『ニューヨーク・ドール』@銀幕会議

 土曜の夜はD深をみるためおきている。銀幕会議で、『ポセイドン』の予告編が流れるということだから。配給会社の人が来ているのに、女子アナの椰子を中心にけっこう言いたい放題。ある意味井筒和幸監督よりすごいこと言っていたかも知れない。だって、海洋学者のセンセまで連れてきて、ポセイドンの転覆自己が旧作も新作もありえない、リアリティないとかゆっちゃっていたからね。あと、最初の数分はCGのし、ポセイドン号全部CG。これ撮るのにものすげぇ時間かかったんだよ。二年くらい。とか制作会社の人がゆっているのに、意味あるのみたいな。w でも、スタジオもつかっていて、この配合によってリアリティづくりをしているってことらしい。これまでのパニック大作長すぎる。タイタニックなんか、事故まで一時間半もかかる。そんなんじゃ、最近の若い椰子は立ってしまう。だから短くしますた。そう配給会社の人がゆってました。
 この番組は、かなりすごいよね。『ホテル・ルアンダ』もけっこうはやく紹介していたし、それなりのポリシーを感じるときもある。今回も『ニューヨーク・ドール』を紹介していた。佐野史郎は、「始めて予告見て鳥肌立った」とかゆってやがんの。ピストルズつくった服屋のオサーンが、パンクというコンセプトに逢着したのは、ニューヨークのCBGBで、そこでぶっ飛んでいたのが、ドールズで、いけるぜ、服も、音楽も大もうけだぜみたいなふうだったのが、もうみんなぶっ壊れていてどーしようもなかったって話は有名だよね。ドールズの生き残りが図書館の仕事をしていて、その椰子の語りを中心に映画はつくられているらしい。原稿からの逃避と言うこともあるし、見に行こうかなぁ。w

http://www.nyd-movie.com/
ニューヨーク・ドール
英題: NEW YORK DOLL
製作年: 2005年
製作国: アメリ
日本公開: 2006年6月3日
(シネセゾン渋谷)
上映時間: 1時間19分
配給: ファントム・フィルム
ビスタ/ドルビーSRD

チェック:多くのミュージシャンに多大な影響を与えた伝説のロックバンド“ニューヨーク・ドールズ”の元ベーシスト、アーサー・ケインの一風変わった人生を追ったドキュメンタリー。バンド解散後はキャリアの低迷やアルコール依存症どん底まで転落するが、モルモン教と出会い、生活を一新させた。そんな彼の平凡な日常と、長年の夢だったバンド再結成がかない、2004年ロンドンで行われたライブの模様を映し出す。疎遠だったメンバーとの再会を喜ぶアーサーの姿が印象的。

ストーリー:L.A.郊外の図書館で働くシャイな55歳のアーサーは、70年代伝説のロックバンド“ニューヨーク・ドールズ”のベーシスト、アーサー・“キラー”・ケインと呼ばれた男だった。バンド解散後どん底の日々を送っていたが、1989年にモルモン教に改宗して生活は一変。それから15年後、平凡な生活を送る彼の元にバンド再結成の話が舞い込む。
http://www.flix.co.jp/movie/T0004437

 予告座の上映は、採点鬼低くて、最短記録だったみたいだけど、映画作りのありかたをがっつり示しているものになっていた。それにしても、これが『Uボート』を撮った人が撮ったっつーからね。すごすぎるよね。ある意味。つまり、映画システム。映画手法。『Uボート』と言えば、名作なんでしょ。艱難辛苦のあげく、帰還して、パンパかパーンで、めでたしめでたし、やったぜ!ハイタッチってところで、飛行機が来てバババババでみんな氏ぬの。口あんぐりで、ふざけんな、げーじつとかしてねぇで、もっとバカっぽく逝って欲しかったと言ったら、岡大の学生とすげぇ言い合いになったことを覚えている。そんな人が撮ったのが、『ポセイドン』。堕化したのか。見に行きたい。
 今日の功名が辻は、ついにぶっとんだ信長は、朝廷もへったくれもねぇとかいうカンジで、テンパっていて、いさめるものは粛清、でもっていよいよ本能寺でござるわけですね。目に浮ぶような演技で、w もっこ舘ひろしが、人生50年とかやって、最後は炎の中で目をむくんだろうな。わははははは。

第22回「光秀転落」(6月4日放送分)
武田討伐を果たし、「余がこの国の王である。朝廷にもわからせてやらねばなるまい」と絶頂に立つ信長(舘ひろし)を、光秀(坂東三津五郎)は必死に諫止。一方、一豊(上川隆也)は、秀吉(柄本明)から信長へ援軍を請う使者として安土にいた。そんな折、家康(西田敏行)接待の場で、腐った魚を出したと信長から罵倒された光秀は、この上ない理不尽な命を受ける。光秀の目に絶望の光が揺れた。そして、信長は本能寺へ……。
http://tv.yahoo.co.jp/
一豊(上川隆也)は備中高松の秀吉(柄本明)から信長(舘ひろし)へ援軍を請う使者として安土にいた。家康(西田敏行)接待の場に居合わせる一豊。席上、光秀(坂東三津五郎)は信長から領地召し上げのうえ、秀吉援軍の兵を出せという命を受ける。光秀の中国出陣前夜、信長は本能寺に入る。そのころ六平太(香川照之)は千代(仲間由紀恵)に長浜から逃げるよう言う。天下を揺らす争いが刻一刻と近づいていた。
http://tv.yahoo.co.jp/tv_show/nhk/komyo/

 あとはみてから。で、みたんだけどさ、三津五郎もサルも上手いわけだけど、上手さがまったく異質じゃないですか、それを上手く使い分けているところがすごいと思うよ。配役の妙。でもって、信長は誰かっということが、一番の問題だけど、同じロジックで見つけようと思ってもいないよね。だったらいっそもっこしってことなんですかね。いないよね。たしかに。2ちゃんにのぶなが配役専用スレがあるのもうなづける。