田山涼成の待ち受け!?

 金曜日はゆっくり一週間を振り返りながら、ビデオチェックなどをするのだが、訃報が二つ飛び込んできてあわただしい。一つは、岡山大学教養部で御一緒した古瀬恒介先生。ガンジー研究者として知られた人だが、ウェーバーなどを中心とした学識、大学人としての立ち居振る舞いなどから学ぶことが大きかった。冷房が研究室につくことになったときに、唯一設置されなかった先生である。部屋にうかがうと、涼しげなすだれの上に備前焼の水差しなどがおかれた接客用卓にお茶を出してくださった。窓からの自然な風が心地よかった。質素なものを食べ、休日になると岡山のいろいろなところを散歩されていた。よって私などより長生きされると思っていたので、あまりに早い訃報に驚いた。私の論考のなかにあったコスモポリタンという言葉に詳細なコメントをいただいたことは忘れられない。
 午後ずっと非常勤だったし、医龍弁護士のくずのビデオをさらっと見しようかと思ったら、録画ができていなかった。萎え萎えだ。しかも、本日の下北GlORY DAYSは野球のため放送時間が変わるかもしれないらしい。どうしてくれるんだと思ったが、しかたないなぁ。忙しいから、リアルで見られるかどうかは微妙なところだ。で、ちょこっと掲示板を見る。この掲示板マジ作家の人とか書いてないのかな。面白すぎるよ。つーか、こんなの素人が書くか普通。w 「f r o m . 可愛い男の子大好き優汰ちょーカワいい♪私も住人になった気分で見てます♪ああいう鈍感そうなタイプをお色気で攻めたくなる気持ちわかりマス」。普通の番組の掲示板にはまずねぇよ。「鈍感そうなタイプ」にはマジぶっ飛び。
さらにぶっ飛んだのがこの書き込み。「再放送希望!DVD希望!!来年秋冬ロードショー希望!!!田山さん(優太パパ)の待ち受け大大大希望!!!!え〜、番組始まって2分以内に、3ポロリとゆ〜ことで・・・」。田山涼成ブレイク??なんかもうプロレスノリですね。田山はこのドラマにでる役者じゃないと思っていたんだけどね。w 待ち受けまで希望されちゃタモリ倶楽部以上のナイスキャラが炸裂することでしょう。ッツーかもう撮影終わっているのね。さらに、「先週の番組最後のエンドロールで出てくる『あなたの願望叶えてみました』の一番目の入浴シーンって真央さん?」。いやあ、もう完璧アヤシイですが、ショーアップされた真剣勝負はぼくらの世代は萌えますよ。サンダー杉山vsビル・ロビンソンみたいなもんすね。w そしてさらに意見をがちまぢっぽく歌い上げたコメントまである。

素晴らしい。素晴らしすぎるドラマだ f r o m . ロック
 最高のドラマです。今までにもAV女優が出るドラマや裸が出るドラマはありました。しかし賑やかし的にオッパイを出すだけで、ストーリー上の人格とかを与えてないケースが多かった。しかしこのドラマは違う。AV女優がストーリー上重要な役で出演し、ちゃんと演技をし、必然性を持って脱ぐ。これはたまらないのです。そしてこういったドラマへの出演をきっかけにAV女優がブレイクし、どんどん普通のドラマに出演する女優になっていけば夢があっていいじゃなりませんか。逆にドラマ界からAVに転向する人も増えるだろうし。これからもこういったドラマをどんどん作ってください。今のAV女優さんはみんなかわいいし演技もできるし、ドラマに出れば数字も取れる。だからこそもっと見たいのです。穂花さんや麻美ゆまさんは脱がなくても色気が出せる女優さんになってほしいです。

 なんか、どこかの「サブカルチャーのメイン化」などといっているバカな学説のパロディになっているような気もして、とても複雑です。理屈にするとこうなるのかなぁ。ポルノグラフィー→メジャーはけっこうございますよね。古くは、ポルノグラフィ路線の『聖獣学園』に出ていた大女優もいる。もっと古くは、『S・Hは恋のイニシャル』で布施明たちと共演した梓英子は、その後新東宝出演で週刊誌に出た。まあしかし、最近のAVはそのころとは大違いですからね。そのころは『黒い雪』ですら問題になったわけだし。映画ポスターをモチーフに全国の小学校で黒い雪ごっこが流行ったのもなつかしい。まあしかし、逆の転向は、五月みどりとかはそうなるのかね。あと、すちゃらかちゃん白鷺三味線の娘さんとかもそうなるんでしょうか??このあたりは定義がむずかしいでしょうね。ミッチェル兄弟にでも聞かないとわかんないかな。あとは見てから。

