあったら、しゃれにならないし。
 しかし、命がけであったという点において、松本明子がアラファトにアポなしで突入した方がすげぇと思うけどな。あっちゃんやっぱりチキンぢゃね?