横浜高校優勝

 選抜で横浜高校が優勝したようだ。21点もとったらしい。八重山商工に勝ったときは、よれよれに打ち込まれたわけだが、あれは相手が強かったのかもしれない。早実は再試合のあとでピッチャーがよれよれ、清峰もPLのあとで緊張きれていたんだろうし、なんと言っても駒大苫小牧が出ていないということもあり、幸運の連鎖が呼び込んだ優勝という味方もできるだろう。渡辺監督の半生を描いた『落ちこぼれの甲子園』というのは私の愛読書のひとつで、監督が泣き虫とは程遠い鬼怖い分『スクールウォーズ』よりもリアルだなぁってカンジはする。愛甲の事件の時はバスの運転手とかやったりしたことなども、懐かしく思い出された。PL中村元監督と渡辺監督はプロ選手を多く育てていて、けっこう支持者も多いらしい。
 駒大苫小牧の香田前監督も負けず劣らずイイ監督で、しかもエースの田中投手は松坂以上ということで、みることができなかったのは実に残念だ。夏はそういった意味でもちろん楽しみなのだけど、神奈川大会は鬼厳しいので、これでもわからないくらいだろう。なら、北海道のテレビ局かなんかが企画して、駒大苫小牧横浜高校の練習試合をテレビ中継とかしてみてみたいけど、またぞろ教育云々が出てくるんだろうね。しかし、WBCを見てから高校野球をみると、何じゃこりゃっていうくらいのレベルで笑えるものがありますね。