 優太の父・太一が、実家の小料理屋を優太に継がせようと長野から上京してくる。病気で余命一年だという太一の言葉に、ぬーとぴあメンバーは驚きを隠せない。しかし病気というのは、優太を連れ戻すための口実だった。

そんな中、買い物に出掛けたみのりは怪しい男に襲われそうになるが、通りかかった青年・久保に助けられる。実はそれは艶子が仕組んだ陰謀だった。艶子はぬーとぴあからみのりを追い出し、代わりにのぞみを入れ、ぬーとぴあをめちゃくちゃにしようと考えていたのだ。

翌日、のぞみの紹介で久保がぬーとぴあにやって来る。久保は東大生で、優太の家庭教師を引き受けてくれるというが…。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shimokita/trailer.html

 さっきコンビニ行ったら、雑誌棚にある雑誌に「蒼井そら」「麻美ゆま」「DVD付き」とあった。お!下北じゃんかと思って、よく見たらエロ本のコーナーだった。ちょっと欲しかったが、いい歳してエロ本もなんだから買わなかった。シカしよく見ると最近のこの手の本はみんなDVD付きなんだね。かわりに買ったのは、「三丁目の夕日」のDVD。豪華版にするほどの思い入れはないので、通常版に。親に見せてやりたかったのだ。井筒和幸監督は「なにが日テレぢゃい。昔はあんなんじゃなかった」とゆっていたわけだが、昔を熟知する親は何というか。ちょっと楽しみだ。

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]

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 で、下北ですが。
 いきなりみのりがコート痴漢に教われる。気持ち仰け反ってコートをパカッと開けるのがスタイリッシュらしい(電車のなかで大学裏でたびたび遭遇する学生さん談)。助ける正義の青年登場。と思ったら、艶子の仕込み。ヌーとピアに送り込んで潰してやるっていう、いつもの展開。青年「今どきべたすぎない?」。いや遂に出てしまいましたね。ベタは確信犯なんですね。「なんでそんな目の敵にするの?」と聞かれた艶子「たきぎ」なに??「情熱的に生きる燃料」。わけわかんないよ。
 場面は変わって病気で死にそうおやぢ@一太郎=田山を囲んでの一時。おやぢ谷間の「かつみさゆり」にちょけまくり。いきなり怒ってビンタ。「無理だ。おまえは所詮俺の子どもだ」。田山は、上手いッぽい演技を、ちょけってやるというすごいことになっている。対して、一太郎は鬼のようにベタ。ぬーとぴあのすばらしさについて、一人一人の名前をあげながら、桃太郎侍のような科白まわし。おやぢじーんとするかと思ったら「偏差値35が青臭いこと言うな」。オヤジ料理しまくり。そして許す。ほんと?? 東大マンに無理だと言われる一太郎。なつめいきなりバタフライするっと「かつみさゆり」。東大マンちやほやで、一太郎ショボーン。やけになってビールぐびのみ。傷口に辛子を塗るようにして、「ゆーた、あんたぺっとなんだからなんかやってよ」で、リンボーダンス。みのり「バカ」。わけわからないまま、優太とみのりの恋愛模様がかき乱されて、ギターりふりふの終了。エンディングは、麻美ゆまとなつめ。「かつみさゆり」だけじゃなく、「ミラーマン」系も出てしまいますた。予告にはぶっとび、「かつみさゆり」連発。そして、来週はなんと猫ひろし登場。
チャブ山崎が虎の門で久々のデニーロ@りちゃほ仕様のあてぶりしていた。パッション屋良のような動作をしたのにはワロタ。ちそことうそこ一文字違い、・・・・三文字違い。すげえわらった。ダメだな。私はこういうくだらないダジャレみたいなのがものすごく面白く思えるようになっている。そのあと一節太郎というか、東映ヤクザ映画みたいなオサーン=これがシベリア文太?が王選手のしっこ。ひでえ。やり放題だと思ったが、あまりの面白さに笑った。よくわかんねぇけど、この一発芸祭りみたいなの面白いね。インパクトをメジャーな人がやるみたいな。