ますだおかだのつまらない方がw

 横浜に帰りますと、さすがに仕事の進捗状況が悪くなる。推敲だとか、あとは教材作成くらいしかできない。二年ゼミテキストのギデンズの一章複写を見ながら、質問事項などを考える。ながらでNHK将棋をみる。妖刀などとも言われた福崎文吾九段が、アナグマをやっていたので、見入った。何がきてもアナグマだったころは、タイトルも取り、名人候補だったのに、最近は解説を愉しんでいるカンジで、そんな生き方もあると思ったと同時に、将棋雑誌の付録のアナグマ本を読んで、すごいなぁと思った一人としてはやはり妖気漂う手がみたいと思い、また出そうな雰囲気も漂っていて、期待していたのだが、負けてしまい残念だった。まあ、年齢的には、さすがに辛いのだろうかなぁ。
 などと思いつつ、昼は「アッコにおまかせ」。安達祐実出産前にスピードワゴン井戸田潤がフライデーされますたというネタで大盛り上がり。安達母のヌード写真集の話なども交えつつ、曇る峰竜太の顔と思ったら、やっぱり出ました人気司会者MRのフライデーねた。峰「もう昔じゃないの」。とそのとき、和田アキ子の目がキラリと光り、「カメラマンが今狙うとしたらこいつだよな」とますだおかだのつまらない方(はてな談)をガチでご指名。うそ臭く動揺するつまらない方の椰子。笑っているけど、ほんとかうそか区別つかないけど、ますだおかだもう一人「アッコさんそれはやばいっすよ」。和田「これテレビではあかんネタか?めんごめんご」。つまらない方「めんごですむか!アホ」とまでは言わなかったけど、カメラを一身に浴びてまんざらでもなさそう。「アレは女房」「ホテルの部屋用意して待つ」「やっぱシテーホテルがぐー」など、ひとしきり大盛り上がりですた。
 本日の功名が辻ですが、長篠の戦いということが、やっぱりホームドラマ炸裂なものになっている模様。今将棋界が名人戦問題で激震なわけだし、この脚本家に続二人っ子でも書いてもらい、岩崎ひろみ菊池麻衣子などはおいておいて、成長したふたりっ子に将棋やってもらって、大ブレークしたらめっけもんみたいに思う人はいないのだろうかねぇなどと、思ったりもした。それはともかく長篠だけどさ、旭の夫って、女太閤記のときは、せんだみつおか川谷拓三かなんかがやっていて、生木を裂かれるようにして、破滅してゆくみたいになってなかったかなぁ。この辺はまあ謎なのか、それともちゃんと史実があるのか、知りたいといえば知りたいよね。

長篠の悲劇

 信長(舘ひろし)軍は長篠に無敵と呼ばれる武田軍を迎え撃ち、三千挺の鉄砲隊が武田騎馬隊を粉砕した。が、この時、旭(松本明子)の夫・源助(小林正寛)が流れ矢にあたって戦死。約束を違えた一豊(上川隆也)は切腹して旭に詫びようとし、千代(仲間由紀恵)もまた自刃しようと懐刀を取り出す。数日後、市之丞(津川雅彦)危篤の知らせが。枕元で自らの懐妊を告げる千代。市之丞は微笑し、眼を閉じる。
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 で、功名が辻みますた。最初は、な、なんと戦国通販。鉄砲を売るみたいな話で、長篠の戦いの歴史的意義のようなものを強調するかたちになっているが、ジャパネット高田仕様にする意味は、わかりませぶんです。桶狭間は雨で鉄砲を使えなくするために雨を待った、長篠は鉄砲ふすまで騎馬軍団迎え撃つために雨がやむのを待った、そこに信長の天才はあるみたいな。旭の夫は作事に生きがいを見出して、戦場に出向く。仕事振り検分のために引き返して氏ぬ。ここでも功名の愚劣がぬらっと顔を出す。でもって、千代ご懐妊。香川照之の屈折した演技と、長澤まさみの影の表現と、大喜びでカッカッカの一豊ちゃん。これが、旭の夫の死で、腹掻っ捌いてという一直線になるという力技で、強引にリアリティの臭みを抜くといいますか、すごいですねぇ。w 千代にガキができて、「あばよ」と犬ナオコのようにサル小りん。もうでないんだろうか??旭に笑わせてくれと言われ、仲間がふたたびトリックのように顔を手で引っ張ったりして、すずめの田吾作って、宮台真司愛読者なのか?わはははははは。わかりやすく、しかしそこそこの寓意が漂うってしかけでしょうか。しかしノリノリなんだけど、どうなんすか?視聴率とかは。