ぼくはカテナチオ

 ちょっと前まで「母のヌード」という検索語からのアクセスが多かったので、なんじゃそりゃと思っていたんだが、よく見たら安達ユミがらみだった。で、ちょっと前から「密谷浩弥」という検索語が多く、なんじゃそりゃと思った。いくらなんでも明石城がらみとは思えない大量のアクセス。で、それなりに調べてみたら、フライデーだった。お台場明石城があったら、さんまちゃんがどんなふうにつっこみいれるか、佐々木恭子青山ブックセンターネタみたびといくかなど、興味は尽きないのだが、残念ながらそれはかなわない。さんまちゃんといえば、もうサッカー三昧で、本日も「から騒ぎないのけ?」などとちょけりながらも、次長課長やラモスさんとワールドカップ予選についてもりあがっていた。河本が「自腹でワールドカップ見に行くのを決めたら、日テレが食いついてきた」というのも笑ったが、さらにびっくりしたのはメジャーな番組で井上のおちょけが炸裂したことだ。さんまちゃん「井上はいかんのけ?」。井上「ぼくはカテナチオ」。ちょこっとイラマチオにひっかけた風でもあり、笑い転げた。
 サッカーは不思議なスポーツだ。日本は負けてしまったが、アジア枠のこともあるし、韓国やサウジの試合にも注目した。他の国の見所も、私のようなたいして知らない人間の耳にも届いてきて、実に楽しみだ。今日だって、アルゼンチンの試合を見るために起きていようか迷っているくらいなのだ。もちろんドイツースウェーデン戦は見ていて、ハーフタイムにこれを書いていたりする。中学時代から、精神状態が悪かった。しかし、水泳の青い映像、ジャンプの白い映像、フィールドの緑の映像などに、ずいぶん救われた。そんなこともあり、いまだにスポーツ番組を見ると和むのであった。
 レンタルした「ドラゴン桜」のドラマを見た。阿部寛はもしかしたらすごいのかもしれないなと思う。1〜2クルー先のドラマで主役級になる俳優が出ている。医龍クロサギ。この地味目の子はなかなかイイカンジかもと思って調べたら、長澤まさみでぶっ飛んだ。小りんとはまたずいぶん違うかんじだからだ。しかし、山下はともかく、小池徹平はギャグのようなカンジにみえないこともない。ドラマ自体は実に古典的なフレームワークではあるのだが、勧善懲悪の倫理学が、ひっくり返っていて、爽快に耳に響く。そのうち大学版も出てくるんじゃないかということは、前にも言ったことだと思うけど、あらためて思ったりした。課長島耕作が部長から取締役までできたわけだし、同じようなふうになっても面白いのではないかと思う。

元気ですか/カバー・バージョン集

元気ですか/カバー・バージョン集

曲目

1/Bank Band 『糸』
2/小谷美紗子Trio+100s 『狼になりたい』※
3/徳永英明 『時代』
4/坂本冬美 『化粧』※
5/槇原敬之 『空と君のあいだに』
6/小泉今日子with GOTH-TRAD 『元気ですか』※
7/浜田真理子 『アザミ嬢のララバイ〜世情』 メドレー※
8/福山雅治 『ファイト!(2006 MIX)』
9/小柳ゆき 『後悔』※
10/奈歩 『ヘッドライト・テールライト』※
11/岩崎宏美 『恋文』
(※新規録音曲)

 こんな夜になぜか中島みゆきカバー・バージョン。みくしの浜田真理子こみゅより。「真理子さんが新録で参加されてるコンピレーションアルバムが出ました。冒頭のアカペラから鳥肌ものです!録音は吉野金次さん(新作は絶対この人に録って欲しい)。「アザミ嬢のララバイ〜世情」と得意のメドレーですが繋ぎ方が絶妙です。先日のクアトロツアーでも披露された後者ですが真理子さん独特の低体温歌唱(?)で背筋まで寒くなり時代を引き摺る者たちへのレクエイムが神髄まで注入されます。この1曲だけの為にでも買う価値ありでした・・・、いやいや、他にも個人的には小谷美紗子さんもオススメです。小泉今日子さんのトラックにも意表を突かれました」。ということであります。ありえるわけもなかろうが個人的にカバーきぼんぬなものとしては、「ひとり遊び」を上野洋子に、「キツネ狩りの歌」を石田あゆみに、「シニカル・ムーン」を安田南に、「春までなんぼ」を森田童子または兼田みえ子に、「ふらふら」を中山ラビに・・・と勝手な妄想が膨らんでくるのでありました。